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旅人  作者: ネムのろ
第五章 ソラの記憶と悲しい別れ
17/20

旅人 番外編その3 ~クリスマスパーティー編2~


ソラ「前回はすっかり道留母さんのペースに持ってかれっ放しだったけど、今回はそうもいかないぞー!」


俊一「あれ、張り切ってるねソラ。」


ソラ「もちろん!今回こそはクリパについてあたしが話をもり上げ...っ?!て、父さん??!!」


俊一「うん。久しぶりー招待状貰って来たよ。今日はゲストだから僕。」


ソラ「そうだった...有りえない事も有りうるんだった...」


俊一「そう言えば他の皆は?ソラしか居ないね。」


ソラ「うん。ネオンは飾り付けの材料切れたから買い物。姉ぇさんは道留母さんに怯えてそのままどっかいった。緑香と母さんは料理にバリエーションが必要とか言って色々材料を調達するって出かけていったから、あたしががんばるぞー!って張り切ってたの。」


青香「へー、やる時はやるんだ。ソラえらーい♪」


ソラ「青香?!貴女も来たの?!登場はたしかまだ先だよね?」


青香「そうだよーでも招待されて来たんだヨッ!それにしてもソラってば大きくなったねー♪」


ソラ「...ううっ...」


俊一・青香「ええ?!何故に泣く?!」


ソラ「だってぇ...夕ねぇからいつも「ちーび助」とか、「背、全然伸びてないねー!」とか、「このままちっこいんじゃないの~?!?(にやにや)」とか言われつずけてたから青香の言葉が嬉しくて嬉しくて、感動しちゃって...」

 

俊一「嬉し涙だったんだ...」


青香「苦労してるんだね。実の姉がサディストなのも困ったもんだ☆」


ソラ「そうなんだよーー!この前なんかさ~」


俊一「あーらら、二人とも会話に華を咲かせ始めたよ。ま、いっか。」


ネオン「よくないだろ。読者が退屈してしまうじゃないか。」


俊一「あれ、帰ってきたんだ。ん?買い物はどこなの?ネオン君。」


ネオン「人間じゃないから皆に逃げられた。「きゃーーー!!化け猫――!!」とか、「ユーマだぁあぁああぁぁああ!!」とかね。おかげで買い物すら出来ずに帰ってきたって訳...まったく...どうしろってんだよ...」


俊一「ハハハ...しょうがないよね。あ!だったら僕も一緒に行こうか?それだったらきっと定員さんも驚かなくてすむし。丁度、暇だったし。」


ネオン「それは助かる!」


俊一「決まりだね。おーい、僕とネオン、今から買出ししてくるから、お留守番ヨロシクねー?」


青香「うわっ!それはいくらなんでも酷いっしょ~!」


ソラ「でしょ~?それなのにさ、あたしがんばったのにさっ!」


俊一「...ま、いっか。」



一人と一匹は溜息を吐きながら外へ出かけた。目指すはコンビニ。暗くなってきた空を眺めながらネオンは俊一の肩に乗る。何故か道の街灯は電気が点いていないため薄暗く、ネオンが体をライト代わりにしていた。


俊一「いやー、ネオンは便利だなー♪こんな事できるんだもんなー。」


ネオン「あー、まぁ、結構、簡単だし。あまり波動はどう使わないし。」


俊一「~♪久々のノンビリライフ~♪」


ネオン「ん?あれ...今、一瞬...」


俊一「~~♪」


ネオン「なぁ、俊一さん。今なんかオカシイ波動 感じなかったか?」


俊一「さぁ?僕は何も感じなかったケド...どうかしたのかい?」


ネオン「...いや、気のせいだと思う。」


俊一「そうかい?次、この角を曲がって行くと少し騒がしい所に出るから、喋る時はなるべく小声でお願いするよ?」


ネオン「ああ。わかった。」


ネオン(確かに感じたんだけどな...疲れてんのかな俺...)




