ヨッド討伐
その日、俺、サニー、ゾード、ジョーカー、ミア、風助、ウラウサ、ゼンファーファ、シャニルの5人と4匹はダンジョン・ダルメアに向かった。
ダルメアは、ゾンビ系のモンスターが出る変化型のダンジョンだ。
「しかし、0101ヨッドはダルメアのボスの覚醒融合体だよなぁ?
ボスの覚醒体が冥府なら、ボスの覚醒融合体は何て言うんだ???」
俺は、キュートゾンビを倒しながらゾードに尋ねた。
「黄泉ですね。
覚醒融合体で、ボス、又はボスに近い者同士が融合して覚醒した場合を、黄泉と言います。」
「…黄泉、かぁ。
冥府と言い不吉な単語だな。」
「それはそうでしょう。
元々不吉極まりないものですからね。」
ゾードは右手をかざすだけで、ホットゾンビの首を刎ねた。
カッケェぇ!
「ゾード、今の技ってどうやるんだ?」
「…これは、まだ、あなたには使えませんよ。」
ゾードは意味ありげにそう言った。
「そろそろボスの間だよん♡(^ ^)」
ジョーカーはサイコロを2つ手に持っている。
「おぉ、そっか…
よし、みんな、気合い入れていくぞ!
覚醒融合体、黄泉だからな!」
俺は言ってゾードの後ろに隠れながら、ボスの間に入った。
そこには…
右半身がゾンビ、そして、左半身がグールの化け物が、ゾンビを喰らっていた。
うげぇぇえ!
共食い!
の他にも突っ込み所はあるが…!
とにかく、強烈な異臭を放つ、その化け物は俺たちに腐りかけた5つの目をギョロリと向けると、紫色の舌が3枚生えた口を大きく開いて威嚇した。
「行きますよ!
リーダー、私の後ろに隠れてないで手本を見せてくださいよ!」
ゾードは俺を前に突き出した。
「ゾード!
てめぇぇ!」
ヨッドが俺に向かって走ってくる。
くそ、ゾンビのくせに速ぇぇえ!
俺は真鈍無の剣で高速剣を発動し、ヨッドの腕を一本切り落とすと、地を蹴って高く飛び上がり、上から突き刺…
そうとするが…
ヨッドから触手刃が伸びてきた為、触手を蹴って部屋の側面に着地した。
「ふむ、中々動きは良くなりましたね。」
ゾードは偉そうに言い、また、右手をかざした。
ヨッドの肩に大きく亀裂が入った。
スッゲェな…
「サニーさん!」
ゾードが言い、無言で頷いたサニーが雷冥槍を上空で二回転させ、ヨッドに槍投げの手法で投げつけた。
雷冥槍はヨッドのど真ん中に命中し、直径20センチほどの穴を開けた。
「やった!」
「まだダヨ♦︎( *`ω´)
サイコロ、サイコウ!
出た目は4つ!
マジカルダガー!」
ジョーカーが倒れたヨッドから伸びる触手刃を切り落としながら進み、そして、ヨッドの首を切り落とした。
「お疲れ様です。」
ゾードが言い、こうして0101ヨッド討伐は終わったのだった。
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