2・キャラ設定ってわくわくするよね。
時間がなく、とても短い...。
視界が続いて真っ白になり、どこかに降り立つ。
「ようこそ、Top of the world にログインしていただきありがとうございます。」
目の前に無表情の小さな天使が現れる。
「私は、キャラクター設定案内係のアルファと申します。よろしくお願いします。」
無表情でお辞儀するアルファ。
「ああ、よろしく。」
「それでは、キャラクター設定を始めさせてもらいます。
キャラクターネームを入力してください。」
虚空から現れたキーボードにキャラネームを入れていく。
名前は「レイ」だ。
そのままだが、分かりやすい。
「『レイ』様ですね。登録完了しました。
初めに、注意事項を説明します。
一つ、キャラクターデザインは完全にランダムです。
苦情は受け付けません。おきに召さない場合では、
私たちは全力でザマァ(` ´↓)します。
存分に泣きわめいてください。
二つ、種族も完全にランダムです。
中には、天文学的な確率で排出される超レア種族が存在します。
運良く当たった場合、
ゲームバランスがこっぱみじんになりますので、
運営が涙目にならないように、
手加減しながらはっちゃけやがってください。
よろしいですか?」
うほっ、毒舌だなあ。
「あ、ああ...わかった。」
「それでは、種族を決めさせてもらいます。」
小説書くのって大変だね...