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世界は英雄戦士を求めている!?  作者: ケンコーホーシ
第5章 運命動乱編(後編)
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第62話:ヒーロー達の迷宮突入

 二次選考:迷宮探索ダンジョン・トライアルとはッ!


 地下迷宮に潜む怪獣たちを、倒して、――ポイントを稼ぎまくる試験のことである!


 制限時間は3時間ッ!

 第三層のゴールに到達し、ポイントの高い上位8名が最終選考に進出できるッ!


 舞台は超巨大ピラミッド! 黄金に輝く“神葬の金字塔”ッ!


 俺たちは今ッ、この瞬間、突入を果たすのであったッ!



 △▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲



「……中は綺麗だな」


 鴉屋ミケさんに連れられて、俺たち32名はピラミッドの内部に入った。

 古代遺跡のような石造りの建物を想像していた。だが、内部は、ホテルロビーのような、近代的な作りをしていた。


 明るく、清潔で、モダンだ。照明があり、床は大理石のようにピカピカだ。受付があり、休憩スペースがあり、自動販売機があり、大きなソファーがあった。


 俺たちの視点の先――前方に、真っ赤な高級そうなソファーに座っている幼女がいた

 ウサギの耳を装着し、白と青の体操着を身に纏っている。

 血の色よりも赤いソファーに、中学生にも満たない体躯の女の子が、学校帰りの格好で座っているのは、一言で言えば“異様”だった。


 彼女は、無垢な瞳で、純白な頬で、コチラと視線を合わせた。


「いらっしゃ~い、ようこそ、ご入店してくれました~。私は二次選考の試験官を務めます――二年Bクラス担任の月見酒シロと申します~、といっても皆知ってるかな?」


 トレーニング広場の管理人にて、感知系ヒーローの第一人者、初代ヒーロー世代に当たる重鎮の一人、月見酒シロちゃん先生であった。先生は、幼く、また間延びした声をあげながら、小さな両腕を力いっぱい広げて“歓迎のポーズ”をとっている。


「シロちゃんだ……」「シロちゃん先生……」「先生がいるとは……」「フフフ……」


 喜び、驚き、安堵、感動、――生徒たちから声が漏れてくる。

 これに、シロちゃん先生は、手を振りながら、マスコットのように声援に応える。


「皆には、これから、暗い地下の遺跡を回ってもらいます~、その様子はぜんぶ『私が』モニタリングしてるから、途中でギブアップしたくなったらいつでも言ってください~、すぐに駆けつけるからね~」


「はーーーいっ!」


 と俺たちは、声をあわせる。人気すぎだろ、シロちゃん先生。


「ちなみに入り口は、バラバラに準備されてるから、一人ひとり別々になっちゃうから宜しくね~、質問がなければ、もうスタートしちゃうけど大丈夫かな~?」


「はーーーいっ!」


 と、声を合わせながら、俺たちは準備済みの変身装置を見せる。


(さて、いよいよ、はじまりか……!)


 シロちゃん先生は、俺たちの反応を確かめてから、手にしたリモコンのボタンを押した。すると彼女を中心に音が鳴り出した。大きな音だ。大地を揺るがすような、そんな音だ。


(……なんだ?)


「それでは、皆、二次選考、辛いこと、大変なこと、いっぱいあると思うけど、精いっぱい、頑張ってね~」


 ゴゴゴゴゴ、

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ、

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ――!


(音が、どんどん、強くなってるっ――!)


 揺れる、揺れる、ホテルのロビーの如き空間が、揺れる。縦に横に。グラグラと。激しく。雄々しく。揺れる、揺れる、揺れる。足元がふらつく。おぼつかない。すべてが揺れる。みんな揺れてる。シロちゃん先生だけが不動を保つ。


 無邪気さの権化であったシロちゃんの口元に、老練な戦士の笑みが漏れる。


「――皆は、宇宙戦艦ヤ○トって知ってるかな。あの話にデスラー総統、っていう相当、怖い人がいてね~、気に入らない人がいると、宇宙船から追い出しちゃうらしいんだ~」


 ピラミッド内部。俺たちの空間に変化が起きる。正確には床に。地面に、石造りのピカピカの平面に、――穴が。穴が。穴が。穴が。


(まるでっ! モグラの巣穴だ……っ!)


 地面に無数の穴が生まれた。


 そのまま、生徒たちがボロボロと落下していく。


「こんな風にね~、うわ~、まるで人がゴミのようだ~」

(先生っ……、それは、総統ではなく、ラピュタ王のほうですっ……!)


