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No.1 異世界転移とかいうけど殆ど拉致だよな!?

…ここはどこだろうか?

…俺は…誰だ?

…記憶がない。

…今まで何をしていたのだろうか?

…ただ…これだけは分かる。


…俺は童貞だということは…?

…って嬉しかぁーねぇーなー!


あっ!少しずつ思い出してきたな…。

確か、俺はあの時…!


〜〜〜


その日はとても暑い…そう真夏日だった。


俺は汗をかきながらも山を登っていた。

…無論、学校に行くためだ。


ここは"ど"がつく程の"ど"田舎なんだ。


学校は山の上にあり、登るのに1時間はかかる。

周辺にはショッピングモールやゲームセンターなどがいっさい無い…マジ田舎だ。


じっさまやばっさまが自分達の畑を永遠と弄ってる様子を見ながらも歩き続けて、今は山の中腹辺りか?


マジたりぃー。なんでこんなど田舎に産まれたんだ?

もうイジメだよ、これは…。


俺以外の友達はみんなスマホを買ってもらっていて、最近では友達の話についていけなくなってきた…。

だから俺は大抵、本を読んでいる。少し寂しい…。

これがボッチか…。うぅ…。


もう今では本が俺の友達のようなもんだ。少し寂しいがもう大体慣れてきた。


今読んでる本は図書館で借りた"変"な本だ。

何が"変"かって?

そりゃあ…この本、何も書かれてねぇんだよ。


だからさ、気になって色々と調べてる。

…そしたら、最後のページになんか読めない字が書いてあったんだ。


「£#|^*〆:¥」って感じ?


ただ単に記号が並んでいるようにしか見えん。

これマジでなんなんだ?

スマホ持ってる友達に検索してもらっても何も分からんしよー。


そう思いながらも俺は鞄から取り出したその"変"な本の最後のページを開き、なぞってみる。


「なんも起こらんよn…」


急に本が光だし、俺の意識がなくなった。


本の光が収まった後…そこには誰もいなかった。

この日、俺こと南条 傀儡(なんじょう くぐつ)はいなくなってしまった…この世界から。


〜〜〜


そして冒頭に戻る。


「なんであの時に本が光ったんだ?読めない字をなぞっただけやぞ?しかもここどこだよ!!!」


俺は頭を抱えながら叫ぶ。


「マジなんなんよ…。俺が何をしたってんだ…。かーちゃんのまっずい飯が食いてぇ…」


かーちゃんのことを思い出しながら涙を少し流す。


「じーちゃん、ばーちゃん、とーちゃん、かーちゃん、にーちゃん、ねーちゃん…それにタマァ…」


家族のことを思い出し、更に涙が流れる。


「うぅ…。俺、どうやって帰ればいいんだぁ…」


ちーちゃんにまだ告白すらしてねぇってのにぃ…。

童貞を捨ててもないのにぃ…。

アニメの第3期が来週から始まるのにぃ…。


「…くそ、ウジウジしてても無駄や!…まず、此処がどこかっての調べるか…」


周りをキョロキョロと見る。


「どこを見ても岩、岩、岩ぁ!こんなんどうすっちゃいいねん!…唯一の救いは此処が行き止まりではないっつーことか?やけど、なんか出そうで怖いぃ…」


周りは岩だらけだし、暗いし、なんか湿ってるぅ…。


「はぁ…確かラノベ系の本ではこういうのを異世界転移っつったっけか?…んで此処はよくあるダンジョンとか?せめて即死級のヤバめの所じゃないようにお願いしたい…。違ってたら他に説明思いつかんわ…」


あるあるやとステータスやらがあるはずなんやけど…どうなんだろうかね?


「ステータス?なんちゃっt…」


ステータスと言った瞬間、音もなく急に透明なプレートが現れた。


「はぁ?マジで異世界転移系かよ…。何々?」


【異世界アルマティトへようこそ】

【貴方はこの世界で帰還方法を探すも良し、この世界に存在する魔王を倒すも良し、この世界を謳歌してください】


【…その前にこの初心者ダンジョンから生きて脱出をしないといけないけど…】

【まぁ、その点は大丈夫でしょう!貴方にはチートが授けているので!】

【フフンッ!私お手製ですよ!貴方の運次第で最強にもなれます!どうか楽しんでくださいね!】


「はぁ?楽しめる訳ないじゃん!こんなん拉致だからなぁあ!チートを授けてるからって許されることじゃあないぞ!こんのクソボケェがぁぁぁああ!」


透明なプレートを殴ろうとするがふっつうに通り抜けてしまう。


すると、新しく文章が現れる。


【えぇぇぇぇえ!!!いいじゃんいいじゃん!チートだよ?最高に超超超凄いんだよ!?別にいいじゃん!私の管理世界に呼んであげたんだよ!?そこは泣いて喜ぶとこでしょうぉぉぉぉお!?】


