表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/36

【外伝4話】戦闘開始。

外伝4話です。

「戦闘態勢」


突如、原宿の人が最も集まるとも言われている竹下通り。


そこに、超能力を自分のためのみに使い、人にあふれるエネルギーを回収するためのみに殺戮を行う「暴徒」と呼ばれる存在が出現した。


「俺が行きます」


真剣なまなざしを現れた残影に向けてそう言い放つ速。


高校生の緊急局員以外の一般人は、残影の方向から真逆の方向へと駆けていく。


何かから逃げるように、必死に死から逃れるようにある人はヒールを折って、ある人は高級であろうバッグを投げ捨てて逃げていく。


「待ってください。セーブしますので…」


ポウ、と有坂のエネルギーを収束させ、速の背中にそっと触れる。


「セーブ」という言葉と同時にエネルギーは有坂の中へと戻り、速の周りは一瞬青く光る。


「一人ずつ全員セーブします」


というと、一人一人の体に触れ「セーブ」と言葉を発していく。


全員分が終わると、炎堂はすぐさま赤い炎を右手に小さくまとった。


「俺は速と零のサポートに徹します。先輩たちは一般人の避難をお願いします」


「うん、和人、頼んだわよ。私と速であいつを追い詰めるから、一般の方々にとんだエネルギーを防いで」


森田は何かに気づいたようにハッとし、三人に状況を伝える。


「…!!おい、一年…あいつ一人だけじゃないっぽいぞ」


彼が気づいたのは、ほかのエネルギーにまぎれた二つの大きなエネルギー反応であった。


彼の能力は鉄を操る能力であり、一般人に紛れ込ませた砂鉄からあふれ出したエネルギーを感知したのだ。


「やっぱり砂鉄をまいといて正解だったな…おい、炎堂は命と俺の言った位置にいる暴徒を沈めろ。有坂は俺と零と一緒に同じく別の場所にいる暴徒を…速。一人で行けるな」


「おっす。いけます」


右手で左肩を抑え、左肩をぐるぐると肩を動かしながらそう言う。


「はい。わかりました。真美ちゃんはバックアップお願いできる?」


と、眼鏡をくいッと持ち上げながら有坂のほうを向き、そう問いかける。


有坂は「うん。いけますよ」


と、左手をゆっくりと手の前に持ってきて、ぐっと握りしめた。


森田は炎堂と零に砂鉄の詰まった、5センチほどの小さい巾着袋を渡す。


「これに引っ張られた方向にいる。そして、俺は一般人に対する被害を最小限に抑える。わかったな」


作戦概要を伝え終わると、皆別々の方向へ歩く。


「達成条件は…死人を出さないこと。作戦開始!!」


すると、速はエネルギーを全身にまとい、音速ともいえるスピードで逃げまとう一般人を避けつつ、200メートル先にいる暴徒に向かって思いきり蹴りを入れた。


それを左で軽く受け止めるようにして、


「公安局員って高校生だろうが死線に立たせるわけ?大人としてどうなの?」


その少女は中学生のようなセーラー服を身にまとい、小さなピンクのバッグを下げる。


少女は軽い冗談を吐き、にやりと笑う。


「誰がてめぇを死線認定すんだよボケ…!あと、お前も中学生くらいだろうがクソガキ…!!!」


大きな衝突音が竹下通りに響き渡った。

遂に戦闘が始まりました。明日はこの世界におけるエネルギーと異能について詳しく書こうと思ってます。戦闘に付け加えて、今までの話に矛盾が生じないように頑張って考えたんでぜひ見てください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