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ループ! 神にまで上り詰めた男が 次の世界で何を望む。  作者: 御剣 大河
第1章  影の勇者と糞女神
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 契約解除

 

「カイト来てくれ」


 バロンフォード卿に呼ばれると後ろに立つ


「何か、御用ですか。旦那様」


 カイトの対応に皆が驚くも


「昨日の件、そのまま進めてくれ」


 昨日の件とは、影の勇者をしろと言って来ているのか。契約が解除されたから俺は知らん。


「何を言っているのか。意味が解りません。それともすべての契約を解除してくれるのですか」


 その言葉にテレスティアとミリィーナが反応を示す。それに伴い、ジーク・トリスタン卿までもが


「ちょっと パパ!」


「カイトさん、契約なのだが元に戻してもらえないか。このままでは我が領土が大変な事となってしまう」


 既に多くの騎士が離れてしまって 物資までもが届かなくなってしまっていると念話が届く。


「意味が理解できかねます。平民の私には言われましても困る所存です」


 きっぱりと断るも そんな中、長女のフェアリーラメスがカイトに聞いてきた。


「カイト、昨日の件はタマニスから聞いたわ。全部教えて貰えていないから後で私の部屋に来て説明してもらえないかしら出来るわよね」


「契約を解除してもらえるのでしたら 全てをお答えいたします。この国の表と裏を全て知りたい情報をお教えできると思います」


 その言葉に反応したのがバロンフォード卿とトリスタン卿であった。元トリスタン卿で現在は、息子に戻っている。タマニスまでもがフェアリーラメスを止めるのであった。


「フェアリー、それだけは辞めてくれ 今現在もトリスタン領土が大変な事態に陥っている。有望な騎士が辞めてしまって見習い騎士しか残されていない。それに物資が届かなくなってしまった。魔導列車が空で走ってきたみたいだ。

 こんな事が数日も行えば、我が領土がどうなってしまうか。解るよな それ以上を追求しないでくれ」


「それでは、食事が終わり次第 フェアリーラメス様の部屋にお伺いいたします。この国の真実をお答えいたします」


「それでお願いね。契約も解除で構わないわ」


「ありがとうございます。これで学園に通わなくて済みます」


 何かが引っ掛かるわね。どうして パパとトリスタン卿があたふたしているのかしら それにタマニスまでたかが契約の解除で


「その契約には、国王陛下まで関わっているのだぞ。それを無暗に解除してみろどんな処罰があっても真意に受け止めろよ。フェアリー!」


 各領土の主の下に念話が届く。魔導列車が動かないと1報が届くも


「カイト、どう言う事だ」


「昨晩で契約が切れました。後の事は、国の管轄に戻ります。私は知りません。

 それにフェアリーラメス様が 残り1つの契約も解除してくれると約束してくれましたので安心です」


「カイトに護衛依頼の件でしょう。十分に2人とも強くなったから必要がないと思うわよ。違うの?」


 私は魔法が扱えないから分からないけど 関係が無いわね。


「セバス、部外者を排除しろ」


「なら 俺達も席を立つか、パルム!」


「面倒事は、御免被るからね」


「パルムさん、どんな意味があるの?」


「話を聞いただけで死罪確定よ。周りを取り囲まれてその場で切り殺されるわ」


「俺達庶民が聞く事でないって事だよ。リリスも行くぞ。それともここで死ぬのか」


「行くわよ。言われなくても」


「私達も退散しようかしら ミリィー」


「その方が好さそうね。余りかかわると取り返しが付かなくなってしまうわ」


 ケビンコーテナとトリスティングも席を立ち、2人に付いて行くと彼等の後ろにカイトが付いて行こうとするも止められるのであった。


「当事者の貴様が どうして この場から離れる」


「庶民の私には、もう 関係が無い事かと思いまして」


「貴様がいない処で 貴様の話をしただけでも契約が自然と解除されてしまうだろう。カイトは残れ」


「どうして カイトを残さないといけないの パパ!」


「カイトとの契約の中に本人の同席が無いと契約が解除されるとなっている。カイトの噂話も我々4人の伯爵と国王陛下に宰相様も同様である。色々な規律を建てているのだ。

 コイツとの契約には」


「フェアリーラメス様、先に契約を済ましてしまいませんか。全ての情報を教える代わりに私の契約を解除すると」


 2人の間に魔法陣が展開されると


「辞めろ、フェアリー! その契約をするな

 カイトの前なら説明ができる。ただし、今後一切 監視が付くが構わないよな 当然、他言したらその場で殺されるぞ」


「たかが護衛依頼の解除でしょう。問題が無いわ」


 と 言いながら片手を魔法陣に乗せると魔法陣が光り輝き、契約が受理されてしまう。


 カイトと4人の領主に国王陛下と宰相の右腕に刻まれていた。契約がすべて解除されてしまった。光を放ちながら消え失せると


「ありがとうございます。これで俺も自由を手に入れました。

 何を知りたいですか。何でもお答えできます」


「そうねぇ~ どうして カイトとの契約を解除するだけでパパ達が狼狽えていたのかしら」


「俺が元、影の勇者で影の軍団の棟梁だったからだと思います。今現在も各地で謀反が起こり始めておりまして 今現在を持って 俺のしがらみが全て解除されました。彼等も自由を手に入れてしまいました。

 その後の役目は、国の管理となるか、自由に暴れるだけです」


「影の軍団と言っても10名や其処等でしょう」


「1万3000名程でございます。因みに商人達との契約も解除されましたので 彼等は、20万人を超えております。これを持ちまして “ 廻 ” も この世界から消えてなくなりました。


 先程、商人達にも説明を致しましたので問題なく済ませました。本当に色々とありがとうございます。

 他に何かありますか。魔王の存在とか、魔大陸の事とか、エルフ国や獣王国、帝国の事でも構いませんよ。何でもお答えできます。当然、情報もこれからは皆様方に流しますので 世界の終わりが見えてきましたね。


 おもしろい方向に流れてくれることを期待しております」





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