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ループ! 神にまで上り詰めた男が 次の世界で何を望む。  作者: 御剣 大河
第1章  影の勇者と糞女神
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 海上で またしても異世界からの来訪者


「1つ、聞かせてもらいたい。カイト君! あの場所が この村を救ってくれるのか。村から出て行った者たちが帰って来てくれるのか。を!」


「俺が関与すると国が黙っていないと思うが はっきりと言って断るからな、場合によっては この場が戦場にまで発展するほどの場所だと言う事だ。

 利益を考えるなら この村が1番の出世頭になるだろうし、貴族も関与してくるだろう。国も動いて大きな戦争にもなるかもしれない。まぁ~ そんな事になっても国王の首を切り落としてしまえば、それだけで解決できるし その前にあのおっさんなら 好きに使わせてもらえそうだ。

 屋敷を2つ3つ、作ってやれば喜んで言う事を聞いてくれそうだしな」


「ちょ・ちょっと待ってくれ お前は、国王陛下と会話をした事があるのか」


 待ってくれよ。どうして こんな子供が国王陛下と会談ができると言うのだ。何をすればそんな事が可能だと言える。


「また この話をするのか。去年、1度だけ この国を訪れてギルガイア国とトラベスタ国の友好条約に参加した。その席に出席して 多くの事を話し合いをした。期間は1週間ぐらいだったか。

 何度か、会食の席でも会話をした記憶があるし勧誘もされた。何処の国を訪れても勧誘が止まないから困る処だがな

 それと この村に訪れる前の街でも 国王のおっさんが自ら訪れて飯を食いに来ていたぞ。その時にも話を少しだけしたな! そんな処か」


 カイトが簡単の述べたのだが 村の住人やホコンじぃ~に村長のレタックは、信じられない事を聞いているのだと思考が止まってしまっていた。


「ちょ・ちょっと待て もしかして お前の保証人に国王陛下様が成ってくれるのか」


 生唾が飲み込む音がすると


「それは無いだろう。それほどにも暇で無いと思うぞ。1国1城の主なら」


 暇そうだったけど 喜んできそうだ。多くの貴族を引き連れて


 それから 村人たちによる会話が始まって最終的にカイトに金貨100枚で売る事が決定した。夜も遅くになり、大宴会が始まって いつの間にか、盗賊たちの事など忘れ去られており 彼等は、その場から逃げ出す事を忘れて座って待っていた。もし 逃げ出して カイトに殺されでもすれば、そんな考えもあってか。逃げ出す事を諦めて 翌朝まで待つのであった。


 翌朝になって カイトが


「さてと そろそろ行くとするか、いい物件も手に入った事だしな! ホコンじぃ~ じゃ~な! 1か月後にまた来ることとする」


「ちょっと待てよ。何処に行くつもりだ、カイトよ」


「決まっているだろう。海を見に行く予定だ。この国に訪れたのも海を見たくて訪れたのだからな 色々と寄り道をしてしまったが目的を果たしてから ここに戻る予定だ。

 それ以外に何がある」


 神々の嫌がらせが発生するかもしれないが この国の奴等に任せればいいだろうよ。そんな事まで知らん。


 カイトの服の裾を持って タクトとシズカが寂しい顔でカイトを見詰めるも笑顔で答えるのであった。


「用事を済ませたら帰って来る。その時に魔法を教えてやるから それまでおとなしく、両親に言う事を守るようにいいな! タクト、シズカも だぞ」


「絶対だよ。絶対戻って来てよ。カイト兄ちゃん」


「私とも遊んでよ。カイト兄ちゃん」


 農村では、当たり前の事であった。子供の頃から家の手伝いをして畑仕事や農地の開拓、そして その日の暮らしが出来るまでの余裕もなかった。毎日の食事にも困る有様の村であった。その為に村から出て行く者が多く、解決策を見いだせる者など存在もしていなかったし、存在を知る者もいなかった。


「高い買い物をしたからな 最低でも元を取らないとやっていられない。それに儲け話なら帰ってきた頃には、出来上がっている頃合いで無いか。あれなら十分に儲かると思うし、この地ならではの作物を作るのもいいのかもしれないな

 もっと豊かにならなければ、遊ぶ時間も持てなくなってしまう」


「じゃ~ カイト兄ちゃんが帰って来る頃には、子供たちの遊ぶことも許されるって事」


 子供たちの目の色が変わるも


「それを決めるのは、俺で無い。大人達だ。勘違いするなよ。先を見たら十分にあり得ると思うぞ。

 まぁ~ 2~3年って処か」


 その頃には、家の暮らしに余裕も持てるし、村の財政も豊かに変わっている事を願うとするか。それでも 子供達は、村を出て冒険者になったり、商人の道を選ぶのでないのか。留まる者が1割もいれば十分であろうな


 そんな思考も在りながらも2日の道則の最中、何のイベントも発生する事もなく 今、まさにカイトの目の前には海が目の前にあった。何も気にする事もなく、海の上を歩き始めるとミントもまた 海の上を走り始めて海中の中にいる生き物を追いかけながら遊びだしていた。時たま出て来る大きな生き物を蹴り飛ばして遊び道具にしている姿が目に入るも


 海の沖合で1人の少年が泳いでいるのが見えると歩いてその場に行って見た。


「こんな処まで泳いできたのか。凄いな 少年」


「これが ゴッボ! 泳いでいる ゴッボみたいに見えるのか。ゴッボ! 頼む、助けてくれ」


 力尽きて海の中に沈みかけるとカイトの結界で足場を作り出して浮上させる。


「何だ。異世界からの来訪者か、もしかして ここに落とされてしまったのか」


 鑑定結果を述べると


「俺が異世界から来たと分かった。貴様がカイトか」


「それで 男だったか、女だったか、どっちだ。お前を連れてきた神は」


「それよりも 他にいないか。クラスメイトがいた筈だが」


 何を言っている。まだ 他にもいるだと どうすんだよ。そんなにも多くの住人を増やして 力がある者と無い者の格差が生まれるぞ。力無き者が死んでいく世界でも作るのか。


 カイトの思考がそんな事を思っていると空間が歪み、多くの人が空間から落ちてきて海に放り出されるのであった。総勢32名で男女ともにいた。結界を施して彼等の海の上に座らせる。






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