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ループ! 神にまで上り詰めた男が 次の世界で何を望む。  作者: 御剣 大河
第1章  影の勇者と糞女神
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 聖獣 イフリート


「少し、小さくなったか」


 大きなスライムから触手が伸びてきて カイトを掴むと体内に取り込んでしまい。遊んでいるように見えるのだが マルデュークとルージュ、ミントから見たらカイトが攫われたと思い。魔法で最大攻撃をしてくるもののスライムの表面の薄皮を剝がす程度の攻撃を受けるのであった。


 その間、カイトは全身の汚れを洗い流してもらい。着ているもの全ても洗われて魔力まで補充をしてもらうと30分の睡眠後に外に出て来てみるとスライムを中心に攻撃を受けたのだろう。面影が残されていた。1部は、猛毒の沼が出来上がっていたり、縦横無尽に雷撃跡が残されていたり、火魔法最大の痕跡が残されていた。


「スライムたち、元に戻せ」


 カイトがスライムたちに命令を下すと数時間後には、元の姿に戻るのであった。森が再現したり、草原が そして浮遊している。魔力に空気までもが普通に戻ると それだけでも3人が驚くのであった。


「元の姿に戻ったな テン!」


 カイトを取り込む事で安心したのか、更に大きく成るのであった。踏み潰してしまったスライムや攻撃を受けて死んでしまったスライムも テンが新たに生み出して更に増えるのであった。それと同時に天井の1部に穴が開くとそこから 水が流れ落ちてきて滝のように地面に当たり、湖を作り出してしまった。


 その滝は、地上から地下5階層にまで続いており、地上の滝の河口部分に神気の魔法陣を描いており、神界と同じような仕組みまで作り出してしまう。


「どれ 何が出て来るか。やってみるか、強い奴なら門番に最適だな」


 カイトが湖全体を使って 召喚魔法陣を描くと本来の魔力を流しいれただけで 洞窟全体が振動しはじめてしまい。小さな小動物を召喚に成功した。それを見た。マルデュークとルージュの背中に汗が滲むも ミントは可愛い物が仲間になるのだと思っている。


「で! お前は、俺に召喚されたが俺に仕える気があるのか」


「旦さん、この方は」


「カイト、不味いよ」


 2人は、相手が聖獣である事を理解しているが カイトとミントは、見るのも初めてであったがカイトは鑑定で分かっているがミントの方は、理解できないでいた。可愛い者として判断していた。


「強気物なら仕えよう。我よりも弱ければ、この場から立ち去れ もしくは、我の血肉となって ・・・ 」


 カイトが1発殴りつけただけで 洞窟内の壁に激突してしまう。


「俺に仕える気が無いなら 貴様を殺して新たに召喚するか。聖獣なら魔王覇気の方が戦いやすいだろう」


 カイトが魔王気質と魔王覇気を発動させると スライムたちが一斉にテンの中に逃げ込んだ事を確認すると洞窟内全体が震えはじめた。


 魔王の存在は知ってはいたが まさか、これほどの魔王が存在している事は露知らず、神を超える存在など知る由もなかった。カイトに召喚された、聖獣は 火の聖獣 イフリート。


 炎を司る神の1人である。その神ですら カイトの魔力に怯えだしていた。そして 魔王覇気を受けて全身を震わせてもいた。


『やめじゃ、やめじゃ、カイト! コヤツがいなくなってしまっては、この世界から炎が無くなってしまう。氷河期に突入だ。貴様以外の多くの人間が死んでしまうわ。

 数百年の長い間、炎が無い世界になる。イフリート1体を作り出すだけでもろくでも無いほどの時間を費やしてしまう』


『爺、止めるなよ。せっかくいい処だったのに』


 神気を受けた水しぶきに中から 武神 アルスラーンが姿を露にする。


『武神様は、この者を知っているのですか』


『このカイトは、神々を滅ぼす奴だ。そして 俺の戦う相手でもある。それと酒仲間って 処か、のぅ~』


『地上に降りてこれるのかよ。2回戦目としゃれ込むのも悪くないな』


『無理じゃ、無理じゃ、この滝の中だけでしか動く事が出来ない。この神気内だけじゃ』


 マルデュークとルージュは、テンの後ろに隠れてしまうが ミントは何も気にする事もなく、イフリートに頬刷りをしはじめるのであった。可愛い仲間だと思って 不思議とミントに仲間意識も持つのであった。


『初めて見たぞ。イフリートがミントを仲間としてみる姿を コイツも貴様と同様で勝ち気で行かん。すぐに戦闘を好んでしまうからな 案外貴様となら相性がいいのかもしれないな』


『で! チビはいつまで その様な姿のままでいる積りだ。本来の姿を現せ』


 カイトの声を聞いた途端に 身体が反応してしまい。自然と本来の姿に変わるものの ミントは今まで通りに頬刷りを辞めない。


『ミントからしたら 姿かたちが変わっても本質が変わらないから同じなのかもしれないな チビは』


『だって この子の魂は、光り輝いて綺麗だよ』


『ミント殿は、会話が可能なのか。もしかして』


『そう、私は神獣。主様の女に成る事が夢なの! 主様が生きている間に女の喜びも体験したいと思っている』


『簡単な事だ。ミント! 俺の加護とイフリートの加護、そして カイトの彼女の誰でもいいから1人から加護を頂け、それで神獣の貴様も人型に成れると思うぞ。

 まぁ~滅多に成れるもので無いがな! カイトの彼女達は、精霊獣だからな! それが精霊王や精霊女王なら簡単に人間に生まれ変わる事も出来るし、今の姿も大事だと思うのであれば、人型で十分であろう』


『ちょっと待てよ。俺に女を増やさせてどうする積もりだ。俺に死ねと言っているのと同じ事だろうが』


『何だ、カイトでも女が怖いのか』


『当り前だ。俺は普通の人間でも 精霊獣に厄災が俺の相手なのだぞ。そこに来て神獣まで 俺の身が持たん』


『この際だ、イフリートを女に生まれ変わらせて抱いてみるか』


『俺は、女に成るのですか。アルスラーン様』


『聖獣の分際で爺の言葉に振り回されるな! 冗談に決まっているだろう。

 それで貴様は、俺に仕える気があるのか。無ければ帰れ! 爺、久しぶりに飲むか』


『今回は辞めて置こう。カイトよ、外に出ていないだろう。村では大変な事になっているぞ』


 カイトが感知魔法を展開すると意味を理解した。村人たちが集まり出して物騒な物で扉を叩き始めるのであった。壊せる訳もなく。


『今回は、借りにしておいてくれ、旨い物でも送る』


 笑顔で神気の中に消えるとイフリートも地上に上がると大きな炎となって照らすのであった。周りでは、多種類の薬草達が咲き乱れてカイトの帰りを待つみたいに カイトがガウェインの上に座ってミントを従えて地上に出て来る。






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