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異世界転生

俺は昔からたくさんの童話や小説を読んできた。最近ではラノベや漫画、アニメまで観るようになった。

だが、俺はその中でも許せないものがある!それは、物語がバッドエンドで終わるものだ!報われない恋、ヒロインが死んでしまうもの、主人公の犠牲によって成り立つ世界...などだ。ましてや現実など糞だ!報われない恋?日常茶飯事。努力をしたものが損をする。結局金を持つものやルックスの良い奴が得する世界だ。こんな世界が存在していいのだろうか?

だから、物語はハッピーエンドに限る!

こんな世界に生きてる意味はあるのだろうか?・・・


「ニュースです。東京都世田谷区で殺人事件がありました。被害者は.....」

朝食を取りながらテレビをつけるとそんなニュースが聞こえてきた。

「また、殺人か...」

ニュースを聞いていると被害者は女性犯人はまだ逃走中らしい。

「殺されるほどの事はしてないだろうに...」

テレビを見ながらそう呟く。反応するものは誰もいない。やっぱりこの世界はバッドエンドが多い。

俺の両親は俺が小学3年生の時に交通事故にあって他界その時母親のお腹には子供がいた。女の子だ。俺は子供ながらにお兄ちゃんになることに喜びを感じていたのを覚えている。しかし、その喜びは果たされぬまま3人は俺の前から消えてしまった。交通事故を起こした男性は2人が信号を無視して飛び出して来たと主張。結局裁判でその男性には軽い罪で許され先月出所した。この時から俺はバッドエンドの物語が嫌いになった。俺の大切な人が3人も奪われその3人を奪ったやつはのうのうと生きている...

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