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ループ! 神にまで上り詰めた男が 次の世界で何を望む。  作者: 御剣 大河
第1章  影の勇者と糞女神
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 酒場  続4


「セバス、根回し任せるぞ。お前に一任する、好きなようにしろ」


「わかりました。お任せください。それで この者は如何いたしますか。疲れ切っておりますが」


 元トリスタン卿で現在は、床に座り込み股間の辺りを濡らして放心状態であった。


「ほおっておけ 騎士に成る事も許されていないのだ。冒険者にでもなって街の治安やら周りの状況確認の為に冒険者ギルドと連携して街や村を守らせればいいだろう。

 それでいいか。ジーク!」


「カイトさんも それでよろしいですか」


「国の祭り事は、貴族に任せるよ。俺は、もう 学生で在って平民に成り下がったから好きにしてくれ、言葉使いが気に入らないなら直すぞ」


「そのままで構いません。それで 我が領土の “ 影は ” 残るのでしょうか」


「知らん。俺が学生をしている限り、国からの支払いが在るからな。学生を退学にでもなったら話は別だが 退学になって姿を消すのも悪くない。こいつ等の御守をしないで済むからな

 どうせなら そっちも契約を解除してくれよ」


 途端に テレスティア、ミリィーナ、ケビンコーテナ、トリスティングから殺気が漏れ出して 酒場の空気が凍り出すも一般の庶民や冒険者達が震えている最中、


「相変らず、話の腰を折るよな! 収めろ」


 カイトの一言で撃沈して 無言で食べ始めた。が 彼等の腹も膨らみ


「カイト、戦争と言っても私達は、いつ戦えるのよ」


「知らん。俺にも分からん。

 西から向かってくるから この国と同じ大きさの国が3つ4つは存在しているし、覇権争いの真っ最中の帝国もあって簡単に潰れてしまっても聖王国にエルフの里が在り、ラザニア獣王国も存在しているから 検討の余地も無い。

 東から向かってきたら 3年後か、5年後には、戦争になったと思うが 今の段階で戦争までの時間など俺でも分からん。計算も出来ない。

 けど 聖王国やエルフ国とは、協定を結んでいるから ラザニア獣王国とも協定を結んでおいた方がいいだろう。色々と情報操作も簡単に済みそうだしな! あの国は、脳筋の集まりだから扱い方が簡単に済みそうだ」


「どういう意味よ」


「ケビンの集まりだと思えば、お前等でも理解ができるだろう」


 その張本人も理解した上で


「俺みたいな肉体バカがいる国なら 強化系が多いいよな! カイト」


「確か、コロシアムって処が存在していて 肉体を鍛えた者同士が戦う場所みたいだ。お前は好きだろう。そう言う連中が」


 急に吠え出した


「ウォ~~戦いてぇ~~ 自分の実力を確かめたいぜぇ~~ 俺様の筋肉も戦う事を望んでいる。カイト!」


「無理だ、諦めろ。何日かかると思っている。旅費だって馬鹿にならんし、俺も国から出ることが出来ない。お前達4人で行ってくれるなら 俺は、大助かりだがな

 無理だろう。多くの街や村に被害を出せば、指名手配で打ち首だ。国が違うから簡単に死んでしまうぞ。その時になって呼ばれても俺も関与できないからな それに方向感覚が在るのか、お前達に」


 無言になる。更に追い打ちをかける。


「世界には、どれほどのスイーツが眠っているのだろうな! ミリィの知らないスイーツが多く振舞われているかもしれないぞ。

 料理もそうだ、この国は、異世界人達の知識で作られているから洗礼されているが本来の肉の味を味わったら 腹の虫が止まないかもな!

 世界を冒険するって のもおもしろそうだ。国の文化や町の文化、遺跡巡りもおもしろいよな、見た事も無い程の景色や風景にも触れて体感したら 自分自身の世界観まで変わってしまうだろう。なぁ~~

 それでも無理なものは無理だから 諦めるしかできないよな、残念だなぁ~」


 4人の妄想が始まるも


「カイト、こいつ等って こんなにも単純なのか」


「おもしろいだろう。俺も自分の時間ができるからいいと思っている」


 今回は、我に返るのが早かった。


「カイト!」


 テレスティアが空振りで終わる。


「カイトよ。獣王国から要求される物って心当たりが無いか」


「アイツらは、基本 筋肉の塊みたいなものだから回復系なら欲しがるだろうし、魔力を持っていても体内循環も知らないだろうから魔法使いなんかがいいだろうな!

 肉体強化は特に腹が減る生き物だ。食料も喜ばれると思う。戦争にでもなったら回復師を欲しがると思うぞ。

 そんな処か、ケビンとテレスを見て居ればわかるからな この辺りは」


 我が娘ながら


「視察団を送るにしても半年の時間を貰えないか」


「ちょっと待て その中に俺が含まれている言い方だよな! 俺はいかないぞ、どうして そんな面倒事を俺に振る」


「今、カイトが言ったばかりだろう。回復師で薬の知識が在り、魔法を教える事も可能など このギルガイアで存在していると思うか。お前以外で それに誰に対しても糞生意気な態度で会話をしても普通な返答が帰ってくる奴など 俺の周りで存在すらしておらん。

 大体だな ・・・ 」


「おっさん、場を弁えろ! ここは、酒場だ」


「俺が悪かった。済まん、カイト!」


 そう言えば、バロンフォード卿の長女とトリスタン卿の長男とで婚約をしていたな! 魔王でも討伐して帰ってくれば、貴族にかえりみえるのに 言った途端に出向いてもらっても困るという処か、情報も必要か、マーキングさせて向かわせてしまうか。好きな時に魔大陸の情報も手に入りやすくなるからな!


 魔人なら体内に魔石を持っているから 幾らでも情報が手に入りやすい。その方が使い道にもなりそうだ。







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