神になった弟子と世界を憎んだ師匠
どうも、ぎりぎり締め切りに間に合ったよ!風見先生です!今回で最終巻です!悲しいよ~
でも皆さんが龍達の事を忘れない限り、きっと物語は続いていきいます!
さて今回は龍達がついに世界を救う最後の戦い、未来戦争を繰り広げます、そして涙の師弟子対決も
(涙)
さぁどうぞお楽しみに!
「見えて来たぞ…ここにまた帰ってくることになるなんてな…」
龍の体が痙攣する、ここが自分が仲間を失った場所であるからだ
「大丈夫だよ…龍…きっと彼らは君の事分かってくれるよ」
シエラは龍を後ろからそっと抱きしめそう言った
「あぁ…そうだな…」
「遂に来たか…音無龍…来い…最後の戦いだ」
八咫狐は空を見上げ龍達が来た事を知りシエラの無敵の艦隊を軍隊の様に綺麗に並べる
「覚悟は出来たか!龍!」
アルグが龍に声をかける
「そんなに震えなくても…私達がいるわ…心配しないで」
「龍さんが望むのであれば私は貴方に付いて行きます」
「お父さんとずっと一緒だよ!僕達は!」
「僕は龍さんと出会えて変わりました…だから次は僕達が恩返しします」
「師匠に…救われて…ここまで…元気に生きてこれたのは…師匠のおかげです!」
「龍さん…お姉ちゃんを育ててくれてありがとうございました…私は龍さんに最後までお付き合いします!」
「龍…君には…何とお礼を言えばいいんだろうね~素直にありがとうと伝えよう」
「龍…お主は立派に成長したのう…お主なら風見を越えられるのじゃ…」
「わしの修行を乗り越えられたなら」
「餓鬼!いや龍!貴様がわしに向かって何度も立ち上がり血塗れになろうとわしの攻撃をあの幼い体で受け止めた…本当に貴様は化け物じゃ!だから風見風子を己の師を越えよ!」
「俺は大事な息子にとても大きな荷を背負わせた…父親として…今…許してくれとは言わない…ただ…この世界と未来を救って…戻ろう…あの家族に…」
「拙者はもう少しも申すことはござらんでござる」
「お前ら…」
「我らは団長に救われました…だから…我々は命を懸けて貴方をお守りします!」
「覚悟は出来てる…これより最終決戦!未来戦争を開始する!各自!上陸しろ!」
「うおぉぉぉぉぉぉ!!!」
暁の進軍の軍員はエミリアの浮遊魔法でゆっくり地面に降りた
「来たか…それだけして…この神が生きる世界の存続を望むか…哀れな人類だ」
「龍…あれ…私のクローンだよ…皆ね…」
シエラは驚いていた
「そうか…でもあの数は…ふっ…造作もないな…たったの三億敵じゃない」
「でも彼女や彼らには自動再生プログラムが…」
「うちには機械のスペシャリストが居る…瑞咲…」
「君には悪いけどハッキングさせてもらったよ?どうやら自動再生プログラムを止めるには…この三億の中で親玉を探さなきゃいけない…時間が掛かるんだ」
「そうしたらどうするの?」
シエラは瑞咲にそう聞いた
「いい質問だね…シエラ…君はさ…マンチェスターでクローンを爆破してるね?」
「うん…させたよ…」
「その性質上…狂気しか無かった君は爆破耐性を付けてないよね?」
「多分…」
「そこから考えると爆発物は効くはずだから…シルに頼んでおいたよ」
「重かった~ロケットランチャーを改造してきました~四連式に~」
大きな鉄の箱をシルは持ってきた
「四連式で広範囲に爆発が広がる…ついでに彼らでも効くようなジャミング機能を付けておいたよ」
「すごーい!君!武器商人になったら~?」
シエラは拍手しながら瑞咲に言う
「嫌だよ…僕戦うのあまり好きじゃないし」
「えー!買ってあげるのに~」
