蘇りの魔王
最深部まで降りてくると そこは、死体が山積みにされており異臭を漂わせていた。カイトのアイテムワールドから多くのスライム達を呼び、根こそぎ食べ尽くさせている間に他の部屋の確認をする。
扉が3つあり、1つ目の扉の中には、ここにも死体が転がっており スライムの餌になるのであった。
2つ目の扉を開くと神獣の幼体が静かに眠りに付いている物のカイトの気配を感じ取り、殺気を撒き散らしながら威嚇してくるのであった。
多くの結界を解除しながら前に進んでくると魔力水を与えて喉の潤いを癒してからミルクを与えてやろうとした途端にカイトの腕を嚙みついて来たものの 何もしないで幼体を見つめていると気が収まり、カイトの腕を解き放つ。静かにミルクを飲み始めるのであった。全ての結界を解除すると最後の扉に行こうとするものの幼体に止められるのであった。
3つ目の扉を開くも そこでも異臭が漂っており、身体の3分の2が腐りかかっている物の辛うじて生き残っていた。生命が死んでおらず、魂のみが辛うじて繋ぎ止めていると口の中に魔力水を与えてから
「どうする。ここで死ぬか、生き残るか、どっちだ」と聞く
念話が届き、「生きたい」と答える。因みに称号が魔王と成っていた。
錬成空間の中に入れると生体の半分以上が腐っており、腐っている部分を全てスライムに食べさせてから 生体の魔改造を行いながら バットスライムによる。新たなる血液を生み使わせて 元々が龍神族の魔王蘇りだと分かるとドラゴンの血と人間の血、そしてキングベアーの血も混ぜてやり、更なる凶暴性を持たしてから生命体の魔石にまで手を加えて、圧縮したキングベアーの魔石を中心に埋め込み、周りを今迄の魔石で行いながら上下にダイヤの原石を埋め込んで更なる魔力を使えるようにした時点で 近くで見ていた幼体が震えが止まらなくなり、静かに見守るのであった。
生体に侵食している腐敗と毒も全て食べ尽くされて 錬成空間の中でも分かるような状態になると女である事が判明した。神の御業を見るかのように内臓が出来上がり皮膚に血管も出来上がって来る頃には、彼女に意思も蘇り自分自身に何が起きているのかもわかるようになっていた。その後もカイトの手が止まる事もなく、早業で生体を作り直しながら本来の姿と異なる身体に作り替えられていった。身体は女性でも 魔力その他諸々が異様で異なる部分が多く使われる事となってしまうと カイトが下半身部分の1部を指で差し込んで舐めると確認したみたいで
「問題ない。女性機能も以上なし」と答えてから 多くの薬物液を体内に流し込みながら錬成空間の中にまで薬物でいっぱいにしてから一息付くと
「さすがに魔力も枯渇状態に陥りそうだ」と答える。
途端にカイトの真横に魔法陣の扉が出現すると中から大きなスライムが出てきてカイト自信を包み込んで スライムの魔力を全てカイトに流し込んでしまう。薄い皮のみが残されて扉の中に戻って行った。それと同時に扉も消えると元の姿のカイトがその場に立っているだけなのだが幼体がカイトに近づき、心配な顔付きで眺め出した。
「どうした。腹でも減ったか、肉を与えても面白くないからキングベアーの肝でも食べてみるか、それと心臓も食べろ強者の証だ」
キングベアーの生き血と肝と心臓を器の中に入れて食べさせると静かに食べ始めていた。それと同時に錬成空間の中の女性も息を噴きえして自分の置かれている状態を認識が出来るのであったが何もしないで静かに待つのであった。錬成空間の中から バットスライムが出て来ると全ての工程が終わりを告げて カイトのアイテムワールドの中に消える。錬成空間が消えると中から多くの薬物が流れ出してきて 1人の女性がカイトの前で裸の状態で膝間付いた。
その頃には、幼体も全てを食べ終わっており 幼体の姿で無く、生態まで大きく育っていた。カイトが頭を撫ぜるだけで身体ごとで甘える姿が目に飛び込んでくるものの何も言わないで待っていた。魔王の女が
カイトからの視線を感じ取ると同時に神獣から威圧が飛び込んでも来た。自分の甘えの時間を奪われたのだ。
「我が神よ。御望みを答えたまえ」
「帰っていいよ。少し魔改造を行ったから成れるまでに時間も係るだろうが問題もなさそうだ。会話も成立している。そうだな! この神獣を連れて行ってくれ、魔王と神獣の組み合わせも面白いだろう。
どうせ 女同士だ。気兼ね無くできると思うぞ」
カイトが神獣に魔王の処に促すも答える積りも無く、カイトから離れる事もなかった。
進化共に念話が可能となると
『我が主、我はあなた様と共に行動する。こんな魔王など認めない』
「此処は、何処なのですか? 俺がどうして 女の姿になっているのですか。お教え願いたい」
「知るか、そんなこと! 神にでも聞いてくれ また神の差し金かよ~勘弁しろよな! 1000年以上、昔の魔王だったのだろうよ。称号欄に蘇りの魔王と成っている処から推測すると そんな処だ。
それとお前達と話をしている時間も無いから 1度、洞窟を出るぞ。街が崩壊してしまう」
サーチ魔法も感知魔法も知らないらしい~2人組に説明をするよりも先に見せた方がいいかと思い。洞窟から出てきて大きな屋敷の庭に出て来ると城壁も壊されており、人の気配を感じないまま 2人を連れて高台に転移した。そこでは、屋敷に住まう者たちが逃げ出してきており、壁際で隠れるように身を潜めていると カイト達が転移で姿を現すと更に驚き、悲鳴を上げる事も堪えていた。




