姫と断罪者の激突と絶対零度の馬鹿男
どうも最近キャラの制作と小説で追われている風見先生です、最近嬉しいことが多いです、
さて今回はシルVSアルビオ!そしてシルの体に変化が!そしてあの男は悪魔界へ行きます、
果たしてシルは勝てるのか!そしてあの男は衝撃の事実を知ることになるそれではお楽しみに!
「アルビオ!!!」
銃弾を何発もアルビオに向かって撃った、アルビオは白のオーラで弾いていた
「この程度か…断罪者」
「まだです!貴方を殺す事なんて!容易い事です!」
「そうか…貴様…その目…忌々しい境界の管理者の娘か!」
「お母さんは!忌々しくなんてありません!今貴方への覚悟を決めました!生かしません!」
「元から我も貴様を生かして返さん!」
「はぁぁぁぁぁぁぁ!」
二人の叫びが周りに轟きながら本格的な戦闘が始まった
「白の世界の姫!!!」
「断罪者!!!」
アルビオは邪剣でシルはサバイバルナイフ、勝敗は見えたように思えるがシルのナイフは
そこらのナイフではない、彼女が暁の進軍に入隊した、記念に桜夢が撃った、一級品だった
刃は斬れないものは無いと言われているオルタナ鉱石で作られ
持ち手は最強の黒龍ヘルニシアの黒曜石の皮を使っていた
「その剣をへし折ります!私のこのナイフに斬れないものは無い!」
「ふん!貴様のそのナイフでは我は倒せん!」
二人とも走りアルビオそう言った次の瞬間、頬にかすり少し斬れた
「き!貴様…傷を付けたな!我の顔に!ふざけるな!」
「ふざけるな?それはこっちの台詞です!実の父親と戦わされて…」
「最終的には私の手で殺めさせるなんて…許しません!」
「父親?あーあの男か…我に逆らった…だからあの男もしぶとかった…無駄な時間だった」
「やっぱり…そうなんですね…?貴方がやったんですね!」
シルの体から金のオーラが出てきシルを包んだ瞬間、姿が変わる
「これは…なんですか…」
髪は金髪で青のマントを着ていた、手には光る金と青のヒエログリフが刻まれた剣を持っている
「シル!今は気にせず!力を存分に使え!それはアルビオに匹敵する!王の力だ!」
どこからか龍の声が聞こえて来た、シルは動揺する
「龍さん!?わかりました!お言葉に甘えます!」
「そうか…貴様!王の一人か!道理で...ハハハ!」
「何がおかしいんですか?」
「まさか…貴様とまたやりあえるとはな!アーサー!」
「くっ!何のことですか!」
アルビオに斬りかかられ剣で弾いた
「また会えたな!ブリテンの王!この時を一万年待ちわびたぞ!」
「人違いです!私はアーサーではなくシル・アナシスタです!」
シルとアルビオはつばぜり合いをする中会話していた
「ハハハ!世の中は不思議だ!またこうして!我が負けた相手に会えるとは!」
アルビオの押す力が強くなる
「くっ!そんなの知りません!私は貴方と戦った事は無い!」
「嘘だ…嘘だ!この感覚を覚えているだろう!アーサー!!!」
「知らない!!!!貴方の事も!!!その王の事も!」
斬りあいとつばぜり合いを繰り返す
「それにしては!随分と動けるじゃないか!小娘!さぁ!来い!我にエクスカリバーを向けろ!」
「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
二人が斬りあうと地面が揺れる、これが王と姫の戦い、まるで神が戦争しているかのようだ
「いいぞ!小娘!我が首を取れ!早く!!!」
「我は神の断罪者!我が弾丸はあらゆるものを貫き!我が剣はあらゆるものを断罪する!」
シルがそう言った瞬間、剣が金色に光りシルも金色に光る
「我が放つは…神の一撃!我が剣はその闇を切り裂かん!金色の獅子とこの金色の一撃を今!解き放たん!我がその光になろう!「アウラスミオニデント!!!」
金色に光るエクスカリバーを十字に振り斬ると十字が飛んでいく、そして金色の獅子に変わる
「なに!?馬鹿な!」
アルビオは吹き飛ばされた、しかし誰かにお姫様抱っこされた
「危ないな~うちの仲間傷つけないでよ~あはは!」
その人物はシエラだった、どうやら最悪のタイミングで来てしまったようだ
「来たか…すまない…」
「いいんだよ~別に~それより例の物は?」
「あるぞ…これだ…地球の遺産だ…」
「よくやったね~じゃあ帰って儀式を始めようか」
天使と悪魔の羽を生やして消えようとする
「ま、まってください!そ!それは!」
「残念だったね~龍に伝えておいてよ~君が~殺しに来るの~まってるっさ!アハハ!」
空に飛んでいき月に向かって消えた
「シル!逃げろ!そこは!もう崩れる!外にお前しか使えないバイクを用意した!それに乗って帰還しろ!」
「はい!龍さん今戻ります!」
シルは壊れゆく空間の出口まで走しり脱出した、家族の写真を胸に
状況報告書…シル・アナシスタ、本件の目標と衝突し王の力を覚醒させ、
本件、目標と激闘を繰り広げ本件黒幕、ブラックリストに記載されている
シエラ・アルカナスカーレットと遭遇、本、件目標アルビオを逃がし追跡もままならず脱出、
シエラ・アルカナ・スカーレットの真意不明、
「これは面白いことになりそうだ…イブ…」
