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ループ! 神にまで上り詰めた男が 次の世界で何を望む。  作者: 御剣 大河
第1章  影の勇者と糞女神
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 訓練  続2


 翌日も朝から 魔力による、魔力循環を行っていた。体内にある、魔力を1点に集めて身体の中を動かせるのであるが これがまた大変みたいでカノン達は悪戦苦闘していた。が ドラペイのみが簡単に出来てしまっていた。


 彼の世界には、ゲームが在り ゲーム世界で普通に遊んでいたのが功を制して体内循環ができ、


「ドラペイ、アンタから詠唱を唱えてみるか」


「いいのですか。是非、お願いします」


 キッタ~~ッ! 俺にも魔法が使えるぞ~~


「ドラペイは、火魔法と風魔法だから 火魔法のファイアーボールの詠唱を教えるよ」


「はい!」


「私が唱えた事を覚えて ドラペイも行ってみな

 “ 我が魔力を糧に 火の精霊を宿して解き放て ファイアーボール ”

 やってみな!」


「 “ 我が魔力を糧に 火の精霊を宿して解き放て ファイアーボール ” 」


 1センチほどの火の玉が出来上がり、30センチほど離れると消えてなくなってしまった。


「最初でそれだけできれば、才能があるよ。アンタ! 今度は、体内にある魔力を循環させて手に集中をさせてみな より大きく遠くまで飛んでいくから」


「はい! わかりました」


 先程と見ても分かるぐらいに体内の流れがよくなっており、発動までの時間までもが短縮でき


「 “ 我が魔力を糧に 火の精霊を宿して解き放て ファイアーボール ” 」


 20倍の大きな、火の玉が出来上がると50メートル先に在る岩山に当たって消えた。


「初めて魔法を撃った感想は」


「カイトもこれくらいだったのですか?」


「カイトの場合は、攻撃魔法など教えないで補助魔法から教えた。私達が楽をするために

 それに私達夫婦が 冒険者ギルドからの依頼の最中に盗賊に襲われた時など森の中を徘徊している最中に冒険者と遭遇して助けられていた。

 これも後から聞いた話だから 私達が見たわけで無いが1個小隊ぐらいの規模で全滅だったみたいだね。その時に助けられた人数も300人と聞いている。1個小隊って 100人ぐらいだ。

 我が息子ながら感心したよ」


 ドラペイにグレンとカノンの口が大きく開く


「カイトの場合は、魔力持ちだったから攻撃魔法を教えようとした時には、既に身に付いていて それどころか、魔力操作までできていてねぇ~! 私が教える事が無くなってしまったよ。

 その後は、私の魔法を見て覚えだした。私の知る限りの魔法を見させてやっただけだ」


 その間、ゼントの妹のリリスは、イビキをかいて寝ていた。


「それが8歳の時で カイトが殺人まで起こしているなんて街の人など知る由も無かったから 10歳の時など奴隷商に売られてしまってねぇ~!

 親戚のおばさんだから 安心していたのに勝手にそんな事をしてしまうものだから 一応、騎士連中にも警戒を頼んでおいたけど事件が起きて 街の5分の1程度が崩壊したよ。その時の死者が1000人を超えたね。

 私達が街に戻ってきた頃には、街が崩壊寸前だったよ。誰1人としてカイトを捕まえられる奴が存在していなかった。

 その時から 魔力量が馬鹿みたいに膨れ上がって制御が難しくなったみたいだね。

 あっ! 悪いねぇ~昔話をしてしまって忘れてくれ、今は昔と違って大部、性格も良くなっているから気にしないでくれ あれでもマシな方だ」


 とんでもない程の幼少期を歩んできたのか、カイトって 俺だったら耐えられなくて泣きながら 誰かの奴隷になっていただろうな! けど 自分自身で道を開く処がカイトなのか。


 その後、グレンにカノンも魔法を放てるようになると昼食後には、魔力の循環もスムーズにできて 個性豊かな魔法を放つのであった。


 そして 彼等もまた 複合魔法を放てる最中、この中でカイトのみが属性の違う複合魔法を放てないのであった。同じ属性同士なら複合が可能でも 違う属性同士の魔法を放つことが出来ない、カイトの手の中で見せる事は、可能であった。


 酒の匂いに引き付けられるように カノンの母親が目覚めて俺の両親と酒を煽る中、カノンに


「お母さん、そんなんで仕事ができるの もう~ そんなにもお酒を飲まなかったでしょ~」


「仕事なって適当で 誰にもわからなければ、適当でいいのよ」


「今の内に呑みたいだけ、飲ませてあげればいい。仕事に付いたら飲んでいる暇が無くなる」


「まぁ~今更、メイドなんて無理だから 下働きでもさせられるのであろうよ」


「ゼントさんとパルムさんが言うなら我慢するけど 給金が貰える場所だよね」


「このバカ亭主の紹介で入るのだから 問題が無い」


「3食が付いて 部屋も与えてくれると思う。金は、使う暇が無いと思うぞ」


「3年から5年間は、仕事を覚えて貰わないといけないし、冒険者と違い 律儀な世界だから私達程度では無理だ。それでもリリスが頑張ると言っているのだから 好きにさせればいい。

 簡単に仕事を辞めてしまって カノンの学園生活を退学になる事も在り得るからな! バロンフォードの紹介で学園生活を送るのだから」


「ライジョ~~ブ、ライジョ~~ブ、仕事なんて適当で何とかなるから カノンは、学園生活を頑張りなさい」


 そんな簡単に思惑通りに進まないのも人生である。







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