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「結婚!なんて素敵な響きっ!私もいつかグランツと……きゃーっ!!」


「結婚祝いか……」


そしてこの温度差である。



結婚祝いどうしよっかなーって考え、何かペアのアクセでも贈るか……とテキトーな結論を出しグランツさん所に来ました。


武器防具だけじゃなくちょっとした小物も作れるよってグランツさん(むしろネロさん)から聞いてたし。


「何にするつもりだ?」


「ペアの腕輪にでもしようかと思って……」


「やっぱりウェディングドレスは赤にしたいわ!グランツのタキシードは白かしら!」


腕輪の素材にはいつぞやの水龍の卵の殻(保存してた)を加工出来ないかと。


「水龍の卵の殻とは……面白い素材だな……鉄に近い感触だ」


「使えそうですか?」


「庭付き一戸建てに住んで動物を飼うのよ!やっぱり犬!?猫も捨てがたいわよね!グランツは何が良い!?」


ネロさんとりあえず落ち着け。

会話が噛み合ってない、戻ってきてください。


「そうだな、龍の透かし彫りでも入れたら良いと思うんだが」


「それがいいわ!素敵!さすがグランツ!」


会話が噛み合っているだと……!!?


あれ、これ果たして本当に噛み合っているのだろうか……??



まあ良いか。



「作るのは良いんだが」


何か問題が?


「手首のサイズ分からんと話にならんぞ」


あ、そこ大事やんね!




その前に結婚相手誰かも聞いてなかった。






――――――――――






『結婚祝いを贈る相手に言っても良いのか』


え?いらないモノだったら逆に困るじゃん?

なら最初から伝えているかいらないか聞いた方が良くね?


『いや、まあ良いけど……てか水龍の卵の殻とか何だ、お前。それ普通に素材として使うのどうなんだ……』


卵の殻、使い道特に思い付かなかったし!


ちょうと良い在庫処rゲフンゲフン。


「ところで結婚相手って誰?」


『言ってなかったか?』


言ってねーっす


『言ってなかったな


エリザだよ』


なるほどなるほど……





誰?

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