「さて時間はない…俺達待ちのようだ…」
龍は浮遊した暁の国から飛び降りた
「俺はその武器は要らないな…」
黒い剣を鞘から抜いた
「敵を視認…全武装の使用を許可…抹消する」
シエラのクローンが龍に向かいミニガンなどを撃ち始めた
「今のが…大将の声か…」
チーターの様な速さで走りミニガンの弾を剣で弾いていく
「敵の生存を確認…武装変更…」
「悪いな…俺は簡単に死なないんでな…」
一万体のシエラのクローンの胸が斬られ爆発した
「共鳴機能…一万体がダウン…刀の武装を…許可する…」
「オラよ!綺麗に散れ…」
アルグが一万体のシエラのクローンをゲイボルグで刺し爆発させた
「更に一万体…ダウン…戦力…減力…二万体に核爆弾…を許可します」
「そうは問屋が卸さないよ!」
ナルセが核爆弾の使用を許可されたクローン二万体を糸で縛る
「悪いけどね…君達が爆発するんだ…僕達の代わりに…」
瑞咲はナルセが糸で縛っているクローン二万体に向かって改造したロケットランチャーを撃った
「め…めいいいれれれいいいが…解除…敵を目の前に視認…爆破します」
一斉に二万体のクローンが核爆弾で自爆した
「ふぅ~危なかった~」
「ありがとう!瑞咲!」
「どういたしまして…ナルセ」
瑞咲とナルセは瑞咲が氷で作った大鷲に乗り空に逃げていた
「ややこしいですね…弾数がいくらあっても足りない…」
改造したデザードイーグルでクローンを撃ち続ける
「仕方ないですね…それじゃあ…!」
シルの体が光りだし王の姿になる
「はぁ!」
シルのエクスカリバーを地面に刺した瞬間、地面から大量の光の柱が五万体のシエラのクローンの心臓部分を刺し爆発させる
「キリないよ~いくら斬っても!」
「お姉ちゃん!そうは言ってられないでしょ!」
桜夢と白夢は背中を合わせクローンを斬り続ける
「凜さんは?」
「そういえばどこに居るんだろうね」
「ふふふ…さぁ始めようか~!」
腰に付けていた鞘から刀を抜き刀をもう一つの刀に重ねる
「無明…天涯孤独の古の化け物…目覚めん…我…踊り狂え…」
「右手に修羅開世…左手に…終焉羅生…目覚めよ…仁王倶梨伽羅…」
凛の体が赤く光り鬼を越える殺気を纏う
「あははははは~!この感じ!最高だ!血が煮えたぎる!」
クローンが一万、二万、三万、とどんどん斬られて爆発していく
「復帰試合を始めようかしら…龍達を導かなきゃ」
「アクセプト…インターバル…マイ・ティアズ・ウィル・レイン・スピアー!!!」
空から大量の槍が降り注ぎ十万のクローンに突き刺し爆発させた
「何をそんなに足掻くか…愚か者共…」
八咫狐は不思議がっていた、彼女には理解できていない…何故龍達が戦うのかを
「見えた!あれが親玉か!」
「敵を視認…魔術零砲発動」
シエラのクローンの親玉の口から巨大な紫色の光線が放たれる
「うっ!はぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
龍は剣で紫色の光線を斬りながら前に進む
「敵の生存を確認…威力増加…」
更に光線の威力を上げる
「くっ…ここで負けたら…英雄もあの人の弟子も名乗れるか!!!!」
龍の姿がシエラと戦った時の英雄の姿になる
「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
紫色の光線を押し切りクローンの親玉の心臓を剣で斬った
「たたたたた…たいしょしょしよ…う…」
機能が停止し爆発した
「はぁ…はぁ…全く…面倒な物を作ったなシエラ…」
「ごめんね…龍…」
「これで全クローンの活動も止まるだろう…」
