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ループ! 神にまで上り詰めた男が 次の世界で何を望む。  作者: 御剣 大河
第1章  影の勇者と糞女神
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 盗賊


 村を見渡すと処どころと 荒れ地が目に入る。


「見た通りじゃて 村を出て行く者も後を絶たない。村に住むよりも街の暮らしを望む者もおるからな 仕方が無い事でもある。その辺りの事は、村長も考えていると思うぞ」


 ホコンじぃ~が村長で無いのか。それなりにいい年齢だと思うが そんな事を思いながら長い下りを歩いて村に入ろうとした処で男の子と女の子の出迎えを迎えるのであった。ミントを見て恐怖の顔でホコンじぃ~にしがみ付いて 俺とミントを睨みつけるのであった。


「これこれ、タクトにシズカ、失礼だぞ。カイトのお陰で村に無事に到着したのだぞ」


「もしかして 異世界人の来訪者が両親なのか」


「どうしてわかった。こいつ等の母親が異世界からの来訪者だ。見た目では変わらないと思うのだがな」


「名前だよ。この世界の子供にその様な名を付ける人がいないよ」


「言われてみれば そうであったな!」


「話が変わるけど ホコンじぃ~! 村の中から血の香りが漂ってくるけど、急がなくていいのか」


 カイトの言葉を聞いて タクトとシズカを見つめる。


「何か、合ったのか。タクト」


 未だに震えた手で ホコンじぃ~の服の裾を持って離さないでいた。


「知らない人達が村を襲って まだ その人達が村の中にいる。僕とシズカは、母さんに逃げろと言われてじいちゃんを待っていた。

 どうしよう。母さんと父さんは、無事だよね。じいちゃん」


「俺が行ってこよう。この村の住人で無いから誰も俺の事を知らないだろう」


「さすがに子供に殺人など進められないな」


「問題ない。軟弱な国の盗賊に遅れを取る訳が無いだろう。それに冒険者だったかもしれないしな、そうでなければ地理にも詳しくないだろう。

 殺してしまってもいいよな! ダメなら なるべく殺さない方向で行くけど どうする」


「なるべく殺さない方向にしてくれ、小さな子供達に人が死ぬ処を見せたくない」


「他にもあるのか。無ければ捕まえてくる。盗賊は全部で 8名で1人女性がいるみたいだ。内通者って処か」


「どうして そんな事も出分かる。カイト」


「簡単に言えば魔法だ。集団の中にサーチ魔法を使う奴がいて範囲が狭いから ここまで来ないみたいだな

 それと念話を使っている。女性を中心に3名と会話も可能みたいだ。男性と会話をしている事を確認済みだ。サーチ魔法と念話も周波数が変わるから分かりやすい。俺も良く使う」


 カイトが消えるとミントの姿も消えており、森の奥深くから聞き覚えの無い。魔獣の鳴き声が聞こえてきただけで村人に襲撃者たちが恐怖を覚えだした時に村の入り口からカイトが子供の気配で村に入ってくる。


 子供の冒険者を見て安堵と恐怖の狭間の中で取った行動が安易にカイトに近づいて来た者から 何が起きたのか分からない内に倒れてしまって気を失うのであった。


「あれ~ どうしたのかな! 大丈夫、おじさん」


 カイトに近づいてきた者が不自然にカイトの横で倒れ込むと森から出てきたミントが森側に立っていた2人を前足で蹴り飛ばしただけで壁を突き破り全身打撲で気を失ってしまう、よそ見をした時にはカイトの気配も感じないままに懐に入って腹部に強打を与えて2人が気を失った時点で 彼等の仲間の女性をカイトが見る。


「どうする。逃げますか。それとも戦いますか」


 カイトが彼女の意見を聞く前にミントの前足で踏みつけられて ミントの涎だけで気を失うのであった。ミントの鳴き声で居ても立っても要られなくなり、村に走ってきた時にはすべてが終わっており、家の壁に穴が開いていたが死人を出さないで解決してしまっていた。


 ミントがカイトに甘えた声で褒めて欲しくて身体を擦り付けると カイトも分かっていたみたいに全身を摩ってあげてはみかむのであった。今迄の出来事が嘘だったかのようにカイトとミントがじゃれ合いだしたら


「カイト、無事か」


「問題が無い。約束通り、死人を出さなかったぞ。そのお礼は家を紹介してくれ、いい村だ。俺もここに住みたくなった。金に糸目を付けなくていい」


 周りでは、何を言っているのか分からないし それよりもミントを見て恐怖対象になっていた。そんな中、村長のレタックがホコンの処にやってきて 事情を聞いてくるのであった。


「ホコン、君は彼の事を知っているのか」


「彼は、カイト! あの魔獣は、ミントと呼んでいた。から ミントだと思う。今回の事は、タクトとシズカが教えてくれてカイトが動いてくれた。なるべく死人を出さないようにしてくれとお願いして

 そして 喜べ、カイトが村の住人になってくれると彼は、薬師でもあるらしいから薬に困らなくなるぞ」


「あの魔獣が我々を襲ったりしないのか」


「大丈夫だ。触ろうとしなければ、何もしてこない」


 ワシが触ろうとして 尻尾で叩かれてしまったが言わないでおこう。


「カイトと言う少年は、何者なのじゃ。彼等を一瞬で倒してしまった。ぞ!」


「ワシ等と住む世界が違う処から来た者じゃ、ワシ等みたいに村から出た事もない人間には理解する事の方が無理だ。あの年齢で戦場を知り、多くの人も殺してきている。らしい~。

 カイトが言うには、軟弱な国に来てよかったと言っておった。ワシ等が普通であるのであれば、彼は異常な世界の住人だったと思う。ワシたちが思うほど余程、酷い世界からこの国に辿り着いたのでないのか。それとだな! もしかしたら迎えが来るかもしれないと言っておった。その時は、何の抵抗もしなくていいとも言っておった。

 多分、ワシ等程度では彼等の前に立つ事も出来ない内に意識が失われているのかもしれないな」






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