「はぁぁぁぁぁああ!?ふざけんな、このクソ野朗!リアルタイムで見てやがんなら出てこいやぁぁぁあ!テメェのその腐った根性をぶっ壊してやらぁぁあ!」


本気の大声で叫ぶ。


またもや新しく文章が現れる。


【出るわけないでしょうが!バーカバーカ!私、女神なのよ!そうそう簡単に降臨できないわよ!こんなんだったら、こんなおバカにチートなんて授けなければ良かった!!!こうなったら、こうしてやるぅう!】


「誰がおバカだ!この阿呆自称女神のクソビッチのアバズレ脳天気ブサイクがぁぁぁぁあ!!!」


中指を立てながら唾を吐き捨てる。


更に文章が現れる。


【誰が阿呆自称女神のクソビッチのアバズレ脳天気ブサイクですってぇぇぇぇえ!もう許さないわ!さっきのにこれもこうして、こうしてやるぅぅぅぅう!】


「さっきから何してんのやら?…まさか!呪いかなんかでも俺に付与してんのか!?うっわー情けねー!」


その後、特に何もなく時間が過ぎていくのみだった。


〜〜〜


数分後。

いつの間にかに透明なプレートは消えていた。


「ちっ!ホント何がしたかったんだか…?」


….にしてもだ。さっきのである程度分かった。


「此処は異世界…しかも俺は召喚、いや拉致られた。チート貰ったらしいけどさっきの口論(?)によって俺に対してなんか迷惑なことを仕掛けられた?」


なんてクソ迷惑なことを…。


「…ステータス」


またもや透明なプレートが現れた。


異世界人…レベル1

HP…100/100

MP…100/100

攻…10

防…10

速…10

魔…10

運…10

スキルポイント…0(固定)


ギフトスキル

…ランダムガチャ[-]女神の呪い[-]

ユニークスキル

…なし

スキル

…なし


ランダムガチャ[-]

GPガチャポイントにより、ランダムでスキルを獲得できるガチャを引ける。


女神の呪い[-]

スキルポイントを獲得できなくなる。


【ざまぁー!これでアンタはスキルレベルを上げれなくなったわ!私に対してあんなこと言うからよ!】

【精々頑張るといいわ!バーカ!】


「てめぇ!また現れやがったな!女神のくせに情けねーぞ!覚えていやがれ!ふぁっきゅ!」


中指を立てる。


「ちっ!はた迷惑な!…ランダムガチャっつーの?これさえあれば女神の呪いなんて意味ないんじゃね?」


大抵こういうのってダブったら強化されそうやしな。


「試してみるか。ランダムガチャ!」


…シーン。


「別に言わなくていいのか?ムムムっ!」


頭の中でランダムガチャを使いたいと考える。


…すると、透明なプレートが現れた。


ランダムガチャ…1000GP

1回100GP

10回1000GP


「ふむ、最初から10回は引けるようだな?やってみるかな?ほいっと」


10回の所を触ると…。


剣術[I]

倉庫[-]

身体強化[I]

身体強化[I]→[II]

剣術[I]→[II]

槍術[I]

水魔法[I]

土魔法[I]

魔力操作[Ⅰ]

自動MP回復[I]


「おっ?おっ?おっ?なんか最初からいいのが出てきたな!どれどれ?ステータス」


異世界人…レベル1

HP…100/100

MP…100/100

攻…12

防…12

速…12

魔…10

運…10

スキルポイント…0(固定)


ギフトスキル

…ランダムガチャ[-]女神の呪い[-]

ユニークスキル

…倉庫[-]

スキル

…剣術[II]身体強化[II]槍術[I]水魔法[I]土魔法[I]魔力操作[I]自動MP回復[I]


倉庫[-]

物を無限に収納できる。


剣術[II]

剣を扱いやすくなる。


身体強化[II]

攻、防、速を20%プラスする。


槍術[I]

槍を扱いやすくなる。


水魔法[I]

ウォーターを使用できる。


土魔法[I]

アースを使用できる。


魔力操作[I]

魔力を扱いやすくなる。


自動MP回復[I]

MPを1分毎に5%回復する。


中々にいいスキルを獲得したな。1つはユニークスキル(?)だしな。


「…って俺魔法使るん!?」

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