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よくある○○一年分とは大体どのくらいの量なのか

久々にイナンナからのご連絡、であるが、


『闘技大会?』


『オーリさんの知り合いに出てくれるような冒険者がいないかと……』


何で俺にその話を……?

え?クラウスには連絡したけど騎士関係しかなかったって?


まずクラウスに連絡した点におっちゃんニヨニヨすれば良いの?


まあそこは置いといて……闘技大会ねぇ……


毎年闘技場で開催してる大会で普段と違いトーナメント形式なんか……


何で出場者を探してるのか、ってのは簡単に言えば出場者が定番化しちゃってるためです。

毎年同じような人が出場してマンネリ化しちゃってるんだと。


そんなんだから新しい人、ってか新顔を入れて解消したい!ってワケですよ。

俺に出場してほしいってワケじゃないから良いんだが。


『オーリさんが出たら盛り上がりそうですけど、色々……バランスが……』



バランスて何。



いや、良いけどさあ……



ふむ、でも知り合いか。

俺の知り合いか……知り合い……(目を逸らす)


いるにはいるけど、パワーバランス的に良い奴思い付かんわ。



誰かいたっけ……?



……せ、せっかくイナンナさんが頼ってくれたのに役に立てない……だと!?


「主様、どうしたのですか?」

「あるじさまー?」


悩んでたら森従コンビが心配して近付いてきてくれました。

天使か。


「んー、イナンナがな、闘技大会に出てくれる人を探してるらしいんだが」


良い奴思い付かなくてなー、と。


「闘技大会ですか……」


確かに主様の周囲に出しても良いような人が見当たりませんね。

と難問を前にしたような表情で言うテトラさん。


……いや、そんな難問を吹っ掛けられたみたいに……


別に俺の周囲が、そんな……あの……ねえ?


「優勝すると賞金やらロック鳥の肉一年分貰えるらしい」


なかなかオイシイ賞品ですな。


「はいっ!あるじさまっ!」


アイナが手を挙げる。


「はい、何ですかアイナちゃん」


「あいなが!でます!」


……うん?


「おにく!」


おや、アイナちゃんヨダレが……


あれ?でも森従って出れるのか……まあ種族のくくりとか無いとか言ってたし……種族?


いや、その前に


「いや、でもアイナ……お前の人型って幼女……」


種族?的にはオーケーでも幼女が闘技大会に出んのってどうなの?

さすがにダメじゃね?


テトラくらいなら……って外見成人やけど実年齢一桁じゃねーか。

それってダメ……か?言わなきゃ分からんから良いか。


「こーするからだいじょーぶ!」


どうすんの?


と思っていたらアイナが飛び付いて、




……あるええええぇぇえええええ!!?




誰!?




誰この美少女おぉおおおおおお!!?




首に腕を回してギューギュー抱き付いてくる灰色ツインテールの美少女、ってアイナか?!


「アイナ!?」


「これならだいじょーぶでしょ?」


言葉は幼い感じだけど声も成長して……って、アイナちゃん外見成長出来んの?

あ、獣時も小さくなったり大きくなったりしたもんね、あれと同じか。




「うん、これで大丈夫、だ、よ?」




あれ、色々突っ込んだり聞かなきゃいけない気もしたけどどうでも良いや。(放棄)

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