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フォロー?さっきゴミ箱に捨てられてたよ。

「つーか、エヴァー。お前この依頼受けられんの?」


A級が条件な指定依頼じゃなかったっけ。


「ふふん!聞いて驚け!我はA級冒険者になったのだぞ!」(ドヤァ)


な、なんだってー(棒読み)


魔帝領に帰ってから頑張ってクエストしてたって?


なんてこった!ただニートしてたワケじゃなかったんだな!?


で、お前、二つ名は?



……『混沌の女神』?



……女神?


何そのネーミングセンス。わろた。

……ワロタ。


てか二つ名スゲー事になってるなぁ……

ゲームだったら間違いなく敵の一人な気がするよ。


あれ?このメンバーの二つ名ロディさん以外……あ、何でも無いや☆



自己紹介を終え、グランツさんを案内役に向かうは!


教皇領!


の、周りを囲む山のとある場所です。

転移屋さん雇ってサクサク行くよ!


いかにも断崖絶壁なところでグランツさんがハンマーを取り出し一定のリズムで様々な位置を叩く、と、

隠し入り口が出現した!


おー、開けゴマ!みたいな?


中に入ると……周りが青白く光ってますな、なんつーか岩自体が発光してる。


灯り無くても大丈夫だね、楽ね。


グランツさんに先導され入り組んだ洞窟の中を進んでいくと、ぽっかりと開いた大空洞に村が広がっていた。


岩をくり貫いて家が作られてんねー……


グランツさんが他のドワーフと何か話するみたいなんで、

今日はお泊まりしてドラゴンさんとは明日会おうね!ノリになりました。

ノリになりました、が。


考えてください……ここ、岩自体が発光してるんです。


ここの家はその岩をくり貫いて作られてるんです……


部屋の中、発光してます!


おぅ……


部屋を真っ暗にして寝るタイプの俺には、ちょっと……目を閉じてもビミョーに明るい……


朝の鐘が鳴っても……すっきり目覚めれなかったよ……目がしょぼしょぼするよ……


しょぼしょぼしつつ採掘場まで来ました!


特筆すべき事は無かったよ?



エヴァーが盗掘防止の罠にかかったとかかかったとか、かかったとか。


そのくらいしか、うん。



「もう置いていこうぜ。」



と落とし穴に消えたエヴァーを見ながら言ったら誰もフォローしてくれなかったけどね!


ロディさんにもフォローされなくなるって、余程のことだぜ、エヴァーよ……



まあ採掘場まで来たワケだが(別に大事じゃないけど二回言いました)


何かこう、洞窟削って鉄を掘り出すイメージだったんだが、たどり着いたのは火口でした。


大昔は活火山で熔岩グツグツだぜ!でしたが、氷河期的なので熔岩冷えたよ!→鉄に!みたいな事らしい。(適当)


いや、そんな詳細興味なかったんで。(キリッ)


それよりドラゴンだよね!ドラゴン!(wktk)


橙色に輝く鉄の上に鎮座したドラゴンさん、は、イメージと違ったわ。


巨大で威厳ある格好いい感じではあるんだが、ドラゴンって聞いてたから西洋のあの羽あるタイプ?をイメージしてたんだが……東洋風だった。

ドラちゃんじゃなくて龍ちゃんだった。


水色の綺麗な龍さんが蛇みたいにとぐろ巻いております、どっから入ったってサイズだが元火山なんで上空ポッカリ穴空いてたわな。


「水龍が何故こんな所に……?」


水龍……?

教えてロディさん!


簡単に言うとドラゴンは総称で、水龍(他に火龍、風龍、土龍)ってのは種類のようなもんらしい。


水に住むドラゴンだから水龍だとさ。(へぇボタン連打)


ロディ先生!分かりました!あざーっす!



にしても……


「おかしくね?」

「おかしいな」

『おかしいですね』

『おかしー』


アイナだけ発音ちゃう。


そしてエヴァーよ、お前だけ分かってないね、不思議そうな顔すな。


水龍は水に住むドラゴンなんだよ?

何でこんな場所(元火山)にいるのかって話だよ。




……その、あー成る程って顔止めろ。


ダメだこの子って目で見られてるぞ。





あ、ゴメン、前からダメだったね。

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