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Ⅵ 卍 バルサと市 卍


 最近どっかで【精霊の守り人】の綾瀬はるかはダメだ、みたいなの読んだ気がしたのだが(←ひどい言い方だな)今日は【ICHI】、女座頭市版綾瀬はるかを見てみた。

 あの市は嫌いではない。おっぱいバレーよりまし。


 とにかくあのパンケーキの上で溶けかけたアイスみたいな笑顔が嫌なんで、笑ってないほうが好き。


 

 つーかなんでたけしとか勝新じゃなくてそれ?と問われれば、たまたま更新されてたべつの小説を読んで(あざといのでタイトルは申しませんがシアちゃん一線越えましたね)ほの暗い女の情念についてなんとなく重なるものがあった(気がした)からなのだ。



 とにかく、それで女性キャラクター造形についてなんか掴んだ!という気がしたのだが……


 消えた()



 男が描く女主人公と女性が描くそれの違い……リアリティとかなんたらが論じられることがあるでしょ。もちろん巧者であれば人間像など男でも女でもお茶の子さいさいであろうが……そんな意識高い系の話ではなく、あくまで娯楽小説とかアニメとかそんなレベルの話。


 なろうであっても男が女主人公を描くことについて、いろいろ意見があることと思う(まあメインストリームでは女主人公ってだけで大勢ブラバするみたいだけどさ)


 で、まあ男が描く女性というのは……リアリティ(笑)なにそれ?だけども。


 というか、普通は理想化した女性を描きます。しかもしばしば性の対象として理想化した女性です(たまに文学的野心に目覚めて違うの描く人もいるかもですが、たいていテンプレ殺人鬼とかだし)


 だからといって即、それが悪いことのように言うのはちょっと待ってくれ、なのです。なぜなら理想化した女性像というのはそれ自体にメッセージ性が内包されているかもしれず、純化したらナウシカとかメーテルとか不二子ちゃんとか、リアリティとは別の次元で大成するかもしんないし。



 で、なぜそんなのリキセツしたいかというと、過去に読んだいくつかの小説が決定的に受けつけなかったのです。

 具体的に言うとサラ・パレツキー、パトリシア・コーンウェル、アン・マキャフリィ、アン・ライス、などなど

 これらそうそうたる人気作家の皆様がどうにもダメでした……


でも女流作家がダメかというと、そんなことはないんですねえ……タニス・リー、ル・グインはへーき。最近だとゲイル・ギャリガーの【英国パラソル奇談】を読破してアレクシア女史のマンガ(スゲ―日本寄りの絵柄で笑っちゃうよ)まで輸入したから、偏見はないものと証明したようなしてないような。


 まああまり深く追求すると恥かきますから……ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアの逸話もあるし、C・L・ムーアとアンドレ・ノートンが女だったって映画で知ったし(関係ないけどサミュエル・R・ディレイニ―が黒人だって10年くらい前に知ったな。それまで黒人SF作家なんかいないって思ってたのに)



 でもどーしてもダメ!という一線もたしかにある、と確認したように思う(もちろん個人の感想です)。

 とにかく男性が越えられない、女性が描く女性主人公のナマっぽさ……その対極として男が女性主人公を描く意義はあるかも……という話。




 ということでなにが言いたいかというと


 よかったらたまには【マリオンGPD】読んでねっ(わりと血の叫び)!!


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