表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/62

第31話 閃き

提出物が終わらんから今週は1話が短くなるで

 氷は冷たいが、アイスマンのおかげか痛くはない。


「はぁぁああ!」

 氷は押してもびくともしない。床は氷だがザラザラしていて摩擦があり、力を入れやすいがそれ以上に氷を動かせない。

 実際、もう1時間ほど立っているがびくともしない。

 たしか水は1立方メートルで1トンなので、この氷は500キログラムほどあることになる。

 どうするべきか…


 そうだ、飛び蹴りを試そう。

 俺は距離を取り、『パワーアシスト』『ビルドアップ』を掛ける。そして『ダッシュ』を使いゆっくりと助走をつける。


タッタッタッ…ガッ!

 痛え!少しダメージを食らった。だが手応えはあった。

 俺は『ヒール』を掛けながら再挑戦する。『ムーブアシスト』と『スピードアシスト』も掛けておこう。


 それでも氷は動きません。

 今は休憩タイムだ。うーん…


 思考に集中する。雑音が消え、視野が狭まり、肌の微細な感覚がなくなる。


 なぜ氷が倒れないのか。それは力が足りないからだ。

 もっと力を出すには助走を強くする必要がある。。


 試しに足だけに付与を掛ける。だめだ。


 別の方法

 付与とは魔法だ。

 込める魔力を増やす…システム的に不可能だ。却下。


 魔法は魔力と抵抗が関係する。

  魔抵抗…


 あ、閃いたぞ!閃いた!

 俺は『マジックアシスト』を掛ける。

 次に足以外の各部に『レジストアシスト』を掛ける。

 そして全体に『パワーアシスト』、『ムーブアシスト』、『スピードアシスト』を掛ける。


 成功だ!足が熱くなる感覚と共に足だけに付与が流れ込んでくる!

 俺は『ダッシュ』を使い駆け出した。

思考する時ってこんな感覚ですよね。膨大な案が浮かんできてその中から直感的に選んで可能性を考えてを繰り返します

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