表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
109/138

これが噂の強制イ……あ、今までも大体強制イベントだったわ

何か悪夢を感じた気がする。


子孫とか子孫とか?

え?気のせい?だよね!


そんな事よりだな


『でてこないねー』

『出てきませんね』

「出ないな」


出ないのよ。


え?何かって?水龍ちゃん(子供)ですよ。


朝起きたらヒビが入っていたので急いで森に来ました。

いや、部屋でも良かったけどさ……この卵サイズで出てくるのかミラクル発生するのか分からんかったし。

何が起きるか分からんし、広々スペースが良いよねって事です。



んでまあ、待ってるんだが、


「ヒビ入ってから長いなー」


ちょいヒビってから変化ねーんだけど。


『ひまー』

『ですねぇ…』


…………………暇だからクエスト受けてこようかな……


二人ともお留守番(?)頼むよ!






――――――――――






良い汗かいたぜ☆


半魚人を殲滅するだけの簡単なお仕事です。


いや、海から川を遡って森の中に半魚人が住み着いちゃったので、生態系に影響出る前に殺っゲフンゴフン何とかしてほしいな☆ってお話です。

べ、別に好きで殲滅したワケじゃないんだからねっ!



それにしても



「まだか」


半分くらいやっとヒビが入った感じ?

アイナが待ちくたびれて寝とるがな。


『仕方ありません。ドラゴンの卵はなかなか硬いらしいですから。

これを破れる強い子でなくてはドラゴンとしてやっていけないのですよ。』


最初の試練って感じか。


『ですから見守って差し上げてください。



その刀は仕舞って。』


ははははは、やっだなー別に切ろうなんて思っちゃいないよ?ホントだよ?


叩き割ってやろうかとは思ったけど(真顔)


『あ、一気に割れてきました。』


お、やっと?


『……主様の殺気に反応したのでしょうか……』


何をおっしゃるテトラさん。

俺殺気なんて出してませんよー?


そうしてようやく卵から水龍さん(4分の1サイズver)が出てきました!

ミニ水龍!まあ水龍さんの卵なんだから水龍が出てくるに決まってるけどな。


『危険を感じて急いで出てきたらしいです。』


何だろうなー危険って。


テトラ、こっち見んな。


テトラの通訳によると、まあお礼をしたいよ!って話らしいです。


通訳無いと会話成立しない?手間?

分かってるけどスキル(≪万物の声≫)覚える気無いよ!だってスキル使用中に魔物と遭遇したら嫌じゃないですか!


どんな第一声を発されるか……ほら、俺繊細だからぁ(真顔)


『お礼として召喚スキルをお渡ししました。』


あれ?お渡し、し・ま・し・た?


俺何も言ってないよー拒否権無かったよワロタ。




オーリ は スキル ≪水龍召喚≫ を 手に入れた !




や、やった……ね?



『おはよーあるじさまーおなかすいたー!

……あれ?たまごはー?』



アイナちゃんマイペースですね。

てか水龍くんはもう孵化して川の流れに沿って海まで泳いで行きましたよ。うん。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