赤髪で口に棒付きの飴を咥えた女性が、書き記し何処かにそれを転送した
こうしてアルビオは地球の遺産を手に入れてしまった
話は変わりここは悪魔界の大図書館、アーベルン大図書館
あらゆる書籍を取り揃えており、数えると五億2000本が並んでいる
そこに青髪で…目は赤色…服は青いスーツを着ている男が一人
彼の名はアルグ・ユウリ、神界の最高神にして暁の進軍副団長
そして3割、馬鹿男である
「なぁサタニナス…天成の書ってここにあるか?」
「あるわけないじゃないか…アルグ…君ね、天成の書は神界で管理されてるだ」
「そうだったな…じゃあ悪誕の書は?」
「悪誕の書…なんだい?君そういう趣味か?」
天成の書とは
あらゆる人や天使、種族の生まれてから現在までの事が記されている、
勿論プライバシーの為仕事以外では持ち出しを禁止している、
管理を担当しているのは神界の19階、大図書館、アスファの管理者、フェルズが管理している
悪誕の書は、天成の書とほぼ同じであらゆる記録があるが、この悪誕の書はその種族が起こした大罪と詳しい記録(女性は身長、体重、スリーサイズなど)が記載される、それを管理しているのがこのサタニナスである、ちなみにこの悪誕の書と天成の書は自動的に現在進行で更新される
「そんな訳ないだろう!?そこらの変態悪魔共と一緒にするな!」
「そもそも神が悪魔界に来ることさえ場違いだ…ちゃんと理解してるかい?」
「分かってるに決まってるだろう!じゃなきゃこんなところ来るか」
「失礼な奴だね…本当に君…仕方ないな…ついてきて…」
「おー恩に着る!じゃあさっそく!」
「その前に!誰を探してるのか…教えてくれるかな?君を自由にしたら目的より淫魔の方を見るに決まってる」
「信用ないな…だけどお前な?」
「この前君が取り逃がした小悪魔さ…ここまで追いかけてきてメインストリート氷漬けにしたよね?あれヘラ様怒ってたよ?サキュバス千体向かわせて餌にしてやるって」
「ぎくっ!彼奴!」
「更にさ…君…デビリアンビーチもさ前に氷漬けにしたよね?あの件で君…悪魔界では黒悪リストに載るところだったんだよ?私が手を回さなければ君…今頃死刑で本当にサキュバスの餌になってたよ?感謝してね?」
「申し訳…ありませんでした!」
アルグは力が強すぎる為、悪魔界に損害を与えていた、その謝罪に土下座をした
「よろしい…今後は気を付けてね?もうヘラ様に頭下げるの嫌だからさ」
「すまない…サタニナス…」
アルグは土下座をしていた、本気で反省しているか分からない馬鹿男だ
「フローリス…」
「ん?フローリスってお前の下の名前だろ?」
「そうだよ!君になら呼んでもらってもいいよ」
「フローリス?これでいいのか?」
「なぁ!?君馬鹿だろ!やっぱり馬鹿!」
「馬鹿でも別にいいんじゃないか?」
「大馬鹿者!サキュバスの餌でもアスモデウス様の餌にでもなればいいさ!」
「おい…というか色欲は勘弁してくれ…彼奴は嫌いだ」
「伝えておくね?君がアスモデウス様に会いたいってさ!」
「何怒ってんだ…はぁ~」
「で、誰を探してるんだい?」
「シエラ・アルカナ・スカーレットだ…」
「あー彼奴ね…もしかしたら悪誕の書に載ってるか分からないな…」
「シエラを知ってるのか?」
「ヘラ様が言ってたよ…神界の襲撃事件を起こした首謀者が彼奴だって」
「嘘だろう…じゃあ…辻褄が合わないシエラはイギリスのマンチェスターで目撃したって聞いたぞ」
「そのマンチェスターに居た彼奴は…分身なんじゃない?」
「いや…彼奴はそんな力は使えないはず…」
「じゃあ何かい?それは別人という事かな?」
「いやそんなはずは……ん…クローン?」
「クローン?まさかDNAから作ったと言いたいの?」
「それしか考えられない…彼奴は…クローンを作って自分が死んでもいいように」
「確かに説明付くかもだね…彼奴がそうなら…」
「すぐに龍に伝えないとな…このままじゃ永遠にループを繰り返すぞ…」
話は変わりアルビオとシエラは
「我は白の世界の姫…汝に身を捧げよう…さぁ…歌え…踊れ…そして喜べ…銀河神の再来を!復活の時だ!」
アルビオが白いキューブにそう言うと地面が揺れ白いキューブから白銀の光が放たれる
「凄いね~人の可能性って~素晴らしいね~だから…殺したくなるんだよね!」
「可能性を失った人間が死んでいくその瞬間と顔を見るのが!あーたまらない!」
よだれを垂らす、そうこれがシエラの龍を殺すための第二歩になる
「さぁ!早く殺しておいで!龍!!!」
「音無龍…貴様に我々が....止められるか?」
ここから本当の地獄の始まりである
今回もご愛読ありがとうございます!さて次回はアルビオが銀河神として君臨し動き出します
そしてアルグは龍にシエラの事実を話すために暁の進軍本部がある天空都市暁の国へ行きます、
更にシル達の事を監視している彼女はいったい何者なのか、はたして味方なのか敵なのか、
皆さん楽しみにしていてくださいね!それでは暑い季節が続くので読者の皆さん水分補給と体調管理をしっかりしてくださいね!それでは次回も乞うご期待!