“メッチャ日本語的な、オニイサン。”
「はいよ、もしも〜し。あ、“カズキ”か。うん、今、そう。“アマミ”だよ。え?“ヨウセイ”の?ああーー」と。
聞こえました。…………………はい?ええはい、日本語ですね。…………。えっ!うそお!
× × ×
言葉っ!言葉通じるよ!多分! ああ!おにいさん、いっちまうよ!っ、捕獲っ!がしっ!!!
“うおっ?!”て、言われた。はい、ごめんなさい。×××
× × ×
「ーーは? “異世界転生”?」
「あ、うん、あ、違うか、“転移”ね。転移。移動して来ただけ。ちと信じられないかも知れないけど……」
「いや?」
「………、はい?」
「いや“知ってる”から。」……………………と。何を?!××××
「ん?何って。“転移”だろ? 俺“出来る”から、信じるわ。“ミツヤ”だっけ?名前。あれだろ?“名前の無い星”の住人なんだろ?要するに。因みに俺は“行った事有る”から、な。うん、“アキバ”でお買い物、楽しかったぜ?」と。……………………………………………………………。俺は叫んだ。
「あんた“日本人”だろっ!」と。×××××××דアキバ”言ったよ、コノ人。何電気街の家電の話してんだよっ!便利かっ!
××××××××
はぁ、はぁ。失敬。呼吸乱れたわ。くそっ、たくっ。ありえねー。あり得ねぇよ。ええと、まず。この美人なにいさんの名前は…………あ、待って。まず俺の名か。俺は「“三耶”って、書くのか。うん、覚えた。」ーーと。えっと、この美人ニイサン、漢字書き始めましたよ??? なんで???
思わずジト目で睨んじまったじゃないか。ジト〜と、な。うん、失敬。悪気は無い。
「“カーズィ”さん……………でしたよね?」と、俺は問い掛けた。美人さんは答えた。
「ん? ああ………“カーズィ・キルシュ”だ。此の星は“酒星”。“酒”の星だ。造った奴が酒が好きだったんだ。駄目な奴でな〜俺の知り合いに、退治されたわw で、だな。あ、来たな。
お〜い、アスタ。悪かったな。」と。“手”を振った。
“合図”された男は、俺達のいた店内に入って来て、このカーズィ・キルシュさんに答えた。“ああ”と。
「“待たせた”」と。
「いや、呼び出したのこっちだわ。何か飲むか〜?」と、カーズィさんが言う。アスタってひとは俺をチラっと見て、とりあえず座った。で、「陽藍はいないのか?」と、言ったんだ。ん?誰?
カーズィさんが、
「忙しい奴だからな〜帰ったばかりだしな。で、此の坊やだけどさ、」と。……………坊や俺?ぉぃ。
と、そこでまた、店の扉が開いたのだ。“お待たせっ”と。ん?あいつてか、“あのこ”が“ヨウセイ”なわけ???
“子供”だった。小学生くらいの。
「あっ、バーシル君っ、来てた! お待たせっカーズィ。此の前振りっ。で? “さてと”、だね?あ、その子?」と、小学生は言ったのだった。
「あら、紺さん。お一人ですか? 珍しいですね?」と。店員のおねえさんが、言っていた。“コン”と。“コン”少年は頷いた。“みんな忙しいからっ”と。嬉しそうに。「僕もう一人前だしっ。」と。うん、そんなワケねーだろwおまえ“少年”だろw
つか待て。“その子”って、俺の事??? ………………。ばかにしてね?俺はほっぺた引き釣らせたのだった。ひくひくと、な。(」°д°)」