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ループ! 神にまで上り詰めた男が 次の世界で何を望む。  作者: 御剣 大河
第1章  影の勇者と糞女神
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 もしかしたら

 

「ラビットって 一角ウサギの事でしょう。あれって厄介なのよね。

 すばしっこいし、逃げ足が速いから」


「問題が無い。転移で 棍棒で殴りつける。それで狩れる。食べ物がやってくる」


「ミナは強いな! 狩は、ミナに任せるよ。俺は、料理担当にする」


「うん! カイトの分も僕が狩る。任された」


「軽い軽食を食べながら 食材を買ってから宿屋に行こうか」


「どうして 食材を買う。丸焼きで十分」


「どうせ、食べるなら美味しい方がいいだろう」


「僕、料理できない。いままで丸焼きでしか食べた事が無い」


「料理は、俺の担当だろう」


「なら お弁当も作ってくれるの カイトが」


「ミナが希望するなら作る事は構わないぞ。暇な冒険者稼業だ」


「どれだけ、図々しいのよ。アンタは! 冒険者は、生と死の狭間で戦闘を繰り返すのよ。解っているの」


「知らん。あれはタダの肉の塊だろう。俺の腹を満たしてくれる肉で在って 生と死なんて考えた事も無い。

 それに新人冒険者なんて ドブ掃除や薬草採取なんだろう。楽な仕事だ、誰にでもできる仕事だしな」


「ドブ掃除がどれだけ大変かなんて知らないでしょう」


「知らん、そんな物は適材適所で得意な奴にやらせるから問題が無い」


「誰にやらせる積りよ」


「内緒だ。教える必要があるのか」


 スライムなどと 言えないよな!


「コイツと話をしていると とんでもなくムカつく」


「カイト、王都付近で異変」


「心配なら帰っても構わないぞ」


「トリノ達がいるから問題が無い。そうでしょう。カイト!」


「その手の事に干渉したくないから 知らん」


「カイト、トリノから念話が届いた。どうしたらいいの?」


 ミナの足元に魔法陣を展開させて強制転移で帰させられてしまうと帰り際に叫んでいた。


「ニーナさんの冒険者ランクって」


「Dランクよ。文句でもあるの」


「それで後れを取るなんて 本当に平和な国なのだな! このトラベスタ国って」


 明日は、街の周りの探索でも行ってみよう。食材の確保と薬草も欲しいな


「なら 明日、私達に付いてきなさい。どれほど過酷か、教えてあげるわ」


「薬草採取をしていいなら付き合っても構わない。足手まといにならないでくれよ。先輩」


 カイトが立ち去り、冒険者ギルドを出て行く


「何なのあの少年は、何様」


「ニーナは、カイトさんの事を知らないから態度が気に入らないかもしれないけど 私から見たら当たり前にしか感じないのよ。

 だって テレスティア様は、剣の勇者で彼女に剣の扱いや魔法を教えていたのよ。ミリィーナ様やトリスティング様は、賢者様で魔力の扱いを教えているし、ケビンコーテナ様は剛腕王で体術をカイトさんに教わるほどだったわ。

 そんな彼女達や彼等を手玉に取っていたのよ。国まで認めた彼等を教えていたのがカイトさんで 生徒の数名もカイトさんに教わる事を許された方もいたくらいよ。学園からの指示だって言っていたわ。教わった彼等も急激に進化したみたいで大抵の方々が兵士になっていったわ。それも貴族の仲間入りが可能にまでなっていた筈」


「レビィ、もしかして カイトに魔法を教わると私も魔力量が高まるの?」


「扱う魔法が増えるかもしれないけど 教えてくれるか、どうかなんて 私からは何とも言えないわ。

 けど 確実に進化するわ。カイトさんに教わると」


「けっ! どうせ、能力が上がりやすい奴だけを伸ばしたに決まっている。

 飲みに行くわよ。シルビア! アイツに明日、ギャフンと言わしてやる」


 ニーナとシルビアが冒険者ギルドを出て行くと少し暇になった。メイプルが心配になってレビィに聞いてくる。


「レビィ、ニーナたちって大丈夫かな 無茶な事をして死なないわよね」


「カイトさんが一緒だから ケガをしても死ぬ事は無いわ。私に教えていた教師よ。

 国で言えば、回復系の魔法だけでSランクも可能な方よ。数百人規模を一瞬で治す事も可能だと聞いた事が在るわ。

 学園の訓練の一環で何度も回復している姿を見た事があるけど 私達と根本から魔法の扱い方が違うのよ。奇跡に近いわ。それに魔力切れで倒れている姿も見た事が無いし

 学園内でも一目置かれていたわ。教師達も認めていたし」


「そんなにも凄い人なら 国の管轄に入るのでなくて」


「安定を望むなら貴族に成るけど カイトさんは、大抵の事を1人で行えるから安定なんかじゃ~収まらないと思う。それに上司が優秀で無いと頭が上がらないと思うわよ。魔法に関する知識が人の百倍も違うから

 学園内でも常に本を読みながら歩いていたわ」


「ケガ人が多かった日なんかは、彼に指名依頼を出してケガの治療を行ってもらう事も可能よ。どうする」


「それは、有難いけどなるべくなら そんな事にならない事を願いたいわね。お互いに」


「話が変わるけど それだけ優秀なら女性達が放っておかないでしょう。彼女もいたとか」


「カイトさんが学園にいる時は、毎日 誰かしらが告白をしていたわ。その系統なら噂も早かったしね。何処の貴族令状が告白をしたとか、大商人の娘が告白をしたとか、キリが無い程にモテていたし、フッタ数も断トツよ。

 そんな中でも極まれにカイトさんが触れられる女性が現れると翌日には、変貌しているわ。何かを話したのだと思うけど それだけで綺麗になって学園に来るわ。それが目当てで告白をして話をしてみたい女性も増えるくらいだし

 私も何度か、告白をしてみたいと思ったけど諦めたわ。貴族令嬢たちの視線が怖くて」


「それ分かるわぁ~ 貴族令嬢に目を付けられたら何をされるか、心配になるわよね」


「その逆よ。認めてもらえるわ。もし カイトさんが体の1部でも触ってくれれば、触られなかったら噂にもならなくて自滅するのが落ちよ。私みたいな平民での生徒は」







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