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ループ! 神にまで上り詰めた男が 次の世界で何を望む。  作者: 御剣 大河
第1章  影の勇者と糞女神
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 酒場で


「カイトを探し出せ、廻の商会もだ」


「廻の商会は、名ばかりで誰も存在しておりません。多分ですが両親の下にもいないかと思われます」


「いいから 何処でも構わん。探し出して連れてこい」


「カイト様は、戦闘中に成られると気配を消します。真横にいても目視しないと見つけられなくなってしまいます。それに隠蔽まで使われると我々程度では、見つけられなくなってしまいます。

 お嬢様や王子様方が帰られる際に捕まえるほか、ありません」


 セバスさんを見つめるも


「無理でございます。現役の時であっても私でも無理だと思います。彼が勇者と言われても納得致すほどに全てに対して優れているのです」


「何と報告をする。アイツの暴言など 子供のじゃれごと程度だったのに

 この先の国の方針が掛かっている時期に 何もかもの情報が無くなってしまったのだぞ。影の軍団連中は、全てが貴族で構成して作られている為、誰1人として カイトと会話が許されない」


「私は、伯爵に成られてから間もないのですが それ程の人材なら奴隷の首輪を付けてでも支配下に置かれた方がよろしいかと思われますが」


「トリスタン卿、貴殿は 父親から何も聞かされていないのだな! アヤツにとっては、魔道具など簡単に壊せてしまうし 解除も簡単だ。そんな事をして王都が半壊したらどうなってしまうと思う。

 カイトの場合は、属性の違う複合魔法は撃てなくても 同属性の魔法なら複合が可能であり、10歳の時にライムの街を崩壊させた時は、魔力量も魔法の数も少なかったからいい物の

 今のアヤツにとっては、我が娘たちよりも危険な存在なのだよ。頭の回転も良く、魔力持ちで在って」


「無理よ。魔法でカイトを攻撃しようものなら 全てを消されて倒されるのは、私達よ。

 全ての魔法の解除を知っているから 彼に魔法は効かないわ。それに肉弾戦ならカイトに敵う相手がいないのも事実よ」


「旦那様」


「どうした。フィン」


「カイト様が消えたのであれば、私も街に戻ります。街を守る事が私の役目ですので」


 その場から消えると 各地から伯爵領を守っていた者達が消え始めてしまっていた。中には、貴族の位を返上するものまで現れる始末で 情報と戦闘力を全て剥ぎ取られてしまっていた。


「ちょ・ちょっと待て フィン!

 アヤツが消えてしまうと影の軍団が闇に潜んでしまう。それだけは、何としても阻止しないと」


「貴族で構成されているのであれば、呼び出せば済むこと! 違うのですか」


「今頃は、トリスタン卿の領土でも多くの騎士が貴族の位を返上していると思うぞ。王城は更に大変な事態に陥ていると思われる。

 この先、どうやって国を守れば良いのだ。情報が他国に流れてしまう」


「情報漏洩を引いたら宜しいかと思われますが」


「その様な機関が存在していないだろう。このギルガイアに2重スパイにしても 3重スパイもそうだ。カイトが裏で情報を流していたから 多国間の均一が保てていたのだ。

 こんな小国など簡単に潰されてしまうほどに 他国の勢力が優秀過ぎるのだよ。

 貴殿が王城に来る際には、父親も連れてまいれ 話にならん」


「セバス、王城に戻る。魔導列車の用意をしろ、トリスタン卿は、父親と同伴するようにいいな! 国の一大事だ、貴殿のお陰で」


 未だに理解ができない。トリスタン卿に対して テレスティア達の方が頭を抱えるのであった。


 フィンランド子爵が共を連れずに1軒の酒場に入ると奥深くで酒を煽る夫婦に近づき、


「やはり此方でしたか。カイト様」


「何か、在りましたか。フィンランド子爵さま」


「我が同胞、300名は あなた様の下僕です。いつでもお呼びください。何処へでも駆け付けて見せます。

 それだけを言いたくて参りました」


「硬いなぁ~~子爵様は、そんなんで部下が付いてこれませんよ。

 やっとの思いで 1つの役目が終わったのです。後、3年辛抱すれば 晴れて自由の身です。この国を出て、他国でのんびりと過ごします」


「やはり、この国に残ってもらえませんか」


「無理です。この国が多国間の火種になります。それに乗じて魔王軍まで便乗するでしょう。それほどにも緊迫状態です。魔王軍の情報が何処にも流れておりませんが

 唯一、情報を持っている。国を責めてでも手に入れると思われます。それほどに自国を愛しているからこそ 自分自身を守るために 使命の名の基に ・・・ 」


「何年先ですか」


「8年以内に上陸してくると思われます。魔王軍の情報が未だに入って来ない処を見ると ・・・ 」


「どうか、されましたか」


「この大陸の最西端で魔王軍の侵略が始まったみたいです。海一面に魔王軍の船が存在しているみたいです。それ以外の地区からの連絡が無い処を見ると1点集中で上陸するようです。

 いや、そうでなくて既に街が1つ吞み込まれているみたいです」


「どうして そんな事が分かるのですか」


「フィンランド子爵さまの知らない人物も俺の配下には存在しております。国にも言わないで本来の影として他国に散らばっております。それだけの事

 それで どうします。国に知らせた方がいいと思いますよ。~~ 魔導列車の準備が始まっております」


 あら あら お嬢さんたちも乗り込んで王都に戻るみたいだ。それならば、2~3日したら 屋敷に顔を出そうかな


 嘘も方便だな!


「私は1度、屋敷に戻ってバロンフォード卿に知らせます」


「俺の事は、黙っておいてね。たぶん、無理だと思うけど」


 この場から消えると カノン達が驚いていた。








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