 揺れに耐えながら俺はそう突っ込む。


 気づいた時には、あゆも、葉山も消えてきた。狗山さんも、皆、落ちていったのか。人の数が少ない。揺れる。――美月もいない。心配だ。いや、余計なことは考えるな。これから試験だ。二次選考なんだ。


(そうだ。俺は戦うんだ。自分のため。ヒーローになるため)


「それじゃあ頑張ってね。皆の旅立ちに、良き運命が待ち受けんことを――」


 俺の足元にも穴が開いた。――黒色。何も見えない、真っ黒な空間。


(よし、よし、よしっ、いくぞ、いくぞ――っ!)


 身体が落ちていく。重力に全てを任せて。


「根性――――――――――っ!」


 俺たちは落ちていく。二次選考の勝利という栄誉を求めて。




 ▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼




 突然の質問で申し訳ないが、夏、プールに遊びに行ったら、まず何をするだろうか?


 準備体操、着替え、泳ぐ以外に何があるんだ、と問うてくるかもしれないが、俺は、断然、ウォータースライダーに遊びにいく。


 速攻で、行く。速攻で。一番乗りだ。


 去年の夏は受験勉強のために、ほとんどの生活を塾で過ごした俺であったが、地元のプールにだけは遊びに行った。


 あの頃は、美月の生活も多少はマシになってきたこともあり、俺と奴とあと何人かの信頼の置ける友人たちと共に1日プールで遊び通した。


 その時も、ウォータースライダーに乗った。おそらく何十回も乗った。数えるのも忘れてしまうくらいにだ。


 足に触れる強めの水流。踏み出す時の勇気。いざ流れだした時の爽快感。全てを水の赴くくままに任せる感覚。照りつける日差し。水の冷たさ。身体を横にして一本の棒のようなった時のスピード感。速度。落ちていく、落ちていく楽しさ。


 二次選考の穴に落とされた俺は、そんなウォータースライダーのような快感に包まれながら、長い長いスロープを下っていった。



「いぃぃぃぃぃぃぃいいいっ、やっほぉ――――――っ!」

 


 落ちる、落ちる、落ちる、すっごい落ちてる。

 滑べる、滑べる、滑べる、すっごい滑ってる。


 星空のマンションの落下の時は、すぐに終わってしまって、ちょっと残念だったのだ。正直、楽しくて仕方がない。


 嫌なこともすべて吹き飛んでしまいそうだ。


「さあ、いくぞ! ――――変身だッ!」


 ベルトは既に装着済みだ。銀色のベルトに学生証を当てる。

 暗闇の中で、高らかに叫ぶ。


「――――変、身ッ!」


 眩しい光が、全身を包み込む。

 眩しい光が、俺の肉体を強化する。

 眩しい光が、意識せずとも感応せずとも、身体中に入り込んでくる。

 それだけで俺の肉体というハードは――人間を超越する。


「――――ッシャア!」


 俺の変身が完了すると同時に、前方から淡い光が漏れてきた。

 ――出口だ!

 光の向こうへと、力いっぱい飛び出した。


 跳躍、着地。ぐるりと見渡す。

 そこには、岩壁でできた巨大な通路が存在していた。


「おお、おおっ、うおおおおおおおおおっ!?」


 見る。右と左の両方。そこには岩肌のゴツゴツな通路が存在している。

 天井は高い。数メートルはゆうに超えている。仕組みは判らないが、うっすらと光り輝いている。


 右腕を掲げて、メーターの記載を確認する。


 POINTS(ポイント数):0

 DAMAGE(被ダメージ数):500/500

 TIME(残り時間):180/180


「時間は、試合は、……まだ、始まっていないか……」


 と、声に出した瞬間、巨大なサイレン音が洞窟内を揺らすように鳴り響いた。

 同時に、『TIME(残り時間)の部分が、179/180』に減少する。


「おっ!」


 続いてアナウンスが入る。


《――二次選考開始です。ゴールは第三層にあります。ポイントを集め、頑張ってください》


 放送の終了とともに、四肢に力を込める。五指に至るまで流れを息づかせる。

 気合を充填する。気概を補填する。気勢を装填する。

 脳みその中にある“何か”のスイッチを、バチン、と切り替える。

 エネルギーを充電させたマシーンのように、俺の戦闘技術は高められてゆく。


 息を吸う、吐く。息を吸う、吐く。ゆっくりと、全身の二酸化炭素を出しきったあとで、大気中の酸素を吐いた総量の“7割ほど”取り込む。


「――さて、準備は完了だ」


 怪獣、ヒーロー、何でも構わない。どっからでもかかって来い。

 俺が相手だ。

 いつでも迎え撃ってやる。


「GRRRRRRRRRRRRRR……ッ」


(……むっ!)