???「フフフ。ミーツケタ♪シュンイチ、覚悟するがいいのさ。」



俊一「え~と、あとは?」


ネオン「うん、多分これだけあればもう大丈夫だと思う。」


俊一「じゃ、払ってくるからネオンは外で待ってて。」


ネオン「おう。」(でも、オカシイなぁ...確かにあの時何かの波動を感じ取った。だが、普通の波動は感じられなかった。そう、まるで...)書き足し⇒操られてるみたい。


俊一「お待たせ。帰ろっか。」



???「シュンイチ、また会ったナ。アタシの事覚えてるカ?」


俊一「...!まさか、君は...」


ネオン「どうした俊一さん?すっごく驚いてるけど...この子と知り合いか?」


俊一「...どうして君がココに...有り得ない、こんな展開。それに、その口調はどうしたんだい?」


???「何、どうってことじゃナイ。それより、アタシはアンタにようがあって来タ。」


俊一「ネオン君、彼女から変な感じしないかい?」ひそひそ


ネオン「ああ、する。しかも禍々しい。気分悪くしそうな位だ。それより、何なんだよこいつ?」ひそひそ


俊一「この子は...僕の家族の一人」ひそひそ



ネオン「へー、家族...





















...って?!ええええええ??!!てことは隠し子?!いや、ふ、二股?!?いや、愛人??!!?あんたあんないい奥さん持っておきながら...!!」





俊一「ぶぅーーーーー!!そ、そそそそんな訳ないだろ!!僕の身内って事!一番下の妹ですみれって言うの!!!」


ネオン「ああ、御免。すっごい勘違いした。」


俊一「全くもう...頼むからそう言う冗談や勘違いはやめてくれよ~?家には勘違いを勘違いする大勘違いな人がいるんだから。今の一部が聞こえていたら大変な事になってた...「あなた?何故こんな所に居るのかしら?ふふふ...」うっ!み、道留...」


ネオン「あ、道留さん。どうも。買い物終わったん「フフフ...当たり前でしょう?でなければこ~んなデカクテ重たい荷物なんて持ってなかったわよ?フフフ...」そ、そうか...あれ?何だか道留さんの背後から黒いオーラが出て...「嫌~あねぇ...そんな訳ないでしょう?誤解、やめてくださる?迷惑よ?フフフ」うっ...す、すみません...」



道留「俊一さん?この方は...誰かしら?」にっこり


俊一「ぼ、僕の...身内の一人で...い、妹の菫です...」


道る「嘘つくんじゃねーよ浮気野郎」


ネオン「うわ?!性格と表情変わった?!?!怖い笑顔だったのが恐ろしい顔した不良っぽくなってる!!」


俊一「み、道留は、怒りが暴発すると道るになり、怒りが収まるまで戦いつずけるんだ...何を言っても聞いてくれないし...それに、ああなった彼女は無敵...誰も勝てない...」


ネオン「どんなラスボス的な感じなんだよ?!じゃ、もしかしてこれか?!夕歌が怯えて消えたのは?!...後、声が裏返ってるよ俊一さん。」


俊一「に、逃げるよネオン...こうなった道留は魔王でも倒せない存在だから...」


道る「逃げられるとでも思ってンのかぁ?チキン野郎と猫変化」


チキン野郎「ち、チキン?!ぼ、僕の事?!?」


猫変化「猫変化って俺...?!て、作者!俺らの名前、そんなアホなあだ名使うなよ!!元のにしてくれよ!!」


...嫌。面白いから←笑い



猫変化「ちょっとそこにナオレええええええ!!!!」


道る「そこにナオルのはてめーらだ!覚悟しやがれ!!臓物切り裂いてバラバラに改造してやる!!」


チキン野郎「エゲツナイ怖い事言わないでくれよ~!!」


こうして、道るVSチキンの戦いは始まった。


菫「アタシも参加する。皆殺しするのだサ」


猫変化「何だか解んないけど君の相手は俺だ!」


菫VS猫変化の戦いも始まった頃、ソラ達はと言うと...


ソラ「それで、あたしのオヤツ食べちゃってて、それでもしらを切るから言ってあげたの!!」


青香「なんて何て??」


ソラ「口の周り、プリンだらけで何いってんの」


青香「証拠隠滅し損ねたんだ♪ププ~」


ソラ「ううん。本当じゃないの。そう言っただけ。でもね、お姉ちゃんったら」


青香「うんうん。」


ソラ「マジ?!拭いたつもりだったのにマダ食べ残しが??!」←間抜け顔


青香「プっ!あはははははははは~!嘘もろだし~☆」


ソラ「でしょー?あはははは!」


日ごろの不満(夕歌)やストレス(夕歌)を解消していた。


続く?

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