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テンション上が(ry

俺はテンションが猛烈に上がっている。


ちょっと特殊な金属使用したのでイイ値段ではあったが…


あれから数日、ブーツタイプの防具完成しました!ひゃっふう!


ついでに手甲も籠手に変更して胸当てもちょっと変更!

特殊な金属(名前忘れた)により装着者に合わせてサイズ変化!なので一生モノだよ!


超テンション上げ上げですよ旦那!


え?キャラが可笑しいって?


前からだよ!(ドヤァ)


……スミマセン落ち着きます、うん。


手甲から籠手に変更したのは良かったと思うんだよね。

盾持てないから盾代わりに、手甲だと指先までカバーしてくれないし。


それにしてもグランツさん…良い仕事し過ぎですありがとうございます。


ついでに《廻遊邸》さんに頼んでポンチョタイプの防具もゲットしました!

火に強い魔物の皮を使い、細かい金属の鎖が入った特注ポンチョ。


これで燃えないし物理攻撃に強い装備になったよ〜



まあそんなかんじで装備を揃えたのは良かった、が、


すっごく…高かったです…


財布すっからかん…


すっからかんにしても足りない…


グランツさんは支払い待ってくれると言ってくれたけど、借金したまんまはダメだろ!

ってワケでお金を稼ぐ!


クエストクエスト!


そう意気込んで森に突撃しました。




結果?




予想以上だったよ!


籠手で襲い掛かってきたウルフをぶん殴り

ブーツで蹴り飛ばし

刀で首叩き斬り


無双してしまったね、うん。


籠手凄いんだぜ、ウルフの口に突っ込んでも傷一つありません。


え?何でウルフの口に突っ込んだか?

口開けて襲い掛かってきたから咄嗟に手を突っ込んで地面に叩きつけたんだよ!


一撃で殺れました、充分武器になる籠手ですね。



テンション上げすぎてゴブリンの時と同じ猛省をする事になったがな!


奴等は群れで行動するの忘れてたぜ☆


速攻で仕留めなきゃ遠吠えで群れ呼びやがるんだよね…


数十はある魔石を集めながらそんな事を考えた午後の事でした、まる。




――――――――――






魔石を出したらハンナさんに虚ろな目で微笑まれた。


あ、ごめんなさい、止めてその目、止めて。


再びギルドマスターと対面する事になりました。

ここのギルドマスターは筋骨隆々なナイスミドルである。


「君は殲滅が趣味なのか?」


ちょ、開口一番んんん!


「いえ!そんな趣味無いです!」


もげそうなレベルで首を横に振る。


「そうか?しかし十歳にしてゴブリンやウルフを殲滅するとは…

本当に十歳?」


十歳です!中身はおっさんだがな!


「あの、親父がスパルタでして…ゴブリンの群れに放り込まれるのは普通でしたから、えーと…」


自分の説明下手が嫌になるぜ!

ってか今の言葉だけでギルマスと控えてた職員が微妙な表情になる。


「魔法しか効かない魔物と対峙させられたり森に放置されたり」


泳ぎの練習と称して滝壺に落とされた事もあったな…前世泳ぎ上手くなかったんだが…


死に物狂いでやれば人間大抵は出来ますね。


「……………頑張ったんだな」


ギルマスが眉間を押さえている。

そして職員さんが口元を押さえプルプルしている…え、泣いてるの!?


「今までよく頑張ったな…なら強いのも当たり前だな、うん。



君にはD級に昇級してもらおう。」




今までの会話の何処にその要素があったん?




ちなみにかなり稼げたのでグランツさんにはすぐに代金お支払出来ました。

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