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ループ! 神にまで上り詰めた男が 次の世界で何を望む。  作者: 御剣 大河
第1章  影の勇者と糞女神
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 魔法薬


 カイトが冒険者ギルドのフロアーに戻ってくる。未だに動けない者が5人いて仲間たちが心配している最中


「確認してもいいですか。それとも」


 リーダーらしき男が


「頼む、仲間を助けてくれ」その後も多くを話しかけて来るがカイトは聞く耳を持たないで治療に専念して 次々に治療を行い。全ての治療が終わる。


「済まなかったな タケシ! 素材を売って帰るか」


「カイト、彼等がまだ 動けないみたいだぞ。いいのか」


「血液が不足しているだけだ。3日も寝ていれば回復する。それでダメなら回復師の処に向かえば済む事だ」


「けどよぉ~」


「反対にお前達がいると患者が気にしてしまって寝付けなくなる。さっさと退散した方が賢明だ。もしかしたら まだ 残党が残っていれば、動ける連中が対処してくれるのだろう。

 タケシの大好きな ニーナお姉ちゃんがタケシ達を守って戦ってくれる筈さ、気にするだけ無駄だ」


 カイトがニーナたちを見ると 青い顔で震えだしている。


「もしかして 治療って終わってしまったの? カイト君」


「経過待ちです。3日以内で悪化すれば患者がまた来ますし、誰も来なければ終了です。鑑定で患者の状態も確認してあります。問題も無いと思います。

 魔法薬や回復薬を常備しておいた方がいいですよ。いつ何時の為に」


「そうは、言っても高いでしょう。魔法薬も回復薬も」


「レビィさんに作って貰えばよろしいのでは、彼女も一様 学園で教わっていると思います。不得意かもしれませんが 不良品で作らせて実験台なら ここになら幾らでもいるでしょう。

 彼等も嫌とは言えないと思います。冒険者ギルドの先が在るのです。から」


「カイト君なら作れるのでは?」


「俺がこの先も この街に滞在しているとは限りません。それに それ程にお金にも困っておりませんので売る積りもありません。

 使用目的もありますので必要以上に作る積りもありません。それに レビィさんもこの先、この街で回復師を行うのであれば、乗り越えないといけない壁になりうるかと思います。今回みたいな事が起きれば、自分自身が魔力切れに陥って 患者を救えないなど合ってはいけない事です。回復師を名乗るのであれば

 それと初めに言っておきますが 俺は、回復師で無くて魔剣士です。学園内の出来事は、学園からの依頼で教えていただけです。その辺りを勘違いしないでください。生徒の考えと大人の考え方の違いぐらいは、考慮してもらわないと本当に俺は、この街を出て他の街に移動します。住みづらい街にいても いい事もありません。から」


「こちらの早合点で迷惑をかけたわ。以後気を付けるわね。

 それで今回の指名依頼金を支払うわ。金貨5枚で許してもらえるかしら冒険者ギルドも金が無くて困っているのよ。これ以上の支払いが出来ないのも事実なの」


「それは構いません。それと素材の買取をお願いできますか」


「何を売ってくれるのかしら」


「一角ウサギの毛皮、30枚です。それと角を30本」


「毛皮は買い取るけど 角の方の買取を行っていないのよ。使用目的が無い為に」


「分かりました。武器として使用するようにします」


「そうしてもらえると助かるわ。毛皮は、30枚と言う事なので大銀貨3枚に成るけどいいかしら」


「確認をしなくて宜しいのですか」


「カイト君の性格からして それはあり得ないわ。真面目だから」


「考慮します」


「他にも何かないの」


「使用目的があるので売る積りもありません。肉もその中に含まれております」


「分かったわ。聞かない事にしておきます。それでは、大銀貨3枚を支払う事にします」


 トレイの上に大銀貨3枚と金貨5枚が乗っており、カイトが受け取るとニーナたちも買取をするのだが 彼女達が持ち込んだ一角ウサギの毛皮も肉もボロボロで買取に困難を要した。話し合いの結果、大銀貨1枚と銀貨3枚となるのであった。


 冒険者ギルドを出て 街中の歩くとカイトがニーナを見る。


「何よ。今日は、森に動物も魔物もいなかっただけよ。冒険者ギルドがこんな事態になっているなんて ここに来てから知った事だし」


「そうなのですか。その割には、森の中を散策していたと思うのですが気が付かなかったのですか。

 森の異変に」


「アンタは、気が付いていたとでも言うの」


「街を出た時点で気が付きましたが Fランクの俺が行っても足手まといになるだけです。

 お腹も空きましたから宿屋に戻りませんか。タケシ達の宿泊も決めないといけないので それとも彼等の滞在費まで支払ってくれるとか、1ヶ月分くらいの支払い位のお金ぐらい溜め込んでいるのでしょう。

 お優しい、ニーナさんなら彼等の為に出来ますよね。毎日、飲み明かしているのですから」


「ニーナ、カイトに乗せられないで 今の私達にそれだけの資金が無いわ。今晩の酒代も無いのよ。それに彼等の食事代なんてもってのほかよ。

 そんな事をしてしまっては、明日からの依頼に支障が出るわ」


「問題が在りません。女性なのですから身体を売って稼げばいいだけです。同属同士で無ければ、子供も出来にくいですから存分に楽しめると思いますよ。

 御2人とも 冒険者稼業が長いのですから その辺りの経験も熟せているのでしょう。男女の関係です」


 途端に俯き、顔が赤面した処を確認すると宿屋に到着するのであった。





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