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ループ! 神にまで上り詰めた男が 次の世界で何を望む。  作者: 御剣 大河
第1章  影の勇者と糞女神
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 昔なじみの

 

「冗談です。トリノのおっさんも成長したみたいですね。それで何を知りたいのですか」


 深い溜息の後に


「覚えていてくれたのですか。ありがとうございます。

 此処で話す事が無理な事を です」


「手の甲を出してください」


 鎧の手袋を脱ぎ去り、カイトに手の甲を見せると カイトの指先の先端部分が光り輝き、豪華な鎧を着ている彼の手に触れた途端に念話が可能となった。


『それで 何を聞きたいのですか。

 俺は、当分 のんびりと過ごしたいと思っております。配慮してもらえれば、その内に顔を出させてもらいますが』


『魔王の件と魔鏡の件です。カイトさんの事は、ギルガイア国に知らせても構いませんか』


『それは、辞めておきましょう。国を挙げて攻めて来られても大変な事態に陥っても困るでしょう。この国では』


 シエルジート・トリノの額から大粒の汗が滲みだすと


『おっさんが寝ている時に情報を記憶の中に流しておきます。起きたら確認してください。

 今やっても構いませんが意識を保てますか』


 今度は、青白い顔になると全身でブルブルと震えはじめた。


「カイト、この人は何者だ。先程まで大粒の汗をかいていたと思ったら 今度は、震えはじめたぞ」


「そう言えば、ハーレムは作れたのですか。トリノのおっさんも」


 ニーナさんが


「カイトの知り合いだったのか。この国にも知り合いがいたのか?」


 トリノ?? まさかねぇ~~


「師匠にしっかりと名乗っておりませんでした。

 今現在、トラベスタ国でSランクの称号を頂き、“ 疾風の怪鳥 ” のリーダーを務めております。異世界から訪れた2人と俺の奴隷の2人で 合計5人で行動を共にしております。

 また 師匠には、剣の修業を付けてもらいたくお願いしたいと思っております」


 ニーナが興奮気味で


「名前は?」


「シエルジート・トリノと申します。師匠も元気そうでよかったです」


「話は済んだか、だったら帰れ 

 高ランク冒険者と関りを持ちたくないから帰ってくれ! 情報は流してやるから」


「俺は、師匠に追いつきたくて冒険者ランクを上げたのに」


「驚くな! 俺は、この国ではFランク冒険者だ。おっさんの相手をしている暇がない」


 受付のメイプルが話しかけてきた。


「カイト君、私の一存で出来ないけど 冒険者ギルドのギルドマスターに言ってランク上げも可能よ。国が関与したら もっと上も可能になるわ」


「俺の名を世間に拡げない事をお勧めします。おっさんなら理解できるよな」


 全身で震えだすと また 来訪者が現れた。


 現れたと同時にカイトに抱き付き、胸を押し付けてきた。


「カイト、この世界なら15歳で成人なのだろう。私を嫁にしてくれ」


「遠慮する。どうして メス豚のお前がここにいる」


 またしても1人、転移してくると


「僕が教えた。カイトがこの国に訪れた事を教えた。久しぶり、カイト

 異世界からの来訪者ネットワークにも流して置いた。みんな集まる。カイトにお世話になったやつとか、なっていない奴等がみんなカイトに感謝している」


「ミナは、サーチ魔法と念話が旨くなったみたいだな」


「うん。カイトのお陰。だから 僕にも魔法を教えて

 私も15歳になったから カイトのお嫁さんに成れると思う」


「そこは、遠慮しておく

 メス豚、貴様も帰れ 俺の時間を潰すな! ミナも王都に戻りなさい」


「僕、低レベルの冒険者、何処にいても変わらない」


 自分のアイテムボックスから ギルドカードを取り出すとEランクを見せつけてきた。


「カイトなら きっと高ランクに上がらないと思った。だから カイトを待ちながら地道に魔力上げだけを努力した」


 次元の隙間に2人が潜んでいる事を確認してから


「もしかして ギルガイアの連中にもマーキングしたのか」


「仲のいい人だけ、全員は無理 僕は、カイトと違う」


「無口のお前が今日は良くしゃべるな! 何か、いい事でもあったのか」


「僕の目の前にカイトがいる。それだけでも興奮が止まない」


 ミナがカイトの手を取って 心臓の鼓動を教えた。赤面しながら


 そうか、ミナは3属性の魔法が使えたよな! 水に風、それと光か、回復でも教えてみるか。もしかしたら化けるかもしれないし、


「俺達2人では無理です、ミナがいないと転移も出来ないのです。師匠」


「序に次元の隙間に隠れている連中も連れて転移しろ」


 カイトの足元に魔法陣を展開させるとトリノと夕月の2人と次元の隙間に隠れている。猫耳、犬耳の2人まで強制転移でトラベスタ国の王都に戻された。


「師匠ぉ~~」


「何か、言ったか。ミナ!」


「気のせい。忘れよう」


「どうした。3人とも目が点だぞ。何か、あったか」


「アンタって本当に何者。この国のSランクが会いに来るなんて それも師匠なんて呼ばれているし、

 さっきの女性も2つ名を持っている。“ 剛力の夕月 ” 様だよね。

 それに次元って 何?」


「あの2人とミナは、異世界からの来訪者だ。神の馬鹿が俺の処に寄越すから行きたい場所を紹介しているだけだ。この大陸なら大抵の場所に行っているから紹介ができる。

 まぁ~あの2人は、外交の仕事の最中に訪れたから この国の国王と謁見させて待遇も市民と違う条件でまとめた。

 そんな処だ」


 そう言えば、獣王国との会見に俺はもう関係が無いから いいよな!


「本当に何者、この国の国王と会った事があるなんて」


「トラベスタ国とギルガイア国は、友好条約の下、他国との繋がりを大事にしているのさ、その序に彼等を紹介して経験値を積ませて 今現在になったみたいだな!

 頑張成果ってやつだろう」


「カイト、お腹が空いた。もう お金が無い」


「飯でも食って 宿屋にでも行くか。明日から冒険者の仕事やらを始めればいいだろう」


「冒険者の仕事なら 私の方が先輩! 宿屋なら冒険者ギルドで聞いた方が安くてボリュウーム満点の店を紹介してくれる。それ大事」


「ミナは、良く知っているな」


「うん!」


「と 言う訳で メイプルさん、宿屋を紹介してください」


「ボリュウーム満点って 言うなら! ニーナたちが泊っている。精霊の宿屋がいいわよ。

 あそこの夫婦は、元が冒険者だったから 色々と教えてくれるわよ。討伐の仕方も」


「ラビットなら任せて お金が無くなると良く食べていた」





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