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ループ! 神にまで上り詰めた男が 次の世界で何を望む。  作者: 御剣 大河
第1章  影の勇者と糞女神
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 白い異物


 少しさかのぼる。カイトが街に転移して来ただけで魔王と神獣が共に付いてきただけで辺り一面が静かになる。黒い異物たちもまた動けなくなっていた。魔王と神獣の存在が彼等の時間を止めたみたいに身動きが出来ないのであった。


 カイトが産み落とした。黒い異物を錬成空間の中に入れて解読すると色々、情報と解決策を見出して答えが見えた時点で 錬成空間の中に回復薬を 10本分くらいを導入した時点で 白い塊になり、中がもぬけの殻となり、塊だけが残されるのであった。


「魔王と幼体。魔王覇気を行え、幼体も神の覇気を行え、この場が色々な奴等に見られている。それをかき消すためだ」


 魔王と神獣が覇気を発動させた途端に街の住人達は自然と気を失い。周りの村々の人達までもがその場で寝ているにも拘らず気を失うのであった。他国の強者達もまた この気配を感じ取り、震えが止まらないでいるのであった。その中心にいる。カイトが彼等に対して蟲と同等だと判断した時点で回復薬を投入して簡単に滅ぼしてしまうと白い殻のみがその場に残されるのであった。


「時期に陽が昇りそうだ。魔王を送り届けて帰るとするか。貴様の生まれ育った場所に送って行ってやる。感謝しろよ」


「俺をあなた様の従者の1人に加えてもらえませんか。役立って見せます」


 神獣の頭を撫ぜるとその場から3人の気配が消えると同時に ミナが夕月とガイア・ギルガーガを連れて転移してくるとその場では、白い異物が固まった状態でその場から動けない状態で立たされており、ミナが触っただけで白い煙となって消えてなくなるのであった。その後、風が吹くだけで白い異物が姿を消してしまい。死体も見つけられなかったという。


「カイトの気配を感じ取れない。私の範囲外に出てしまった。何処に行ってしまったのよ。カイトは」


「先程の白い物は、何だったのでしょう。私は、初めて見ましたがガイア殿は、見た事が在りますか」


「ワシも初めて目にした。もし、あれが生きていて戦闘にでもなっていたら状況も掴めないで殺されていたのは、わしであっただろう。

 ミナは、触った感じはどうであった」


「実は私は、触っていないのよ。触ろうとしたら自然と砕け散り白い煙に変わってしまったわ。

 私が触ろうとした。多分、足だと思うけど3メートルを超えているし、あの大きな遺物だって8メートルを超えていたわよ。この辺りが不便なのよ。サーチ魔法って相手の大きさまでは解らないから」


 その頃、トリノはカイトからの情報が容赦なく、頭に入って来て国王との会談の最中だと言うのに情報が入り、気を失ってしまった。半日もかけて情報を提供させられて 昼過ぎに目覚めた時には、ミナと夕月も帰還しており、心配そうな眼差しでトリノを見守っていた。当然、その場にも猫族のタマと犬族のポチが干し肉をかじりながら見守るのであった。


 そんな最中に目覚めるのであったが 未だに頭の中の整理が覚束ないのであった。情報量が在り過ぎてしまって


 夕月がトリノの目覚めに気が付き


「やっと起きたわね。それで情報は、貰えたの カイトから」


 夕月の声が聞こえたが目の瞳だけが動いただけで全身が未だに震えており自分の身体の感覚を失っていた。その後、3日3晩もの間、回復薬と回復魔法で命を繋ぎとめて4日目の朝には、身体を動かせるようになり、5日目の朝を迎えると言葉を発するまでに回復するのであった。


 6日目の朝には、国王陛下との会見を行う事となり、その時にこの大陸で行われるであろう。真実を告げられるのであった。トリノが伝得られた事実を “ 神の啓示 ” として本にして街の誰もが読めるようにしたという。


 会談の最中に国王が突然に


「トリノ、カイトとやらが王城に来てくれないのであれば、ワシが会いに行く事は可能だよな! ギルバート、そちも来い。1度、会っておいた方がいいだろう。

 ガイア、ワシの警護を頼めるか」


「喜んで ワシも会って見たかったのです。トリノの師匠とやらをねがわくば、手合わせもしてみたいものですなぁ~」


「面白い少年ならば、私も手合わせ願いたいものだ」


「師匠はいつも遊び半分で遊ばれて終わっています。魔力の扱いがとんでもなく凄いのです。それでいて 何を考えているのかが解りません。俺が知り合った時でも多くの者たちと念話をしながら訓練をしてくれていたので思考が並みで無い事だけは確かです。

 それと怒らせないでください。怒らせれば解りますが体内循環が早くなり錬成が始まります。膨大な魔力量で全ての記憶が掻き消されてしまいます。師匠の従者は、万を超えておりますので号令1つで転移してきます。彼等の1人と1度だけ会話をしたことが在りますが 俺やガイア様よりも優れていて強者だと思うのです。俺が会った時は、普段の時だったのですが気配を感じないのです。目の前にいるのに視界から消えると人の気配も無くなってしまっております」


 国王が在る事を思い出した。噂程度にしか思っていなかった事である。数万の兵士を従えて国を守り、国民も守りながら強大な敵を蹴散らして国を平和にした人物がいた事を それも1年余りの時間で ・・・





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