気付いたら奴らがいた、何を言ってるか分からねーと(ry
グランツさんの手により完成した結婚祝い(腕輪)を片手に村に戻ってきました!
家に行ったら長兄は自警団の詰め所で結婚式の準備中、と言われて来たのだが、
「何で店主いんの?」
いや、マジで。
ゴーレムに葬られたんとちゃうん?
「祝い事に呼ばれまして!」
ドヤァ……じゃなくて何で生きてんのって意味の何でだったんだが。
だってお前さん最終的にモザイク……
「うん……まあ良いや」
どうでも。
「それよりも一番……何でいんの?
エヴァー」
店主よりもお前が居ることが一番の謎だよ。
と、アイナとテトラ(久々の獣ver.)により椅子()になっているエヴァーに突っ込む。
「何故我はこんな扱いをされているのだ!!?」
エヴァーだし
『エヴァーうざい』
『逆に、何故こんな扱いをされないと思っていたのです……?』
「何……だと……!!?」
そのノリめんどくさいからスルーしよう。
「まあまあ、エヴァーちゃんはよく村に来るし馴染んでるし、もう村の一員みたいなもんだからな!」
「祝い事には呼んでやらなくちゃと思って。」
「呼ばないと後でめんどくせ、あ、なんでもないです。」
「エヴァーさんは魔物狩りの時に役立ってるんですよ(囮的な意味で)」
「魔物狩りの重要なメンバーだし(囮的な意味で)」
「良い囮です。」
おい、最後さらっと本音言っとる。
自警団メンバーにフォロー(?)されご満悦のエヴァー(ただしまだ椅子()状態)
こいつ馴染みすぎじゃね?
「週六のペースで逃げ……遊びに来るからな」
それ、ほぼ住んでるよね?
てか逃げって言ったよね?逃げって言ったよね??
ルナさんから逃げてるんですね分かります。
「ルナさんに引きずられて帰ってくけど」
それ帰るって言うの?
「まあエヴァーちゃんにも息抜きも必要だとか何とか」
「ぶっちゃけ居ると邪魔とか何とか」
「外堀が何とか」
ちょっと最後のヤツkwsk。
まあ、それより何より
「兄貴は?」
まず長兄に結婚祝い渡しますかねー
「今奥の部屋で衣装合わせ中だぞ」
「りょーかーい、行ってくる」
「あれ、ちょ、オーリ?オーリさん?このままなのか?我このまま放置なのか!?」
何ということでしょう!(ビフォーなアフターのノリで)
椅子()が喋っています!
「椅子じゃない!我椅子じゃないかr『着いた?』
ぽんっ、と貞子がナイスタイミングで手首から出現しエヴァーの頭の上に着地した。
「着いた着いた。ちょっとやる事あるから、しばらくアイナとテトラと一緒に待ってな。」
『はーいっ!』
良いお返事だね。
ところでエヴァーはどうしたかな、貞子の着地時にゴリッって音したけど……
うむ、口から泡を吹いて反応がない……だだの屍のようだ。
よし。
それより村(自警団)の人の貞子への反応が気にな……すでに馴染んでいるだと……!!?
やだ、この村順応力高すぎる。