「馬鹿め…親玉を殺めても…振出しに戻るだけの事だ」
爆発したクローン達が地面から出て来た
「嘘…だろう…」
「クローン達が…」
「シエラ!何か分からないか止める方法を!」
「待って!龍!私なりに記憶を整理してるけど…そういえば…」
シエラは思い出した、クローン達を止める方法を
「緊急停止コードか~じゃあ~や~めた~で!」
「コードの読み込み…完了いたしました、そのコードをクローン代表の私に入力してください」
「うん~任せるよ~」
そこでシエラの記憶は途切れた
「龍!そいつを捕まえてて!」
シエラは龍にクローンの親玉を指さす
「分かった」
龍はクローンの親玉を後ろからホールドする
「放しなさい…」
「緊急停止プログラム!作動!」
「緊急停止プログラムを開始…貴方は…」
「シエラ・アルカナ・スカーレット!」
「シエラ・アルカナ・スカーレット…我が主と認識…緊急停止コードを」
「やーめたー!」
「解析…解析…解析不可…」
「え!?何で!?」
「シエラ!この時だけでいい!狂気の力を開放しろ!」
「わ…分かった…ふぅ~ふぅ~ネストウロボロス!」
シエラは狂気の力を開放する
「アハハハハハ!また戻れた~アハハハハハ!」
「シエラ…時間がない…早く頼む…」
「はいはい~焦らないでよ~アハハハハハ!裏コード~!マイ・クローズド・ハート!」
「裏コード承認…コードの入力を」
「や~めた~アハハハハハ!」
「解析…解析…解析完了…ただいまより…緊急停止します…」
復活したクローンも合わせ三億のクローンが一斉にその場で倒れた
「シエラ…お前…」
「アハハハハハ!忘れちゃってたよ~アハハハハハ!」
そしてシエラは狂気の力を解いた
「ふぅ~でもこれで止まったね…」
「だな…ありがとうな…シエラ」
「全然いいよ?龍」
「いよいよだね…」
「あぁ…この先に…あの人がいる…」
「龍…私も行こうか?」
「いや…一人で行かせてくれ…これは俺とあの人の問題だ」
「でも俺にもしもの事があったら…仲間を頼む…」
「行ってくる…」
龍はゆっくりと目の前にある階段を上がり始める
「師匠…俺は…貴女に恩返しも出来ず…失った…」
「エミリアはああ言ってるが俺はまだ貴女…ちゃんと…恩返しをしなきゃいけない」
「だから…俺のやることは…貴女に成長した…弟子の力を見せる事…」
「師匠と暮らした5年間は…楽しかった…」
「でも師匠が道を誤るなら…弟子の俺が導かなきゃ…誰が貴方を導くんだ…」
「だから俺は…貴女を倒す…例え世界が認めなくても」
心の中でつぶやきながら階段をどんどん上がっていくと辺りは夜になり後ろを振り向くと霧がかかっていた、そして龍は後ろの風景を見て驚く
「ここは…!師匠と…俺が住んでた町か…」
龍が迷い込んだのはそう龍と風子が朝ラジオ体操をしていた神社だった、しかし作られた
結界である
「着いたか…」
龍は階段を登り切りそう言ったその先には八咫狐が居た
「音無龍…とうとう私の前に姿を見せたか…待っていたぞ…可愛い弟子…」
「師匠…なのか…お前は…」
「無論だ…私は風見風子の成れの果てだ…そして世界を憎んだ…一人の少女だ」
「…師匠…俺は貴女が死んだ後…初めて…生死を理解した…辛かった…もっと俺は師匠と居たかった…なのに!俺は!あの時…貴女を助けられなかった…」
龍は拳を握りしめて涙を流した
「俺はその為に…強くなって!もう誰も死なないくらい強くなりたかった…その為にも神を選んだ…忘れた妹と貴女の恩返しに…」
「でもその道は…間違いだった…神は最低だ…自分が犯した罪さえ…無きものにする」
