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世界は英雄戦士を求めている!?  作者: ケンコーホーシ
第2章 学園奔走編
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第17話:ヒーロー達の三角関係

 ――け、決闘だって?

 俺は当然ことながら困惑した。

 可能性の一つとして考慮してはいたが、しかし実際にそんなコトを言われるだろうとは夢にも思っていなかった。


(決闘って……中世ヨーロッパかよ)

 フェンシングの剣をとり合って斬り合う西洋貴族達の姿が頭に浮かんだ。

(――世界を革命する力を! ……なんつって)

 フザケている場合ではない。


 俺は彼女の本音を確かめようとその表情を見つめる。

 彼女の真意は一体何なのだろう、その意図は? 目的は?

 俺は鍛えぬかれた洞察力で、その表情を瞳を心を見抜こうと試みたが、その努力は徒労に終わった。というか無駄だと思い知らされた。


 彼女に隠された目的なんて存在しなかった。


 狗山さんは常に公明正大な人間であった。嘘偽りなく、回避も妥協もなく、素直にありのまま宣言したことが、彼女の本音に他ならなかった。



 ――――私は、美月瑞樹嬢へ告白する権利をかけて、君に決闘を申し込む。



 その視線は鉄すらも一刀両断できそうなくらい鋭く美しく、

 その右手を握り返した瞬間、俺は彼女の恋のライバルとなるのだろう。



 確信が強く持てた。痛烈な予感であった。


 ――戦友は、共に語らう同士となり、やがて恋をめぐって戦うのだ。


 俺は無言で彼女を見つめ返した後、こう無感情に返す。


「……質問をいくつかしたい」


「構わないぞ」


「ならば、まず一点目、俺はすでに美月に振られている。その上で俺に決闘を挑むのか?」


 当然ともいえる疑問であった。

 そもそも俺は美月に振られた過去を持つ。

 そんな男と戦って今更なんになる。決闘も何もない。勝負ははじめからついているようなものであった。


 しかし狗山さんは俺の問いに肯定した。



「答えよう、――イエスだ。

 私には君に勝利した上で、美月さんに告白を果たす義務がある。それに、君には美月さんに告白すべき当然の権利がある。というかむしろ、君は美月さんに告白しなければいけない」


「いけないって……」


「これは想像だが、君は――美月さんが好きだということから逃げている。好きだと伝えることを躊躇している。それは純然たる騎士道などではなく、葛藤の上での妥協だ。

 私に勝利した暁には、新島くんには美月さんに対してもう一度告白して貰いたい」



「……もう一度、告白って……勝っても、罰ゲームじゃん。俺にとって」

 思わず素に戻って返答してしまう。

 強制告白って、勝ったら俺が告白しろって、俺に戦うメリットがないではないか。



「ふふっ、罰ゲームか、一面的に見れば確かにそうだろう。しかし、新島くんも心のどこかで理解しているはずだ。

 ――今のままでは良くない。どこかで踏ん切りをつけて、美月さんとの現在の友人関係から脱却しなきゃいけないとな。そして君はそのチャンス心の奥で待ち望んでいる」


「やけに断定的な台詞が多いけど、誰かに聞いたのか?」


「ああ、君にな」


「俺かよ」

 そりゃそうかよ、まったくダメな俺だ。


「正確には君の無意識にだよ。

 君は自分で気づいていないだろうが、美月さんのことを口に出す時だけ少しだけ頬が緩むんだよ。そして今の美月さんとの関係を語る君は、頬を緩ませながら、少しだけ悲しい目をするという離れ業をやってのけた。これならば私でなくとも勘付くさ」


「分り易すぎるな俺」

 もっと鏡で自分を見とけよ見とけよ俺よ。

 自分の気づかない癖を他人指摘されることほど、恥ずかしいものはないんだ。



「私は君のその思いを欺瞞だなんて呼ぶつもりはない。だが、不具合はいつか必ず正さねばならない。致命的になる前に、それがゆがみと化す前に」


「不具合はいつか必ず正さねばならない」

 俺は彼女の言葉を繰り返した。


「これはそのための好機だよ。

 私が決闘というかたちで絶好の告白の機会を作ってあげようというのさ」


 これが君にとってのメリットだ。彼女はそう言い切った。



「なんというか……すごく……独善的な考えだな、それ」

 狗山さんにしては珍しい。というか遠慮がない。


「そもそも決闘という形式そのものが、美月さんの気持ちを排除した上で成立しているんだから仕方ない。独善的だ」



 狗山さんは正しかった。

 正しすぎるほどだった。

 彼女は常に正しいが、他人を巻き込むような正しさは行使しない人間だと思っていた。


(彼女も俺に対して、遠慮をしなくなってきているのかな)

