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【外伝5話】少女の蛮行。

外伝5話です。


現在渋谷区、原宿の竹下通り。


そこには様々な人がいた。しかし、衝撃波が放たれたこの場所には、先ほどまで楽しげにこの通りを徘徊していた人間だった肉塊がある。


その死体から流れる血の匂いと、こじゃれた香水の匂いが鼻をつんと刺す。もはやどんな容姿であったかもわからないくらいに歪んだ四肢と骨、それが5、6体くらいそこに転がっていた。


「…おまえ、何人殺した?」


黒いネクタイをするりと取り、足元に血が飛び散った不気味な女子中学生にそう問う。


「私…もう辛いの。勉強頑張っても、何しても、親から褒められなくってさ…ここって、正直治安悪いじゃないですか~?だから、そういうやつらを~…殺したの」


その女はくせ毛こそあったものの、容姿端麗であり、とても世間に不満を向けるような人間には思えないような風体であった。


「私…親に言ったんですよ…『私、辛いからもう勉強したくない』って…そしたらお母さんとお父さんは…『お前が奇妙な力を持っているのを隠し続けられたのは俺たちのおかげ』なんて言っちゃって…ひどいですよね?」


その少女の目には輝きが一切なかった。


「私…殺したんですよ。能力を使って、殺したんです。もうウザくて、苦しくて仕方ないって気づいて殺したんです…フッ、アハハッ!!やっと、やっと解放されたんですよ!!!!じゃあもう何してもいいじゃないですか!!!」


彼女はまるでお笑い番組を見ているかのように、大声で、幸せそうな顔をして笑う。


「で、私、能力を初めて使って、ほかにもそういう人いるかもって思ったら…いたんですよね、そういう人が集まるグループ!!!いろんなことを教えてもらって…できたことは何でも褒めてくれて…嬉しくて…その人たちのことならなんでも聞きたいって思って…殺したんです」


ぎろりとにらみながらその少女を眺める速。


「自分が幸せになるために関係ない人間を殺すのはちげぇだろ。ま…親に関しては同情はするけどな…加速!!!――――


青白いエネルギーが全身をまとったと思った瞬間、速は新たに打撃を加える。そして、その後に音速の蹴りを繰り出した。


土煙の中に見えたのは、その攻撃を無傷で受けきる少女。右手と左手にエネルギーがゆらゆらと見え隠れしている。


(こいつ、干渉系か…自分をエネルギーでまとって強化してやがる。防御系か?)


「あなたの能力…干渉系だけ…で、『加速』?早くても攻撃が通らなくちゃ意味ないですよね…!!!!」


その少女は蹴りを左手で受けた直後、余った右手にエネルギーを込めてボディーブローのようにして、速の顔ににその大量のエネルギーを打ち込もうとする。しかし、速はそれをぎりぎりのところで躱した。


殻ぶった右手から放たれた大量のエネルギーは宙を穿ち、またもや衝撃波を生み出した。その衝撃破は地面にまで響き、固いコンクリートにヒビを作った。


それを見た速は


「お前、素のエネルギーで防御したのか…もっと見せろよ、お前の能力。」


と、余裕ありげに言った。



エネルギーにはエネルギーが二種類存在し、一つは何の能力も持たないエネルギー。もう一つは能力が付与されたエネルギーである。


この素のエネルギーは相手の素のエネルギーと同等のエネルギー量をぶつけることによって中和、消失する。しかし素のエネルギーを戦闘にて運用するにはあまり向かない。簡単な防御や、テレパシーなどに使われるエネルギーが主で、そこまで使えるものでもない。


一方、能力が付与されたエネルギーは個人で差があり、あるものは岩を動かし、あるものは全てを凍てつかせ、あるものは火を生み出す。能力が付与されたエネルギーは個人によって差があるため、運用方法にも差ができる。


そして、その個人差が出る能力には三つの区分が設けられている。


一つ目は「干渉系」自分やモノに対しエネルギーを流し、特定の運動や事象を行使する。(例:怪力、加速)


二つ目は「発生系」自分から能力付与エネルギーを作り出した瞬間事象が発生する。(例:ハイロキネシス、エレクトロキネシス)


三つ目は「操作系」モノにエネルギーを流し、自分の思いのままに操作する。操作系のみの能力者はほとんどおらず、基本干渉系か発生系と一緒に出現することが多い。(例:サイコキネシス)



「私の能力は『身体強化』…今からあなたを…殺しますね?」


彼らはそう言って、狭い通りでの攻防戦を再開した。

今回は説明が難しく、結局本人たちがペラペラしゃべるというよりも、ナレーション形式にしてしまいました。ホントごめんなさい。小説って書くのむずいですね。もっと勉強します。

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