「だから…師匠…俺は貴女の道を正す…その代わりに貴女は俺の道を正してくれ」
龍は八咫狐に拳を構えた
「…ふっ…全く相変わらず…可愛いな…龍~!」
一瞬だけ笑顔を見せた
「ふん!」
八咫狐が先に走り出す
「はぁ!」
次は龍が走り出す
「はぁ!!」
「ふん!」
龍と八咫狐は拳をぶつけ合う
「楓炎邪破!」
八咫狐の右の拳に炎と風を纏い龍の腹部に一発入れる
「ぶはぁ!」
吹き飛んで宙を舞う
「風見流…風鳥乱月!」
龍は両手を合わせ開き鳥の姿をした緑色の風を八咫狐に向かって飛ばす
「風見流…徐風脚!」
まるでブレイクダンスの様に逆さまになり頭を回し龍が作った鳥達を消していく
「くっ!(やっぱり師匠は…物理しか通用しない!なら!)」
龍はアンデスコンドルが羽を広げるかのように両腕を広げる
「あの構えを…取得していたか」
「風見流…翼天陽歌!」
龍の背中に風で出来た竜の羽が生える
「ふん…それ如きで何ができる!」
八咫狐は龍の目の前に一瞬で現れる
「風門羅翔!」
龍の腹部に風を纏った拳で強い衝撃を与える
「師匠…言ったよな…俺の拳は私には届かない…その言葉…そっくり返してやる…」
「もう…貴女の拳は俺には届かない!音無流…龍凱旋…六龍神砲!」
龍は両手を握り前で重ね八咫狐の心臓部分に電気ショックよりも強い衝撃を与える
「がはぁ!おのれ!」
吐血し吹き飛ばされ鳥居にぶつかる
「師匠…まだ立てるだろう…貴女は弟子に負けるようなそんな人じゃない…」
「ふっ…生意気な…だが…私は音無龍…貴様を葬る…はぁ!」
「その意気だ!来い!」
龍と八咫狐は殴り合う、しかし龍が圧されている
「ぶはぁ!」
龍は吐血し続けた、しかし決して諦めずに立ち上がった
「やっぱり…師匠の拳は…届くな…でも…もう俺は…あの時の餓鬼じゃない!」
龍の目が赤くなり…黒い羽根が背中から生える
「黒鴉…何しやがる!」
「別に…いや頑張っている主への私なりの恩返しさ…君に死なれたら私を扱えるのは誰もしない」
「最後の戦いくらい…少しは力を貸すさ…でも…その体で狂気の力を使えるのは五分間だよ」
「そうか…じゃあ…五分の間に殺せばいいってことだよな!」
物凄いスピードで八咫狐に近付き八咫狐の右肩に噛みつく
「何だ…犬にでもなり下がったか…」
八咫狐は龍の首元を掴み投げ飛ばした
「痛くねぇな~フフフハハハハハ!!!」
「狂気の力か…貴様も魂を売っていたか…」
「いや違うぜ!くそ狐!」
「なに…?」
「俺が魂を売ったのはこの汚い世界にだ!」
八咫狐の首を掴み地面に数回叩きつけ神社に投げる
「くっ!」
体勢を立て直し着地した
「悪いな…師匠…俺は負けるわけにはいかないんでな…この世界の為に」
「師匠…ここで使わせてもらう」
龍は左手を後ろに下げ少ししゃがむ
「その構えは…まさか…」
「これは我が亡き師匠が残した流星の一撃…敵を討ちその光は月も破壊する、くらえ!これこそ俺の思いの一撃!」
龍が詠唱を始めると龍の左腕に青い光が溜まり大きくなる
「ヘルズ…シュノーケル…リフレクター!!!!」
龍が青い光が溜まり大きくなった左腕を前に出すと強大な青い色の光線が放たれる
「それ如き…どうという事は無い…空欄…」
一つの鏡を出し龍の攻撃を吸収した
「やっぱりか…ぶはぁ…無理しすぎたか…」
龍はめまいがしてきた
「これで終わりだ…音無龍よ…」
八咫狐は龍の心臓を刺そうと物凄いスピードで走ってくる
「危ない!ぶはぁ!」
ぶすっと何かが刺さる音がし誰かが吐血した
「…シ…シエラ…!」
