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ループ! 神にまで上り詰めた男が 次の世界で何を望む。  作者: 御剣 大河
第1章  影の勇者と糞女神
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 助けあい


『主様、魔王もそんな感じで作ったのか』


「本当にカイトって 俺達と同じ歳か」


『あれか、あれなら どうせ! 半分以上が死んでいたから問題が無いだろう。それに蘇りの魔王だ。この世界に未練も無いから好きなように暴れてくれて 俺とも敵対してくれるかもしれないしな

 魔大陸から 魔人達が多く上陸してきているし、魔物や魔獣も魔境で運搬しているみたいだな おもしろい世界になってきたものだ。俺も参加できないかな! 今度こそ、戦いを楽しみたい』


「不思議か、人よりも多くの努力を積んだだけだ。農民をしている時間が1番好きだがな」


『あの魔王が主様の前に立ったらどうするの』


『それは、それで楽しいだろう。俺の敵が目の前にいるのだぞ。

 その時には、魔王の後ろに数万の敵がいるのだ。ゾクゾク間で身体中の魔力が騒ぎ出してきそうだ』


 カイトの魔力と在空間までもが騒がしくなるもカイトの意思により抑えられてしまい。


「どうした。タケシ」


 何だったのだ。今の寒気は? 何かが動いたみたいに風も止み、静かな空間が拡がるのであった。


「今、何かを感じなかったか?」


『今の魔力が暴走したのって主様の』


「気のせいだろう。そんな事よりも少し寝ろ、マナとタアルに魔法を教えているから 昼頃にでも起こしてやる」


『俺の本来の魔力が起きたみたいだな! 気にするな』


 カイトの魔力は日頃、使っている魔力は浮遊している魔力やスライムから頂いた魔力を使っており、自分自身の魔力を使う事もなかった。自分自身の魔力を使おうとするととんでもない程の威力が発してしまう為に 普通のファイアーボールが爆炎魔法の数倍の威力迄なってしまって 街でも草原でも使い処に困るほどであった。


 死んだ者でもカイトの本来の魔力を使えば、簡単に生き返ってしまうほどであった。全ての記憶も元に戻って頭の中に残された状態で生き返るのである。多くの秘密を抱えたまま、今日も元気に歩んでいる。


 あんなにも濃度が濃い魔力を感じ取るなんて信じられない。本当に主様って 何者?


「タケシも寝たから そろそろ始めるか。マナもタアルも準備万端だな」


 2人は、カイトとタケシが話をしている最中、体内魔力を循環して待機していた。自分たちの遣るべき事を理解しての行動であった。


「 “ 我が魔力を糧に我が敵を見つけ出せ サーチ! ” この詠唱が風魔法の中に存在する、サーチ魔法だ。サーチ魔法とは、自分を中心に風に魔力を乗せて飛ばして敵を見つける物であって 敵でない者も見つける時に役立つから覚えるように いいな マナ!

 感知魔法も大体が同じだ、最後の部分だけが “ 感知 ” と名乗るだけだ。タアルの場合は、初めて行うから地面に手を置いて念じてみろ、ただし詠唱は口に出して行えよ。物事にも色々な意味が現れる、その現象も自分の発音を確認の意味で理解しながら行うように」


「「 うん! 」」


 2人の魔力が無くなりかけた頃になって 兆しが見えた途端に2人仲良く、魔力循環を行いはじめるのであった。体内に残されている魔力を探し出して自己回復を行い。魔力回復の速度を上げて行き、自然と魔力錬成が身に付いてしまっていた。その為、回復速度が上がり、魔力量も少しずつであるが伸びる兆候になった。


 それを 一部始終を見ていたカイトは、安心して薬草採取を行うのであった。思いのほか、多くの薬草を使い切ってしまって手持ちが少なくなってしまった為に 色々な薬草を採取しながら周りを警戒もするのであった。カイトの敵と呼べる者が存在していないのだが それでも森の中を徘徊している者やそれを狙っている。森狼たちもいて 平和だなと素朴に思ってしまっていた。


 いい時間となって昼食の準備を行っていると森狼との死闘を行っていた者達が森の中から出てきて 冒険者に成りたてのカイト達に助けを願うのであった。


 あら あら 厄介な敵を連れてきて


「頼む、助けてくれ まだ 森の中にな・か・・ま・・・」


 気持ち良さそうに気を失うと 飛び掛かってきた森狼の頭が吹き飛び、それを追いかけていた2匹の森狼も絶滅してしまい。森の中で暴れていた森狼達もまた カイトの気配を感じ取った時には、首と胴体が離れて 死体へと変わるのであった。肉をアイテムボックスにしまい。


 ケガをしている2人を抱えたまま元の場所に転移すると寝かし付けて気持ち良く気を失った彼も同様に真横に寝かし付けてから簡単な治療を行って食事の準備を行うのであった。


 タケシ達に食事を与えている最中に 森狼の心臓と肝をミントに与えながら経験値を稼ぎ、森狼の毛皮を剥ぎ取り、頭を切り落として肉のみを塩に漬け込み、それ以外を穴の中に入れてしまう。穴の中では、既にスライムたちが待機しており、多くの血と骨を貪るかのように全てを平らげてしまっていた。タケシ達が穴の中を覗いた時には何も無くなっており、穴の底に小さな魔石を1つ、落ちているのみであった。






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