 こんなこと誰にでも言うことはできないだろう。

 そう、まざまざと感じられた。


 とにかく、彼女の言いたい事をまとめよう。

 要するに、俺は勝つことで「美月に告白できる」きっかけを得ることができる。

 踏ん切りをつけて、告白まで持っていく覚悟を得ることができる。

 ――言いたことはわかるが、こう言葉にすると、その、とっても何だか……恥ずかしい。


 俺にとってのメリットはわかった。

 納得はしてないが、理解はすることができた。


 掘り下げるのは後回しにして、俺は質問を続けることにした。



「……質問その二、狗山さんは俺に勝ってどうするつもりだ? 告白するのか?」


「ああ、そうだ。私は美月さんに思いを伝える。振られようと振られまいと関係ない。私は思いを伝える。成就しなかったら、君が告白してくれても構わない」


「俺がッ……仮に告白したいとして、許すのかよ」


「当たり前だ。言うなれば私は、決闘にて『告白の優先順位』を決めようと誘っているのだよ」


「優先順位ねぇ」


 俺は奇特な展開に頭を悩ませながらも必死に思考を巡らせてきた。

 なるほど。狗山さんの言いたい事がだんだんとわかってきたぞ。

 彼女は決闘することで、自分たちの気持ちを白黒はっきりさせてしまいたいのだ。


 現在、俺と狗山さんと美月は、奇妙な三角関係で結ばれている。

 先ほどようやく明確化された関係だが、これは非常に危ういバランスの上に成り立っている。



「新島くん、先ほど部屋で、私と美月さんがイチャイチャしていてどう思った?」

「どう思ったって……」


「――嫉妬しただろう?」


「………………し、してねぇよ」

 俺は視線を狗山さんから外す。

「ほら、視線をこちらに向けろ。君は明らかに動揺していたではないか、心のなかでどう思っていたか知らないが、客観的に見れば、君は間違いなく嫉妬の炎で燃えていた。

 ――私が銭湯から上がってきた際に、暗黒面に堕ちたみたいにネガティブなオーラを纏っていたのもそのためだろう?」


 自分の心の中は自分が一番良くわかっていると錯覚していたのはいつからだろう。

 俺は確かに銭湯から上がった際、ちょっとだけブルーな気分になっていた。

 自分ではその原因がわからなかったが、狗山さんはそうした俺の心境を、俺の無意識の感情を、精神鑑定医のようにピタリと言い当ててきた。


 なんて人間だ。おれは戦慄していた。


「だから、この三角関係に折り合いをつけるために、私は提案するのだ。

 ――闘おう、そして決着をつけようと」


 狗山さんの言いたいことは理解できた。

 心の奥が痛くなるくらいには理解できた。

 この関係が今のように不透明で曖昧模糊で続いていけばいいが、現実はそれほど甘くない。いつでも危険はすぐそばにある。俺たちは薄氷の上に立たされている。

 いつかは限界がくる。どちらかに負荷がかかりすぎて冷たい海に沈んでしまう。



 これは先回りの論理だ。

 火災事故が起きる前に、前もって燃えやすい物を捨てておくように、未然に予測できる悲劇を防ごうという試みだ。


「……要は泥沼になる前に、すっきり決めとこうぜってことだ」


 まるで獣の縄張り争いみたいだ。

 変にごたつく前に、美月への愛をはっきりしておきたのだ。


「そういう解釈でも良い。私は愛憎の思念によって、この関係を壊したくないのだよ。

 ……これでも中学時代の私は、女の子にモテる方だったのだ。楽しいことも無論たくさんあったが、同時にツライこともいっぱいあった。屈折した人間関係を是正しなかったせいで、私は彼女達にひどい苦しみを与えてしまったこともあった」


 確かに、狗山さんの見た目と性格ならば、中学校においても覇権をとることなど容易いことだろう。モテモテであるはずだろう。

 しかし、だからこそ、それ故に、彼女なりの悲劇もあったのだろう。

 譲れない信念が生まれたのだろう。



「三角関係ねぇ……まるで漫画のラブコメみたいだ」


「うむ、ラブコメだ。しかし私はラブコメの関係というのはあまり得意ではない。

 なんというか、ギクシャクした人間関係を見ていると、歯がゆい気持ちになってくるのだ。私がキャラクターの一人ひとりに個別相談会を開いて、説明したくなる。でも、できない。だから、私は苦手だ」


「まぁ言いたいことは理解できるよ」


「私の理想の恋愛観はドラゴンボールだからな。『んじゃ、結婚すっか』『んだ』で済んでしまうんだぞ、あの世界、あれぐらいで良いのだよ現実は」


 だからといって決闘で決めることになるとは、単純明解すぎる。

 本気でジャンプの世界で生きているのだろうか、この娘は。


「ちなみに弁明のために言っておくが、私はラブコメの人間関係は苦手でもキャラは大好きだからな。ToLOVEるも、いちご100%も、ニセコイも電影少女だって大好きだからな。小野寺さんはマジ嫁にしたい」