龍が見たのはシエラを庇い八咫狐に心臓を貫かれていた姿だった
「やぁ…八咫狐…悪いけど…龍は殺させはしない!」
「何を血迷った…小娘…」
「君は間違ってる!自分の弟子を殺す事が師匠のすることじゃ無いよ!」
「龍は…君の事を話すと泣いてたよ?ずっと一緒に居たかったって…君は龍の気持ちを踏みにじろうとしてる…それは私は許さない!」
「ふん…この男がどう思うが知らん…貴様は邪魔だ…」
心臓から腕を抜いた
「ぶはぁ…」
シエラは地面に倒れた、血を流しながら
「シエラ!しっかりしろ!待ってろ!今!」
龍はシエラに駆け寄り神の力を使おうとする、するとシエラは龍の手を掴む
「いいよ…龍…神の力を私に使わないで…」
「くっ…ふざけるな!そんな事どうだっていい!折角お前は!戻って来たのに…こんなの」
龍は涙を流す
「あんまりだ!!!!シエラ!!!」
「あはは…龍のその顔久しぶりに見たよ…龍…受け取って欲しい物があるんだ…」
「なんだ…」
「はい…」
シエラは龍に自作のネックレスと金色に輝く箱状の物を渡す
「これは…」
「一つは私の手作り…ずっと渡したくて…」
そうシエラは龍がレジスタンスに居た時から龍が好きだった、その思いを伝えられずあの出来事が起きてしまった、その為シエラは大事にしていた、いつか渡せる日まで
「シエラ…お前…あの時…これを…」
「私は…龍の…その優しい姿が好きになったんだ…でも龍になかなか思いを伝えられずに…敵同士になって…やっとこの時が来たんだって…」
「シエラ…」
「二つ目は…私が集めた…初代神王の力が詰まったピースだよ…龍が持ってるの以外は全部そろえて…おいた…よ…」
シエラの体温がどんどん下がっていく
「シエラ!死ぬな!」
「死な…ないよ…龍の為に…」
目が閉じそうになる
「シエラ!」
「ちょっと…眠くなって来ちゃったよ…少し寝るね…」
目をゆっくりと閉じた
「シエ…シエラァァァァァァ!!!!くっそ!くっそ!」
「ふざけるなぁぁぁぁぁぁ!!!!だからこの理不尽な世界が嫌いなんだ!!!」
「死んだか…哀れな…小娘だ…血迷って最後は敵だった男を助けたか…無駄死にだ」
「無駄死に..だと…シエラは…俺にこれを残してくれた…八咫狐…お前は倒さず…殺すのみだ!」
龍は空に初代神王の力が入った箱状の物を空にかざすと龍の体が神々しく光る
「くっ!なんだ!この光は!」
八咫狐の結界は壊れ元の戦場に戻ってくる
「何だあれ…」
「まさか…龍…」
「お父さん…仏様みたい…」
「あれって…初代神王…」
「師匠…」
「初代神王だと…馬鹿な…」
「我の声が聞こえるか…八咫狐…悪いがお前には容赦しない!」
「例え初代神王だろうと私は止めれはしない!」
「止めれはしないか…なら…止めるまで」
「神仏の上に立ちて…祖は世界を救うものなり…人間よ平等であれ…」
「神仏神頼神罰執行!」
龍は仏の様な強大な姿になり八咫狐に神々しい光とその宝具を喰らわせる
「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!おのれ貴様!!!!」
八咫狐は体が光り始め姿が変わる、その姿は大きな九尾だった
「よくも!よくも!よくも!よくも!!!!」
「開世…」
そう口に出すと四代目神王が現れ九尾になった八咫狐を斬り始める
「ぐあぁぁぁぁぁぁぁ~!」
「頼王…」
二代目神王が現れ八咫狐の足を斬る
「ガァァァァァァ!!!」
八咫狐は倒れた
「さぁ…とどめを刺そう…神槍…流星…はぁ!」
星の様にキラキラ光る槍を八咫狐に投げ心臓に突き刺した
