“『リアル』は『創作ブツ』よりも……”
「絵理撫、ほら、移動するよ。」と、地味男サンが、ね。“エリナサン”とやらはしぶしぶと返事してたよ。orz.
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そんなわけで店を出た俺達だったけど、“コンキチ”が言い出したのだ。“どうしてついて来るの?”とな。
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えっと。なにいっちゃってんの、コンキチこの小学生ボーイ。………見捨てる気かよ?ジョーダンだろ?
「ーーなんでって、おまっ、ふざけんなよっ」と、なんだかさっきも言ったようなセリフをはいた俺だった。orz.
「あー………紺。……とりあえず赦してやれよ。………な?」と言ったのはカーズィさんだった。さすがイケメンだぜっ。もっと言って!
「カーズィってば。許すも赦さないも。僕は“何もしない”よ。」と、コンキチは言ったのだった。俺、意味わからん。なんなのコイツのさっきからの、なぞかけみたいな言いまわしは。思わせぶりムカツクわ〜。
「ちょっと良いか? 紺も、カーズィも。後から面倒だから、俺は“被害”は最小限にしたい。時間だって“有限”だろ? 俺も和希も其処迄暇でも無えんだよ。ついでに紹なんかもろ“受験生”じゃねえか。遊んでもいらんないだろ。なあ?和希。て、事でだ。今回は紺が“大人に成れ”よ。な?」
と、俺がむかついてたら、アツノサンてひとがコンキチに言ったのだった。コンキチ、言葉につまって“わかった”………て。ちいさい声でな。はっ、ざまあ!俺大人げないって?いやだって俺未成年だもん。“生意気”にはイイ薬だろ?
んで。さくっ、さくっ、さくっ、さくーーーーーーーーーっと。ーーーーーーーーーーーーーーはい、歩きました。結構歩いたぞ?ぉぃ。街から出ちゃったもん。人気全然無いよ。…………………………大丈夫か?これ?
「真逆の王道ルートだった。」と、コンキチが言ってる。何のことだよ?
「ま、無難に、な。行くぞ」と、アツノサンとやらが。俺が発言しようとしたら、後にしろって、さ。…………………………………。今どこに居るのか?と、言うとだな。
「…………なにこれ洞窟?」…………て、場所の“前”だったわけだよ。××××××
ま、岩の“壁”だな。で、その壁の一部に入口らしき場所が、な。んで今“その前”なわけだ。アツノっておにいさんが手をかざすと“扉”みたいなのが、開いたわけよ。…………センサー??? んで当たり前みたいに入ってったのよ。えぇー?!? 行っちゃったよ…………。なあ?頼むからさ? もう少し丁寧に、ものごとすすめて、くんねーかな? …………なあ?
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…………
…
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‥‥…、? はれ? ここ、ドコだ? や、なんかだね、洞窟?入ったトコまでは、覚えてんのヨ。ウン。で、だ。……………なんかの香りが、しなあ?と、思うか思わないかくらいで、記憶途絶えてるよorz.
で、ココ、ドコ??? え? ああ、イヤ。例の“アツノサン”とか、モチロン“カーズィさん”トカ。ミンナ、いるヨ? いるケド、さ?“洞窟を出たら、ソコは「違う町」デシタ”ーートカ、は。…………………。アリ、ナノ??? え?いや別に白くはないけど、さ。景色。メッチャ“田舎町”来たヨorz.“ノドカ〜”ダヨorz.…………。
ナンナノ?コレは? ファンタジーなの? あ、ファンタジーだった。orz.orz.