同級生が
「カイトの立ち位置って 何なの?」
「俺か、俺は、テレス達の護衛だ。武器の扱いや魔法を教えている。誰にでもできる事だ。
どうだ、俺の代わりにテレス達に魔法や武器の扱いを教えてみるか。一様、勇者や賢者の類まで伸ばしてあるぞ。ケビンだけ 打撃王に成ってしまったが問題が無いだろう」
「その前にテレスって 誰よ。私は、会った事が無いのよ」
「問題が無い。問題が無い。アイツ等4人とも脳筋だから理解するまでに時間が掛かる。未だに勉強も見てやらないといけないからな! 本当に4人して馬鹿な奴等だ」
「カイト様が優秀過ぎるのです。王立学園で唯一無二の秀才と言われているのに表舞台に出て来ない処が あなたらしい。テレスティアお嬢様にも見習ってもらいたいぐらいです」
「ちょっと待ってください。もしかして テレスって テレスティアお嬢様の事?」
「それがどうした。因みに女勇者だ。脳ミソまで筋肉の塊だけどな」
「テレスティアお嬢様以外に誰がいるの?」
「私がお答えいたします。先程、名前が挙がった。
ケビンコーテナ・ギルガイア第3王子
ミリィーナ・ギルガイア第4皇女
トリスティング・シルフォード 次期領主に成られるお方です。
そして テレスティア・バロンフォード。この街の領主様の娘で次女です。お分かりいただきましたか」
カノンの顔が青白さを通り越して白くなり過ぎていた。隣でカノンの母親のリリスも話を聞いていて驚きを隠さないでいた。
「何を言っている。王立学園に入学をするって事は、俺以外すべてが貴族の子供で在って カノンのクラスメイト達だ。まぁ~数名の異世界人も混ざっているから気にするな!
1つの学年が300名で1500名ぐらいか、卒業が出来ない奴等を入れても2000名は、超えないと思うぞ。
留年組の連中も毎年の支払いをしているし な! 学園の教師連中がぼろ儲けしているのだろう」
金が余っている国だからできる事だが他の国に行ったら どうなってしまう事やら
何にしても貴族が多いい国だ。このギルガイア国は、その内の1万3000人が影の軍団か、馬鹿みたいに大盤振舞だよな! それでもって金が余るって言うのだから不思議だ。
「私はもっと 平民や庶民もいるのかと思っていた。違うのね」
「入学当初は、500名ぐらいいるのだが勉強や実技に付いてこれなくなって 伯爵領の方に転入する子供が多いいだけだ。この際だ、バロンフォードの学園でも行って見るか。
セバスさん、可能だよな! アイツ等を連れて行きたくないな 目立ちすぎる」
「カノン様。もし 差し支えなかったら私がお教えしましょうか。学園に合格するまでの家庭教師をしても構いませんよ。半年間で十分に実力が付くでしょう。但し、王立学園で無く バロンフォード学園に成りますが それでもよろしいのであれば、私が引き受けます。
当然、合格すれば学園でかかる学費が免除致します。その辺りの事は内密にしてもらわないといけませんが」
「ハッキリ言っておく、カノン! 今の実力では、何処の学園を受けても落ちるぞ。
それと親バカになるのもいいが これからのアンタは、地獄だからな! 奴隷と同じ扱いで屋敷中をたらい回しにされるからな覚悟を決めろよ。逃げ出した時点でカノンが自分自身を売って奴隷落ちだ。酒に逃げる事も許されない。貴族の屋敷に就職をするのだからな!
それもバロンフォード領の領主の屋敷に周りのメイド1人でも貴族育ちの子供だ。学園で一通りの事を学んでから メイドの仕事に在り付けた口だな! そんな中に入って カノンぐらいの子供に奴隷扱いで使われるのだからな それに給金も半分も貰えればいい方だろうよ。
それと借金は払っておいた。もう少しで奴隷落ちになる処だったよ。2人して」
カイトの掌に魔法陣が出来ると中から証文が現れて リリスが驚くも その瞬間、燃え出してしまった。
「これで全てがチャラだ。本当に良かったよ。俺の知り合いの奴隷商が金貸しの方と話を付けてくれた」
『問題なく、始末しておきました。遺体当は、森に捨てておきました』
『余り、あこぎな事をしないようにお願いします』
「カイト様、問題が在りません。使えないようなら鉱山送りにして死ぬまで使わせてもらいます。女性なら大事に扱ってもらえるでしょう。
それに ・・・ ここで言う事でもありませんね」
「話が違うじゃない。仕事を紹介してくれるっていうから付いてきたのに」
「イヤなら 2人仲良く奴隷に落ちればいい。金貨100枚の奴隷など誰も買わないと思うがな」
「私が借りたのは、金貨15枚の筈」
「その間に1度も金利を支払っていないだろう。知らないとは言わせないぞ。その辺りの事も金貨を貸す際に説明している筈だ。
子供の俺が知っていて 大人のアンタが知らないって事が可笑しい。まぁ~いい! だったら好きな方を選んでくれ、奴隷落ちになるか、屋敷で使えなかったら鉱山送りになるかを屋敷に付くまででいいから」
安易な答えが返ってきた。
「兄さんも何か、言ってよ。カイトって失礼でしょ」
「犯罪奴隷で無いから奴隷の中でも待遇がいいと思うぞ。俺だったら鉱山送りを選ぶな! 酒も飲めるし、食事もまともだ。寝る処もあり、色々と揃っているからな 普通の街と変わらない。
それに 犯罪奴隷なら地下から出て来る事も出来ないが リリスの場合は、地上での仕事だろう。普通の街の暮らしと何ら変わらないと思うぞ。部屋か、家かは、行ってみないと分からないが仕事をしながら酒場通いも可能だと思うしな
それに決めるのは、俺で無くて リリス、お前だ。甘える事もいいが決断も大事だからな」
「今更、私に屋敷でメイドなんて無理、鉱山送りにして普通の暮らしをしたいわ。カノンと会う事も可能でしょう」
「鉱山には、騎士も冒険者ギルドや商業ギルドもありますから リリス様の暮らしていた街と何ら変わりません。
もともと街だった場所の山から多くの鉱石を見つけられた場所ですから気にいると思います。温泉もありますから のんびりと暮らしも可能かと思います」
男でも見つけて第2の人生をやり直すわ。




