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ループ! 神にまで上り詰めた男が 次の世界で何を望む。  作者: 御剣 大河
第1章  影の勇者と糞女神
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 最悪な厄災 マルデュークが登場


 ミントに背もたれをして待つと2人が目覚めた。ガウェインがカイトの横で静かに控えた。2人がまたしても幼稚な戦闘を始めようとしている処をカイトが止めると青白い顔になってカイトの前で膝間付く。


「おいっ! 貴様等は、誰だ。名を名乗れ」


 カイトの声を聞いた途端に ビクリと反応するとカイトの前までやってくる。カイトの脇で控えていた。ガウェインが動き出してこれ以上前に進ませないように停止させた。その剣を見ただけで2人が更に震えだす


『ガウェイン、貴様の力なら2人を完全消滅も可能か』


『多分、可能だと思います』


『そうか、思考やその他諸々をミントに喰わせれば、ミントが死ぬまで この世界に舞い降りて来ないと言う事だな』


『女神や邪神を食べさせてくれるの 主様』


『聞いての通りだ。爺との話し合いで決まった事だ。お前達2人の肉体は、完全消滅させて思考やその他諸々をミントに食べさせた後に数千年の後に復活が可能だと言う事となった。

 本体がある貴様なら解るよな、貴様の肉体がある、神界でも同じ事が起きる。神界の肉体が完全消滅をしてしまってから 後は、自分の頭で考えろ 思考が伸びる』


 カイトの声を聞いただけで思考が伸びだした地点でマーリンの仲間たちが目覚めて状況も分からずにマーリンを助け出そうと動きをすると 月明かりで明るかった空間に黒い雲が立ち込めて黒い稲妻が処彼処に動き回りだした。カイトの後ろに控えていた。ミントが本来の大きさに変化すると それだけでも十分に恐怖対象になってしまって身動きが取れなくなるのであった。


「異世界人などいなくなっても 問題が無いよな」


 ピクリと反応を示すも彼等を助けようと声を出せない状態でも口だけが動いて伝えようとするのであった。が


「聞こえないな、殺しても構わないと判断する」


 振り絞る声でカイトにお願いをするのであった。マーリンが


「ど・どうか、彼等をお助けください。お願いいたします」


 森の奥深くから厄災の1人が舞い降りただけで辺り一面が毒の海に変わり異臭を漂わせただけでも マーリンとルージュの反応が早かった。


「どうして 彼が」


「こいつ等が どうして」


「マルデュークは、女だぞ。仮初の姿に騙されていないか。お前達」


 突然、仮初を脱ぎだすとカイトに抱き付いた。


「旦さん、お久しぶりぃ~ それを言ってはいけないわ。誰も知らない事なのよ。

 勝手にギルガイアから出て行ったから心配したのよ。それにしても ちょっと見ない内に 女神の擬体と邪神がいるなんて もう大きく成ったから私の子供も産めるわよね。

 今晩辺り、どう」


「自由を手に入れたから いいぞ! 抱いてやる。マル!」


 突拍子もない答えが帰って来て 間が開いた処で


「もう少しで朝が来る。街に入って宿屋で部屋を取って ベットの上でするか。それとも俺達には、満点の夜の空の下、星空を眺めながらSEXでも構わないぞ。

 好きな方を選べ」


 カイトがマルデュークに唇を重ねると 1雫の雫が流れ落ちた。


「旦さんの好きな方で構わないわ」


「それと言って置くが 俺には、4人の女がいるぞ」


「知っているわ。彼女達も旦さんの事を心配していたわ。私に念話が届いたもの」


「そうか、なら 話が早くて済むな。今晩、砂浜の上で絡むか。生き物が近寄って来ない事だしな」


 街中で行えば、街の崩壊も考えられる。全ての建物や生き物が毒に侵されて とろけてしまう可能性が大きい。その点、砂浜なら森や海が侵されるだけで済むと思いたい。


「処で この神獣と神器は、何?」


「神獣がミントだ。3000年後に俺の女に成ると言っているが さすがにそこまでは生きられないからな! それと神器のガウェインだ。武神 アルスラーンの名刀の1本みたいだぞ」


『我はミント。天啓が降りて3000年後に人型に変身が出来ると神が約束してくれた』


『我は、武神 アルスラーンの武器の1本。ガウェインと申す。姐さん、これからもよろしく頼む』


「ちょ・ちょっと待ってよ。簡単に聞き流してしまったけど 武神様と戦った何て言わないわよね。旦さん」


「いやぁ~あれほどにも負けた事が無かったわ。爺の凄さを実感したわ。100年後には、今度こそ勝って神々の奴等に殴り込みだ。その時には、付いて来るか。マル!」


 神気を放っていない筈なのに カイトの周りが金色に光り輝いて見えたという。マルデュークには、それを見ただけで


「私は、あなた様の嫁の1人よ。神々だって戦ってやるわ。

 そんな事よりも 今夜の1戦の方がもっと大事よ」


 浮かれている。マルデュークに何気ない声が聞こえる。


「あの~」


 邪神 ルージュが声を上げたが 途端に甘いひと時を味わっていた。マルデュークに睨まれただけで 撃沈して震えが止まらなくなってしまっていた。その脇の女神も同様に


「旦さん、この2人は どうするつもり」


「もう 必要がない。神界の場所も分かったから 爺に勝ってから乗り込むつもりだし

 この2人相手だと弱い者いじめになってしまうだろう」


 空間が歪み、歪んだ場所から 触手が伸びてくるとカイトに触れた途端にカイト自身の魔力が体内に潜み、新たなる魔力がカイトの周りを満たすのであった。それと浮遊している魔力も取り込み、普通に戻る。

 辺り一面の毒の海も消え去ると多くの木々が枯れ果てていたり、海までもが死海へと変わっていたが問題が無いと判断した処で


「ガウェイン、俺とマルを乗せて 街まで頼む」


『姐さんも乗ってくれるのですか。我に』


「その積もりよ。ダメかしら」


『ありがとうございます。少し、大きくします』


 見る見るうちに剣が大きく成ると2人が乗っても問題が無くなるのであった。






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