「その話は後でいいから」

 あと嫁にしたいって言うな。


「君が振ってきたのではないか……」

 狗山さんはジト目をしてふてくされてきた。その挙動がめずらしくて何だか可愛らしい。



「……オーケー、わかったよ。それじゃあ、質問その三だ。

 そもそも決闘といったって、どんな方法で戦うっていうんだ。正直、今の戦闘力だったら狗山さんの方が圧倒的に上だぞ」


 これは怪獣ベヒモスの退治を見ていた時点で自明の理であった。

 無論、今後はわからないし、負けるつもりもないが、今の実力だとどうしても彼女の方が上であるだろう。



 俺の質問に対して、彼女は「その質問を待ってました」とばかりにニヤリと笑いかけた。何か良い考えがあるのだろう。自信たっぷりといった様子をしている。


 …………まあ、運悪くタイムアップが来たようだが。


「うむ、それはだな、実はちょうど最適なものが…………っと、マズイぞ、新島くん。そろそろ話している時間もなくなったようだ――――ほら」



 俺は狗山さんの指差す方向を見ていると、

 フラフラになりながら浴場から出てくる美月の姿があった。


「ふ、ふあぁ~、そーちゃん、りょーこちゃん、おまたせぇ~」


 ピンク色のパーカーを着て、よたよたと歩いてくる。


 まるで酔っ払った深夜のサラリーマンみたいな足取りだ。

 おいおい、大丈夫か。


「確かにこれは一時休戦だな。詳しい話と返答はまた後で必ずするよ」


「うむ、そうだな、今はお姫様を助けにいく時なのだ」

「姫って柄じゃないけどな……」


 俺と狗山さんは立ち上がって、美月の元へと駆け寄る。


「ふわあぁ~、ありがとぉ~」


 呂律の回らない口調で倒れこむように抱きついてくる。

 いちいち甘えくる動作が、とても可愛らしい。

 ――可愛らしい? ああそうだよ、可愛いと思ってるけど、何か文句あるか?

 風呂あがりのためだろう。美月の身体は柔らかくてホカホカで何だか気持ちのいいクッションみたいな感触がした。どことなく甘いミルクのような香りが鼻孔をくすぐる。


 ――――甘い香りだって?


「…………やったじゃん、美月。お前にも女子力があるぜ」

「ほんとぉ~やったぁ~さふなずっとはいったかいがあったよお~」

 もはや美月の言語は人類を超越していた。

 つか、何言ってるかわからん。


「さあ、美月さん、牛乳を買ってきたぞ、これを飲むんだ」

 いつの間にか狗山さんが紙パック式の牛乳を持ってきた。マジ神の速さ。

「うん~ありがとうりょ~こちゃん」

 美月はそれを受け取って、ちゅーちゅーと吸い始めた。

 ビンだと床に落としてしまいそうだったからな、ナイスな判断だ。


「……新島くんよ」

「何だよ」

「今の美月さんの光景を写メってもいいかな?」

 狗山さんを思いっきりグーで殴ることにした。 




 帰り道は三人四脚みたいなことになった。

 真ん中にフラフラの美月がいて、

 俺と狗山さんがその両側をしっかりと支えながら、女子寮への道のりを進んでいた。


「新島くん、どさくさに紛れて変なところを触るでないぞ」

「お前がな」

「おっと、これはバレたか」

 狗山さんはお尻に向けられた手を、腰の位置に戻す。


「……ったく、油断もない。俺が守ってやらなきゃまだまだ危ないな」


 ――守る? 誰を? 美月を、か。


(あ、ああ……そういえば)


 俺は美月を守るために女子寮にきたんだっけか。

 すっかり忘れていた。何をブルーな気持ちになっていたんだろう。


 俺の心はすっきりしていた。

 風呂あがりに感じていた、心の中の空虚さは解消されていた。

 自分がまだここにとどまり続ける理由が、ようやく理解できた気がした。


 うむ、満足満足。

 俺がすっかり納得していると、後ろから狗山さんが話しかけてきた。

 美月には聞こえないような小さな声でだ。


「……新島くん、一つだけ頼みがある。ライバルになったとしても、決闘でどんな結果になろうとも、君は私の大切な友人であり、美月さんは愛しき女の子だ。それだけは変わらないつもりだ」


