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管轄外です

「ふっ……勝利の女神は君に微笑んだようだ」


背後にドヤァ……って見える。


「神の拳を持つ少女……いや、アイナ……素晴らしい一撃だった、君の優勝を祝福しよう。」


すごくイケメンな感じで言ってるけど顔面蒼白でまだ体痙攣してるからね、後で救護の人が全力で止めるってか寝かそうとしてっからね。


まあアバラ多分イッてるだろうに……そのキャラがブレないのは尊敬しとくよ。


そんなこんなでお肉(と賞金)を貰えば終r


『え?えーと、何々……こ、ここでマサカの謎の覆面戦士ガルが登場ー』(棒読み)


……どっかで見たことのある人が闘技場の真ん中に出てきて……


『強者よかかってこーい、ってそれはダメな気がします、獣ぉ、いえガル選手』


俺もします。


『え?優勝者?いや、それはさすがにちょっと……』


「あ、賞金と肉今すぐもらえます?肉多いって?魔法袋あるんで大丈夫です。はい。」


「乱入しないようにしたはずなんですけど……」


頭を押さえるイナンナさんを横目に手早く賞金と肉をもらう。

本来なら闘技場でドーンと、歓声を受けつつもらうワケですがね。


「あの拘束を抜け出したのか……さすが獣王様だな……」


感心したようにジェネスが呟いているが……どんな拘束なのか気になるが、止めておこう。


イナンナさんが銃を構えているのも気にしないでおこう、うん。


「よし、とりあえず帰るわ。」


小脇にアイナ(幼女ver.)を抱えます。


テトラさんは空気を読んですでに小鳥ver.になって胸元に逃げ……隠れてます。


「そうですか、残念ながらこれから急用でおもてなし出来ず……」


「こっちも急な仕事が……」


謎の覆面戦士()を何とかする簡単なお仕事ですね、分かります。


「そうか、俺も急用(と言う名の厄介ごと回避)を思い出してな。お互い頑張ろーぜ。」




え?その後?

いかにも文官系な外見の獣人さんが見事な飛び蹴りで獣おゲフンゲフン、謎の覆面戦士さんを止めたらしいよ?






――――――――――






「師匠!」

「先生!」


「「やったよ!」」


そう叫びながらリズリーとシグマがそれぞれ持ってきたのはアラクネの魔石です。


「おー、撃破成功オメデトウ」


闘技大会?何の事かなっ!な、日から数ヶ月☆

いつものようにひmじゃなくてだな、クエストしようと思ってたら二人に特訓に付き合ってほしいって頼まれたんだよね。


まあそれから地味に特訓に付き合ってたワケですが……この前まで二人で一体狩っていたのが今回は一人で一体狩れるようになって……


子供の成長の早さを垣間見たよ。


それは置いといて。


「そういや、そろそろお前等も迷宮探索に入る時期かね?」


最近エヴァーが静かだから学園回hでなく、アレだ……用も無いのに行くのは悪いと思ってだな(目を逸らす)


もう結構な時間が過ぎたような気がするな、うん。

だからそろそろまあ、彼等もそんな時期になってるんじゃないかなって。


「はいっ!」

「そーです」


迷宮はちょっとスペース狭い難点はあるけど問題無い、この子等なら大丈夫だろ。



……え?フラグ?別にフラグとかそんな……あれ?これってある意味フr(ry




『オーリ!アンタのエヴァーがトンでもない事してくれたんだけど!?』



俺のエヴァーちゃう。



フラグとか、そんな事無いよ!ってやってたんだけど……弟子()を学園に送り出したんだけど、あの、


通信機からリプル先生の焦ったお声が……


あとリプル先生テンパりすぎて意味不明な供述をなさっていらっしゃいますがね。




『アンタの弟子のグループが巻き込まれたわよ!?』




…………ちょ、エヴァあぁああああぁあ゛てめえぇえええ!!?


何してんの!?

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