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さくっと昇級しちゃいました

ゴブリン殲滅した次の日にE級へ昇級しました。


理由ですか?

E級への昇級に必要な討伐数余裕でクリアしたからですよ!


ぶっちゃけD級までの昇級方法は一定数の魔物討伐なんだよね〜

だからさくっと昇級出来るんだけど…


1日で昇級する人初めてです、とハンナさんから爽やかな笑顔で言われました。


てへぺろ


あ、キモイわ、無かった事にして下さい。




自分で言わない限り昇級した事が周りに知られる事は無いんだけど、


その、殺り過ぎで注目され…



昇級バレました



絡まれました。




「おいおい、こんなガキンチョが1日でE級だぁ?」


「どんな手を使ったんだ」


云々かんぬん


え?絡まれてますよ?

興味無いからスルーしてるけどね!


表情は困った表情固定しつつ、心はダルいなーどうすっかなー状態です。


ハンナさんが心配そうな顔してるよ!耳ピクピク可愛いなオイ!


くっ!あの可愛さに涎…顔面崩壊しそうぜよ!(落ち着け)


物語的にはフルボッコして強さアピールな場面だろうけどそんな事しません。


目立たず平凡な冒険者生活したいから、ネ☆





――――――――――





「やっぱり防具は西町のドワーフの親父だな!」


「魔法道具は《廻遊邸》だろ、あっこはエルフから仕入れてるらしいぜ!」


「宿どうした?オススメは《巨人の右足》だぜ。

あっこは飯付きで安いし、長期で空けても融通効くからな。」


「へえ〜そうなんですか!ためになります。

さすが熟練冒険者のみなさんですね!」


そう感心したように言うと3人とも顔面崩壊した、チョロイ。


俺が何をしたかと言うと簡単だ。


謙虚な態度をしつつ、ギルド内にある酒場に移動。

お酒を奢りつつ、熟練の凄腕冒険者さん(ここ強調)に色々教えてほしいなぁ〜と言ってみただけである。


そうするとニヨニヨしながら色々教えて下さったよ、この辺によく出る魔物とかオススメの店とか。


最終的には何か困った事あったら言えよ!とノリノリで言われた。


頼りにしてますね!と笑顔で返しました。


ヨイショしまくって良い印象振りまいといたぜ!

これでまあ、色々と安心だよね。


良い仕事したゼとばかりに一杯(中身ミルク)を呷ったらハンナさんに見られてました。


何とも言えない眼差しでした。




この数日後にD級に昇級し、また似たような絡まれ方をするとは思わなかった。

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