ボス戦
その日も俺たちはダンジョンを攻めていた。
その日はジョーカーとサニーが二階層を突破する番だったが、2人ともレベルが上がりマギを極め始めた為か、余裕で4階層までをクリアした。
「よゆーよゆー((o(^∇^)o))」
「楽勝だにゃん!」
「さて、あと2階層は誰がやるんだ?
確か、このシャイマのボスは討伐されてないよな?」
俺が言うと、ゾードがスッと歩み出た。
「私がやりましょう。」
「おっ、ゾード、珍しく!」
「珍しく、は余計です。
さて、あなた達は私のマギの使い方をよく見て学んでください。
あなた方のマギの使い方はまだ粗い…
マギを無駄に消費しています。
では、行きましょう。」
ゾードは超偉そうにそう言うと、歩いていった。
俺たちは後を付いていく。
確かにゾードの動きは無駄が無かった。
ダガードワーフを一太刀で胴体と頭を斬り裂いて、真っ二つにする。
それも、最小限の動きで、だ。
威力で言えばサニーの方が上手だと思うが、精密さ、という点では完璧にゾードに軍配が上がりそうだ。
そして、俺たちはボスの間にたどり着いた。
キングダガードワーフがいる…らしい。
変異も覚醒もしてませんように!
俺は祈りながら、ボスの間に足を踏み入れた。
キングダガードワーフは変異も覚醒もしていなかった。
が、その両手には大きなダガーが握られ、血が滴り落ちている。
目は紫に光り、巨体はずっしりと地に付いている。
「さぁ、行きますよ!」
ゾードの掛け声で俺たちはキングダガードワーフを囲んだ。
ゼンファーファが火球をぶつける。
が、気合いでそれを消し飛ばすキングダガードワーフ。
こりゃ、難敵だぞ!
俺はマギを最小限に纏って、突撃する。
身体を極限まで低くしてキングダガードワーフのスネに斬りかかった。
シュパーン!と足に亀裂が入る。
が、すぐにキングダガードワーフは俺をその足で蹴り上げる。
「グァァッ!」
俺は後ろへ吹っ飛んだ。
「全く、まだまだですねぇ…
サニーさん、行けますか!?
ジョーカー、サイコロを!
ミアさんは、衛輔さんの手当てを!」
「オッケーにゃん!」
「サイコロ!★」
「分かりました!」
サニーがマギを極限まで大きく纏い、キングダガードワーフに体当たりする。
尻餅をつくキングダガードワーフにゾードのマギの剣が振り下ろされる。
そして、ジョーカーのマジカルアックスでキングダガードワーフの頭蓋骨を叩き割った。
「しゅーりょー!(^ ^)/」
ジョーカーの言葉でシャイマのボス・キングダガードワーフの討伐は終わった。
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