「……ああ、わかってるよ。最悪なのは仲違いってことだろ、美月のためにもそれだけはしないでおくよ」


 そうだ。

 それだけは避けなければならない。

 俺達が争うことで、この馬鹿幼馴染を孤独の果てに追いやってはいけない。

 二度と彼女を冷たい世界に放り出してはいけない。


 それは最悪の結末だ。

 バッドエンドの世界だ。

 アカオーニさん風に言うならば、「最悪の結末、バッドエンドに染まるオニー」だ。


 …………真面目な雰囲気でこんなこと言っちゃうのが、俺の良くないところなんだろう。


 とにかくだ。

 俺達は戦う事になったとしても、今の関係を崩壊させてはいけない。

 俺たちはそのために戦うのだ。

 なくしてはいけない。切に、強く、そう思った。


 それに俺は皮肉を言ったり、馬鹿にしながらも、何だかんだいって狗山さんのことを気に入りつつあるのだ。


「ふふっ、新島くん君は基本的にあれだな。ツンデレ男子だな」

「ほっとけ」

 俺は彼女の言葉に身をすくませながら、女子寮への帰路を急ぐこととなった。





 美月の意識も元に戻り、女子寮に到着した時のことだった。


「私、参上――ッ!」

 物陰から川岸あゆが颯爽と姿を現した。


「お、あゆだ」

「川岸さんだね」

「あゆさんだな」

 俺は三様にリアクションを返した。


 いきなりエンカウントしたので、モンスターかと思ってしまった。

 あゆは、ふっふっふと悪の幹部みたいに笑いながら俺たちの前に接近してきた。


「私、参・上――ッ!!」

「いやそれはもう聞いたから」


 あゆは親指で自分を指さしながら、両腕と両足大きく広げて、ビシィ!というカッコイイポーズを決めていた。


 そういえばお泊り会に来ないかって声をかけてたんだった。

 いろいろ考えることもあったせいで忘れてた。


「呼ばれて飛び出てジャジャ~ンと参上しました、川岸あゆです!」

「そうだな、サンクスな」

 俺はお礼にアメの袋を取り出して、一個あゆに投げた。

 あゆはソレを華麗にキャッチする。

「イエス!」

「だんだんと調教されてるこの子……」

 美月が戦慄していた。


「あゆさん、君も参加してくれるのか?」

 狗山さんが喜ばしげに声をかける。瞳が猛禽類のごとく細まっている。

 ね、狙われている……!?

「うんっ! ぜひぜひ参加したいですっ! お泊り会とか小学生以来だもん!」

 あゆはピョ~ンと飛び跳ねて、身体いっぱいに参加表明をする。


「そうか、じゃあ夜はグダグダお話でもしながら一緒に寝るとしよう」

「話そう、話そう~!」

「そして、一緒に寝よう」

「寝よう、寝よう~!」

 狗山さんの瞳が、子ウサギを狙うキツネみたいに鋭くなっている。

 ……あ、あれ、そもそも美月を守るつもりであゆを派遣したんだけど、意味ないんじゃね。

(ああ、スケープゴート的な役割か)

 ここはあゆに犠牲の犠牲になって貰うことにしよう。

 頼んだぞ、あゆ。


「美月さんも一緒にどうだい。くだらないお話でもしながら共に仲を深めようではないか、あと一緒に寝よう」

「え、えっと……」

「そうだよ、美月ちゃん一緒に遊ぼうっ!」

「……そうだね。他の人と一緒に寝るのって、何だか久しぶりだ」

 いや駄目だ、犠牲にすらなれてない。

 むしろ状況を悪化させている。



(どうする、どうすれば男の俺が、美月を平穏に守ることができる?)


「そして、新島くんも一緒に寝ようではないか」

「ああ、……そうだな」

「そうだね、ソウタ君もっ!」

「よろしく、そーちゃん」

 うんうんそうだな俺も一緒に、――って。


「――って、えええええええええええええ!?」

 俺は驚きながら叫ぶが、狗山さんは華麗にスルーして高らかに右手を挙げてきた。



「さあ、ここからが本番だ、皆の衆、今日は寝かさないからなぁ――!」

 きゃほーい、といいいながらハシャいでいる。うっわー楽しそうー。

 キャラ崩壊もどんとこいって感じの喜び具合だ。


「いくぞぉ! みんなぁ――――!!」


「お――――っ!!」

「おー」

「おおぉ…………」

 え、ええ……?

 あゆは元気いっぱいに飛び跳ね、美月は恥ずかしそうに右手をあげて、俺は地面にずるずると崩れ落ちていった。


 夜はまだまだ長い、俺は覚悟を決めながら、今日という日を切り抜けることを誓ったのであった。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

二人の応酬が面倒な感じになってしまったので、わかりにくかった場合は申し訳ございません。

次回「ヒーロー達のお泊り会」をお楽しみください。女子寮話も次がラストです。

掲載は3日以内にはお送りする予定です。

それでは次話もよろしくお願いします。

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