8・始まりの町
僕にとってのグッとくる美少女(男)。
修正しました。
景色に色彩がついてくる。トンと、地面に足がつく。にぎやかな音も聞こえてくる。
「ふう、」
予想とは違い思っていたよりも高い声が出た。
「ん?」
やはり女性よりのアルトボイスが出る。
「あ、あれ?」
振り返り、半透明のリスポーン・ワープゲートに姿を写す。
そこには白金髪の端々を金の筋に染められている、夏の空のような碧眼の小さい美少女がいた。
首もとのあいている白いYシャツを下にきていて、白金の布に金色で刺繍がされたジャケットもどきを上から軽く羽織っている。
「えぇぇぇぇーーーーー!!!!!」
そのあと何回も確認したが、ちゃんとステータスには« 男 »と記入されており、大事なものもリアルよりとても小さいながらついていた。
もちろんこのアバターは目立つのでレイは逃げることにした。
「あの女の子、超かわいくない?」
「そーだね!小さいし、抱き締めたい!」
「ああ、かわいいなあ...ペロペロしたい、ハアハア...」
最後の紳士さんは後で通報されました。
『またですか。不審者は、排除します。』
「くそ、見つかったか!ちょ、ちょいまて!アー.....!」
紳士(笑)はジャッチさん(迷惑キャラクター処理管理AI、アルファと同じく美人で人気だが、無表情。)によって、強制ダイブアウトされ何日間か、ダイブイン出来なくされた。
「くそーーー!俺は男だぞ!変な目で見るなよぉぉー!」
なんやかんやで男の娘(美少女)となったレイは奇異の目を集めながらも、始まりの町付近で一番難しいフィールドにでる。
今現在、『Top of the world』配信から1ヶ月、まだほとんど攻略は進んでいない。(チートな人々は除く。)
服の説明が難しい...ゴスロリをゆったりときくずした感じといったほうがわかるかな。
そこに動きやすいローブもどきをはおっているような...
補足、スキル【人化】は強制発動しています。切ることは現状不可能です。
文章の変な所や、もっと詳しくして欲し所をアドバイスしてくれると嬉しいです。