LXXXⅠ 卍 カタカナ語 卍
小池都知事は会見を開くたびに珍奇なカタカナ語を披露するわけだが、あのおばさんはアレでコスモポリタン気取りなのだろうか。
ビジネスカタカナ語はまだ良いだろう……外人と取引してるからしょうがないんです的な意味で。
政治屋さんがカタカナ語を使う理由はふたつだけだ。カッコつけてる。そしてこれが重要だが、意味をボカせるから。
先日のコロナの会見では オーバーシュート、ロックダウン、クラスターと、いっぺんに三個も使ってさすがに関係各方面から失笑されていたけれど、強い言葉を日本語で言いたくないから「英訳」しているわけだ。
これは二重の意味でバカっぽい。大事なことをはっきり言及できないのは政治家の資質としてどうなのよ?てのと、英語圏にはまったく通じない手法、という点で。
とかく日本人は外からの視線にまったく注意が及ばないところがあるが、小池都知事はそういうことで都民を欺いているつもりなわけだ。こんな女が総理大臣になりたがってんだからホント度し難いですよ。
ついでに日本語を破壊してるっていう点でも叩くべきであろう。確かに日本語には外来語を使って意味を柔和化……場合によっては無意味化できる、という妙なところがあるのだが。やはりカタカナ語に苦言を呈していたある記事に出ていた例だけど、「きちがい」は駄目だけど「クレイジー」ならオッケーとか、考えてみると妙な案配だ。
これは英語教育の失点でもあろう。なろうの良い子たちはまねしちや駄目ですよこんなこと。
でもスタローンの映画のタイトルの意味が30年ぶりに理解できたのは感謝だ。(←おじいちゃんそれ【ロックアップ】でしょ!)