 どうやら、さっそく来たようだ。

 右の通路から巨大な影が揺らめいている。


 俺は喋るのを止め、ゆっくりと影の方へと近づく。


(要は、アクションゲームと同じ感覚だ。バレないように接近し、確実に仕留める)


 あゆや狗山さんならば、正面から向き合うのだろうが、生憎俺は慎重にいかせてもらうぜ。


「GRRRRRRRRRRR……ッ」「GRRRR……ッ」


(……二体か!)


 こりゃあ、丁度いい。ランクCなら、一気にポイント二倍。合計20ポイントだ。


 俺はさらに物音を立てないように、通路を進む。


「GRRRRRRRRRR……ッ」「GRRRRRRR……ッ」「GRR……ッ」


(……三体か? さすがに三対一で相手するのは苦労しそうだ……)


 ――正直、言ってこの時の俺は、油断していた。

 “怪獣狩り”という表現に惑わされていたのかもしれない。

 人間にとっての怪獣とは、本来、狩る存在ではなく、狩られる存在だというのに。


(ゆっくり、ゆっくり、……っと)


 通路の端にまで到達した俺は、顔を出した。


 20を超えた怪獣たちと、俺の両目がピタリと合った。




 ▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼




「ぎゃああああああぁぁぁぁあああああぁぁああああ!」


 石畳の道を走る。転けそうになる身体を無理やり起こす。岩壁に触れる。右手を擦らせる。力を振り絞り踏み出すように進む。天井は明るい。道は視認できる。これは救いだ。助かる。だが、安心はできない。後方から音が聞こえる。地面を揺らす音が響く。段々と、段々と、近づいてくる。


「GRRRRRRRR……ッ」「GRRRRRRRRR……ッ」「GRRRRRR……ッ」「GRRRRRRRRRRRRRRRRッ……!」「GRRRR……」「GRRRRRRRッッ!」「GRRRRR……RRR……ッ」「GRRッ!」「GRRRRRRRRR……ッ」「GRRRRRRRRッ!」「GRRRRRRRRRR……ッ!」「GRRR…GRRR……ッ」


 俺は20体以上の怪獣たちに追いかけられていた。


(待ち構えられていた!待ち構えられていた!待ち構えられていた!)


 怪獣に知性はないという話だったが、どうやら待ち伏せの技術くらいはあったようだ。まったくもって油断していた。まさか、何体かが、“わざと”声を出して、俺を誘い込むなんて。


(なんて高度な技術! なんて愚かな俺! どうして試験前にあんな大声出してたんだ!)


 いくら試験開始前とは言え、あんだけハイテンションで叫んでいれば、そりゃあ怪獣だって人間がいるって気がつくだろう。開始とともに湧いて出たんじゃないんだから。最初から通路にスタンバっていたのだから。


(――ったく、馬鹿な俺だ。根っこのところは、何も変わっちゃいねえ)


 生徒会長から修行を受けようが、

 真白さんから改造をされようが、

 俺の根本というものは未だに稚拙で、愚昧なものであった。


(さて、さて、ネガティブシンキングはここまでだ。ここまで。反省は終了。

 こっからは、反撃の手段を考えなくては)


 これまで迷宮の通路を適当に進んできた。そろそろやり返さなければ、時間の無駄だ。


(……しっかし、この数はなー)


 見たところランクC。イノシシのような外見をしており、基本攻撃は突進。特殊な能力は有していなそうだ。


 一、二体だったら、余裕だが、いかんせん、二十体以上が相手だ。ローグ系のゲームであれば、後ろの列で待ってくれるが、そうもいかない。何体か相手している間にも、仲間の怪獣が容赦なく襲ってくるだろう。


 それでも、俺は負ける気はしないが、どちらにせよ最初から大きな負傷は避けておきたい。試験は3時間もあるのだ。生き死にの争いをするには、あまりにも早すぎる。


 通路をドンドン進んでいくと、再び曲がり角が目に入った。しかも二つ。右と左のふた手にわかれている。


(あそこの角を曲がったところで止まって、追いかけてくる前の何体か倒せないかな)


 うまく一撃で仕留められれば、倒された怪獣を壁に時間を稼げるかも。俺は考える。そろそろ手を打つ時間だ。場合によっては逃げ切ることも――。


 と、曲がり角に接近した瞬間戦慄した。


(怪獣の影だ)


 背筋がゾクリと冷える。マズい、マズいマズいマズい。心臓が早鳴る。このままだと挟み撃ちだ。前と。後ろ。流石に両サイドを相手しきる自信はない。


(――怪獣は右の角から来ている。到達する前に、左の角に回り込めるか?)


