二人の狐女と狂気の一人の殺人劇 前編
どうも最近あれ?最近いつ小説投稿したっけ?と分からなくなってるぬこみょん店長です、そろそろこの名前も変えようと思っています、何故ならこの名前はネットで使っている名前なので、そろそろ他の方の名前の様な漢字にします、さて今回はシエラサイドのお話です、少しグロテスク表現があるかもしれないので注意して読んでください
某年、某日、神界、時間、夜10時30分
この時、最低最悪な出来事が起こった
神界襲撃、謎の狐女二人と謎の力の使い手現れ一人殺害、
これは人間界と神界を除く三世界を驚愕させた、
何を怯えるもこの出来事で境界線は崩れ始める
「龍は何処かな~?早く出してよ~」
お気楽な喋り方で血塗れになりながら立っていたのはシエラだった
五老神達は逃げていた、何故なら彼女たちとグルの為、
「焦る事は無い…小娘…すぐに音無龍は見つかる」
「はぁ~待ちきれないよ~龍の綺麗で美味しい血を早く飲みたい~」
まるで殺人鬼の発言だ、いや狂ったというのが正しい
シエラの邪剣は斬った者の血を吸い剣と使用者が成長する、とんでもない剣だった、
「ふん、早く行くぞ、小娘」
「はーい」
付いて行こうとすると、シエラに斬られた一人の神が、這いつくばりながら左足を掴む
「ま、ま、て、あ、の、お、か、た、の、も、と、」
「はいはーい、ゆっくり寝てね?お、や、す、み」
その神の頸動脈を刺す、シエラはとどめを刺し歩き出した
「何をしていた、」
「別に~ちょっと、腹ごしらえしてた、だけだよ~」
「ふん…貴様は何が目的だ、」
二人は歩きながら話していた
「そりゃ~龍を殺して~彼の血を飲む事かな~」
「他にも目的があるだろう…目的はなんだ…」
「うーん…龍のクローンを作って~この世界に改変をもたらす!かな~」
恐ろしい、女だ、それも無理はない、彼女には喜怒哀楽など存在しない、
あるのは誰かを殺したいという狂気の感情、彼女は四六時中その感情だけで出でいる
多重人格?そんなものではない、彼女に宿る殺人鬼としての感情だ、
人間は自分達が想像しえない事を起こす、しかしシエラは限度の超え方が異常だ
例え何を殺そうと罪にならないと思い込んでいる、
まるで彼女はアドルフ・ヒトラーの再来と言っていいほど多くの他種族を殺し今に至る
殺せば力を手に入れられ利益があると思っている、
その心の奥底に何が眠るか不明である、化け物が眠っているか、
本来の彼女が眠っているのか…どちらにせよ、
彼女は人を殺す事を快楽に思っており血こそ彼女の食材、まるで吸血鬼?
先ほども言ったがそんなものではないもっと残虐的な何かだ、
八咫狐、彼女も何を考えているか分からない、そもそも彼女には記憶がない、
家族も、仲間も、出身も、自分の本当の名前さえも、彼女は何を目的としているか分からない、なぜ人類の敵になったかさえも分からない、彼女の目的、それは、境界線の取得、
そして自分の記憶のかけら、なぜ境界線を欲しているか…その理由は境界線なら、
何か自分に関する記憶があるのではないかと思っている為、
そして彼女は少しずつ近づいている、自分の正体へ
「ここかな~あははは!」
ドアを邪剣で切り裂き中に入る、そこは沢山の本がしまわれている、書庫だった
「何かいるのか?小娘」
「うん!いるよ~あそこに…」
二人のところに尖った黒と白の羽が飛んでくる
「なに..?」
二人は避けつづけたがシエラは足に六本刺さる
「あれれ?やられちゃったな~困るよ~私の綺麗な足に…傷つけてさ…」
まるでさっきのお気楽の喋り方から別人のように声のトーンと喋り方が変わる
それより普通の人間なら痛がるところを無反応な部分がおかしい、
これが彼女の狂気の感情の力と言っていい、
彼女は斬られようが撃たれようが体の部位を破壊されようとも泣き叫んだり痛がらない、
もう彼女はあの日を境に人間をやめている
「こんな時間に誰かと思えば…敵の大将が来るなんてね…これは好都合だわ…」
「残念だけど貴方達はこの部屋に入った瞬間に袋のネズミよ…」
「神界をここまで滅茶苦茶にしておいて生きて帰れると思わない事ね…ハチの巣にしてやるわ」
そう言って上空にいたのは…リーナだった
今回もご愛読ありがとうございます、作者の本音はこう言ったグロイのは書きたくないんです、実は後編も書きたくありません、じゃあなんで書いてるだとなるのでSN値減らさず頑張ります、次回はこのお話の後編です、更にグロテスクになるかもしれません、なるべくグロく無いように頑張ります、リーナVSシエラ果たして勝つのはどっちだ!って原作者の私は知ってます、あと前回のあとがきで予告してます、ごめんなさい!次回もお楽しみに!