「おのれ!おのれ!!!!!覚えておけ!音無龍!いずれ貴様の子を殺してやる!!!!」
八咫狐は体が光り完全に消滅した
「ふぅ…」
龍は姿が戻る、そして次の瞬間、龍の目の前にこの世界の創造主、
アルフローラ・アルフィレンス・レスティーナが姿を見せた、勿論、幻覚である
「音無龍…貴様にはまだやる事がある…世界を救え」
「世界を…救うか…」
そうグランリースが龍達の世界に近付いていた、そして龍は三つの願いを口にする
「死んだ者の蘇生を行いもう誰も死なない幸せな世界にせよ!神や悪魔など関係ない境界線の無い自由の権利を世界に捧げよ!そして俺の神としての人生を捧げ!世界に平和を!」
次の瞬間、八咫狐の様な悪人以外の者達が生き返り、グランリースの進行は止まり神界と天界と悪魔界と冥界は消えてなくなった
「ミズハ!」
「お兄ちゃん!」
「お母さん!お父さん!」
「ナルセ!ナルセ!」
「シル…」
「お父さん…」
「凛…」
「宇井月…君…」
「わしは良いのかのう生きるのは面倒じゃ」
「龍…久しぶりね…」
「リーナ…」
「ありがとう…後…龍に黙ってたことを言うわ…実は私…お腹にいるのよ…貴女の赤ちゃんが」
「そうか…まいったな…大変そうだ子育てが…」
「ふふふ…大丈夫二人で育てましょう?」
「だな…リーナ」
「だーれだ!」
龍の目が隠される
「シエラか…?」
「正解~!私もいるよ!勿論神の力でね!
「龍よ…」
そこに現神王の声がした
「龍…お前は神としての不老不死の体は失われた、そしてこれが最後の啓示だ」
「子育ても大変だろう…十年猶予を与える、十年、子育てに励め…以上だ」
「ありがとうな!神王!」
「またな…」
声は聞こえなくなった
それからは龍達はそれぞれ各地にバラバラになった
暁の進軍も解散した
最初は少年から始まりそして少年は神になり…そして世界を救う英雄になった
その後、龍はリーナと人間界で暮らし、リーナが元気な赤ん坊を産んだという
アルグは瑞咲、妹のミズハと一緒に暮らし、ミズハのアイドルマネージャーをやっている
エミリアは魔法界に帰り自分の出た魔法学校の学園長になり子供たちに人気だそうだ
瑞咲は世界で初の年まで若返る薬を作り世界で評価され今は外国などでも活躍している
シルは、父親と育った地、アメリカに戻り大統領のボディーガードになった
ナルセは父親と母親と人間界で仲良く暮らしている
桜夢は子供が七人も生まれ忙しい中、三年、桜の国の姫を務めて今は色んな所で家政婦をしている
白夢はその後継ぎとして現在桜の国の姫を務めている、どうやら忙しいようだ
凜は自分の国、凜の国に戻り宇井月蓮介と共に国を発展させているという
シエラはどこかの国で石油王になり今は大物の権力者になり貧しい子供の為にお金を使っているという
皆それぞれの生活に戻った、それがいいのかもしれない、何故なら戦う事はもう彼らには似合わない
ひょんな事から同じ目的を持ち集まり世界を救った彼ら英雄達の戦いは本当に
長い戦いだった、でもこれからが龍達の伝説の始まり…そう流星の始まり伝説である
最後までご愛読ありがとうございました!シエラは結果的にリーナから奪った神の力で再生しました、
つまりシエラの生存は確定しました、死んだ皆も生き返り、ハッピーエンドで物語は終わります、いやぁとてもよかったと原作者の私も感動しています、そしてこれまで一年間の間、ここまで見てくれた皆様、本当にありがとうございました、〇〇〇〇〇も一か月、二か月ぐらい休憩してからまた戻ってきます、
それでは体調に気を付けながら良い一年を
by風見国久