 どうだ。影だけだと距離感がわからない。すぐ近くにいるのか、それとも遠いのか。俺はとにかく走るしかない。思考に集中を囚われて、歩みを遅くすれば、結果として後方の怪獣たちの餌食だ。


「GRRRRRRRRR……♪」「GRRRRRRR……♪」「GRRR……♪」「GRRRRRRRRRRRRR……♪」「GRRRRRRRRRRRR……♪」「GRRRRRR……♪」「GRRRR…♪」


(怪獣どもが笑っている? コイツ達の仲間か!?)


 ならば、ヤバイ。状況は最悪だ。この挟撃は、偶発的なものではなく、意図的なものだ。怪獣たちによって作り出されたものだ。怪獣どもに、こんなチームプレイができただなんて。


(……ランクCだと舐めていたな)


 忘れていた。慢心していた。これは二次選考の試験なのだ。ランクCだろうが、弱くはない。相応のレベルの怪獣が配備されているのは当然なのだ。


(――ったく、最初からうまくいかないな、ちくしょう……!)


 と、本日二度目の反省を終えたと同時に、通路を塞ぐように怪獣が登場した。


「GRRRRRRRR……ッ♪」


 追いかけられてる怪獣と同種のものであった。やはり、挟み込まれたのだ。茶色い図体。尖った体毛。紅い双眸。激しい息遣いから興奮が読み取れる。敵は二十体以上。俺は一人。これは厳しい。開始早々、絶望的な状況だ。心が弱っていれば、諦めて座り込んでいたことだろう。


「――仕方ねぇ」


 だが、俺は構える。

 巨大な怪獣たちを前に、俺は戦う。

 絶望を友としながらも、俺は戦闘姿勢を作り上げる。


「こいっ! 化け物ども、俺一人が相手してやるッ!」


 覚悟を決めて、意志を示せば、鍛えぬかれた俺の肉体と精神は、自動的に“最善の方法”を教えてくれる。


(――まずは、前方の怪獣の撃退だ。アイツを倒せば勝機はまだある!)


 俺は狙いを定め、目の前の怪獣めがけて踏み出す。怪獣は「GRRR……♪」と愉快そうに笑う。笑っていられるのも今のうちだ。目にものを見せてやる。真白さんによって改造された肉体。いまこそ、お披露目の時だ――。


「GRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR――――♪!」


「笑うな、怪獣ども! 二十だろうが、百だろうが、俺だけで十分だッ!」


「GRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR――――ッッ!」


 両足は動き、加速度をあげる。右腕を強化しようとボタンを押しかけた瞬間。

 “それ”は起こった。



「――――《全壊右腕クラッシャー・アーム》発動! 種類『弾道弾ミサイル』ッ!」



 轟音!


 と、同時に、怪獣が大きく爆散する。超巨大ミサイルによる爆撃。激しい威力。その爆圧によって、怪獣は炎に飲まれていく。絶叫があがり、姿が消えてゆく。


 怪獣がやってきた右側通路の――反対側。

 左側通路の爆炎の中から、一人のヒーローが姿を現す。



「――ねぇ、誰が一人で十分だって?」 



 思わず笑いがこみ上げてくる。言語化できない万能感。

 全身の血流が炭酸となって弾けて飛びそうだ。

 大丈夫、俺たちは、今、無敵だ。


「――悪いけど、私はチームプレイが大好きだからねっ! 嫌でも一緒に戦うよ、ソウタ君っ!」


 鋼鉄の右腕を震わせて、とびっきり頼もしい声でそう告げた。

 俺の隣まで歩んでいき、眼前の怪獣たちを見つめる。

 堂々と、彼女は真っ直ぐに宣言した。


「1年Dクラス、川岸あゆ、変身名《全壊戦士オール・クラッシャー》」


 右腕を構え直して、怪獣たちへと向ける。


「――さあ、全壊の時間だ。塵一つ残さず掃討してみせよう」


 川岸あゆの参上であった。

 新島宗太の“危機”の最中に現れたあゆ、立ちはだかる強大な怪獣の群れ、二次選考はまだ始まったばかりだ――!

 次回「第63話:ヒーロー達の友情救済」をお楽しみください。

 掲載は4日以内を予定しています。

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