レベルならぬ称号アップ
どうやらこの世界にはレベルが無いらしい、と《鑑定眼》を使用した時に気付いた。
変わりにスキルに付く称号が変化するのだ。
普通に見ると《剣術》というスキル名だけだが、《剣術》に《鑑定眼》を使用すると
《剣術》
剣を扱うスキル。中級。
称号:侍
このように表記される。
というか何故俺の称号が侍かというと、我が家は代々刀を使用した剣道と言う剣術を使用するからだ。
カッツェ家の初代が編み出した剣術らしいが……確実に初代転生者じゃね?
初代は刀を造り出し、領内に米食を広め風呂を広めetc....
ぶっちゃけ他の領から来た人間が驚愕するレベルで家には独特の文化が根付いている。
いや、日本人な俺には大助かりだから良いんだけどね!特にご飯!
米!醤油!味噌!
米食は今や大陸全土に広がっているため、領内から出たとしても食事は安心である。
飽食の時代でしたから…舌肥えちゃってんだよね…三代欲求の食欲は大事よ…
てか現代日本のご飯に慣れてるとこちらのパンは…あんま美味くない…
他の街で食べたパンの微妙さは忘れない……
ハッ!何かトリップしてた!!
まあとにかく、そんなワケで我が家は刀使いなのである、うん。
称号はどうやら
初級:刀使い
中級:侍
上級:一刀両断
と変化していくらしい。
上級は親父のステータスで確認済みだ!
俺が現在メインで使用しているスキルの称号は
《雷魔法》上級:雷神
《風魔法》初級:風精
《水魔法》中級:氷帝
《回復魔法》中級:癒し手
…水魔法何故に氷帝?
と思ったが水魔法に氷魔法も含まれるかららしい……水帝より語呂良い感じだからかなぁ……
つか十歳で上級覚えてるのはどうなのか…うちの領の子供は皆初級っすけど。
スパルタ?なんて優しい言葉なんでしょう(遠い目)




