“わっか、ら〜ンッッッ!!!”
「……………………………………………、フザケてンの?」
「大・真面目、です。」
俺の言葉に“コンキチ”が答えた。××××
「僕は“紺”だってば! “キチ”付けないで! ふざけてるのは、君でしょ!全くっ」
「ぷはっ、紺ちゃん、可哀想〜。 なあ〜? 失礼な奴だな? おう、紺ちゃん。可愛い顔台無しだぜ〜怒り治めて。な? 紺〜ちゃん。」と、“瀬野尾”が。はんッ!優男メッ!
コンキチとオマエがどんな知り合いか、知らんがーーな? はたして“コンキチ”君は“カワイイ”ですか、ね〜? 地味キチ君、ダナ。 ナノニ・偉ソウ・ナ・態度・デ・“可愛ク・無イ”ヨ。コンキチ君。
“ブ・ソウオウ”テ、アル・ジャ・ナイ・デスカ、コンキチ、君。 ………瀬野尾、もしや、………バカ?
「頭悪いだけだろ。紺、そんな奴は放っとけ。」
てさ。 “アツノ・サン”て人が、言う。…………ムカッ。頭悪いって、ちょっとヒドいナ。ソコマデ・アタマ・悪く・無ィ・デス・ョ。 フツウ・デスョ。フツー。 フツ・メン、デス・ョ。 学校一、“性格ィィ”・トカ・言ワレテル・コ・ノ・告白・トカ・重インデス・ヨ。 ワカル? 良イ子ハ、無理。ナンデ?
つり合わねージャン。俺では。頭が良くて、性格が良くて。美人では無いけど、まあ、普通に……悪く無くて。中の中くらいには、可愛いくらいのフツ女子で。んで、イイ香りがシタな。……………ン? ナニ、考エテンダ? オレ?? ……………今ソンナ場合ジャ、ネーヨッ!
なんかさっきからずっとイライラしてんなー、おれ。 あぁ、何でこう成った。俺は何か悪い事したわけ?何かの罰ゲーム? これ。 てかここホント何処なんだよ。何で俺こんなトコに、居んだよ。ホント俺が何したってんだよ。なんもしてねーよ。……………………………………………………………………。しいて言えば、
そうだよ。しいて言うなら俺なんて帰ったってツライだけじゃん。それが何で“帰りたい”とか思ってんだよ。何でだよ。美津原サンは何で俺の事なんて“優しい”とか、思ったんだよ。俺はーーそうだよ。
何もしてねーよ。色んな意味でな。何だって? さっきコンキチが言った事。“逃走”すると何だって?
何だよ“消滅”って。消えてなくなれってか。はっ! そうかよ! 消えちまった方が、楽だったかも、なっ!
「ねえ、何で君はそんな心にも無い事で思考を埋め尽くして逃げようとしてるの? 僕には意味理解ん無いんだけど。君は消滅なんて望んで無いじゃん。 “生きたい”、助かりたいって“魂”が言ってる、“叫んでる”じゃん。 “助かりたい”から“彼奴”から逃れられたんでしょ? 助かりたいから、君の存在は未だこうして“存在してる”んでしょ? だったら、何でなの?
“理解ってる”んでしょ?
“ファンタジー”は信じてても、どうして肝心な事、信じようとしないかな? “怪奇現象”でも目撃したら、信じるの? あ、ーーーーでも、そっか。うん、そんなモノなのかな?
仕方無いの、かな?
カーズィだって最初僕の話信用しなかったものね。だったら……………良し、じゃあそうしよう。うん、決めた。」
と、“コンキチ野郎”が、ブツクサ言ってた。………………なにを信じるって?
「…………、紺?」
“カズキ”って呼ばれた人、すげえ“地味”な、人な。その人が言った。言われた“コン”は、カズキって地味男サンに、向き合った。…………何だよ?
「“回収”対象が回収に至る迄に達していないので、“実感”してもらいます。」
「…………、つまり?」
と、今度言ったのは、アツノ・サンて人だ。××××
「“カーズィの時”療法で、いきます。」ーーと、コンキチが言った。 “ね?カーズィ?”と。 見事に“わかんねえっッッ!!(ꐦ ´͈ ᗨ `͈ )”ワ。 (ㆆ_ㆆ)( ・᷄ὢ・᷅ )( ・᷄-・᷅ )(。ŏ_ŏ)( ・᷄-・᷅ )。
はぁ?!
コンキチはそんな俺にニヤリッっと笑った。…………ように、みえた。
「え、ちょっ、紺っ、頼むよ、此の坊や“置き去り”はやめてくれよ? ………っ、俺は今、
“優サン”で手一杯だからな? “行かない”から、な?
だって、な? ユリシアが愛おし過ぎて…………っ、此の坊や……………じゃ、なかった。おっといけないw
“三耶”送って“行く”とか。とても出来ん。今の俺、ユリシアと離れたら、“死んじゃい”ますから。
理解った? 紺ちゃん?」ーーと。“カーズィ”さんが言ったのです。……………………はあ?
“マサルサン”、はい俺わからねー。“ゆりしあ”? 知ら〜ん。なにそれ? あとなに? “送ってく”とか。
俺が自分で“帰る”のは無理言われて。んで? それが何で“カーズィさん”なら、“出来る”わけ???はい意味分かんないね。マジで“逃亡”してやろうか? “消滅”だと? はっ! “やってみろ”よっ。出来るモンなら、な!
俺はチラリと“扉”を、見た。店の入口を、な。簡単じゃねーか。なあ? 逃げて隠れて、こいつらやり過ごして、そんで家に帰りゃ良い訳じゃねーか。……………………なのに。
俺は一体“なに”にびびってんだ? 出口は見えてるのに、な? ……………………っ、ちくしょう……………っ。くそっ!
と、その時だった。“貸切り”のはずの店の扉がまた“開いた”のは。っ?!
「あっ、和希さま。もう用事はお済みになられましたか?」と。
美女が入って来たのは。っ、っ! ……………!!!!!!っう?!?! っ!!!
「あ、絵理ちゃん。」
「oh、お姉様。」
「ああ、ごめん絵理撫。未だ済んで無い。お菓子は買ったの? ん? はい、おいで。ん、」と。
…………………………ん?
「…………………来てたのか…………………………、姫さんも。」と。………………ん?? ヒメ……………???
俺はそう言ったカーズィさんを、目をぱちくりとさせて、見たのだった。が、
それ以上の、事態が。………………っ、っ!
とたたたたた………………っ
どんっ!
「おっと。体当たりやめてって。ふう。あ〜はい、はい。買い物つきあえ無くて、ごめんな? とっ、ちょっ、こら!」と。…………………………っぅっ!!! なんなのっ?!
「………………なんで………………美人が“地味男サン”……………に“抱きつく”んだよ…………」
“カズキサマ”って言った美女の人は、…………………俺の口からはこれ以上言えねー。 っ! くうっ!
「やめなって、絵理撫。後にして下さい。……………、怒るよ?」だって、さ。
「絵理ちゃん、その辺にしときな。ほら、態々此処でKissせがまなくても、和希逃げねーよ。
君の“馬鹿兄貴”迎えに行くぜ? 間違った、“説教しに”、行くぜ? ーー和希、甘やかすな。
時間“無い”ぜ?」って。“アツノ”さんが。orz. そうだよ、美女おねーさんは“地味男サン”に、キスの嵐を降らせてたんだょ。orz.orz. なんでなんだよっ
わかるかっ、こんなもん! グレそうだワッ! グレてやるワッ!
……………………おれ! っ、泣かないからね?!