LⅣ 卍 ゲームオブスローンズ完結(と今年度前期総括) 卍
ネタバレありなので気をつけてください。
しれっとスルーしようかと思ったけど、やっぱりひとこと言わねばなるまい。だってここ二ヶ月、放送日を迎えるたびにうちのゲースロエッセイのヒット数が微妙に上昇するんだもん……検索してあんなクソエッセイ読ませられたファンにはホント申し訳ないので……
というわけで完結したのでひと言。
『これはアカン……!』
原作を追い越しちゃった前回第7シーズンがアメリカ本土でも不評でしたが、最終シーズンも話が進めば進むほど同じ欠点を踏襲しているのが見えてて……これは叩かれるやろな、という結末でしたねえ(涙)
うーむ。
素人でも「ここはもうチョイどうにかなったろ?」と考えさせてしまうのはいかがな物か。
この「明らかに脚本推敲不足でしょ」感は、スターウォーズ直近で覚えた違和感とまったく同じなのであった。
頭の良い人が大勢いるはずのUSAなのに、スターウォーズを救える天才はひとりも居なかったのだ。
これは衝撃的ですたわ。
これは昨今のディズニー的システム特有の欠陥であろうと思う。
つまりですねえ、制作費200億クラスの映画になると、役者を撮影する以外の作業が大量なんです。10分も続くエンドロールを見れば明らかですが、あの膨大なスタッフロールの大半はCGI製作とレンダリング要員なのです。
で、そういう作業を割り振るためには脚本を早いとこ用意しないとなにも動けない。ポストプロダクションデザインができませんからね。
そして……ここが一番重要なポイントですが、大量のCGショットを外注してしまった時点で、もうストーリーは変更できなくなる。
昔みたいに、監督のインスピレーションひとつで大幅に変えられないんです。
作ってる途中で「あ、やばいこれクソ映画かも」って気付いても後の祭りなんです……というか納期遅れるとビジネスモデルが崩壊して一億ドルの損失とか出て投資家が大激怒してしまうから、怖くて「変更します」って言えないのだ。
とはいえ、人気が出ると終わらせてもらえないこと週刊ジャンプのごとし、という海外ドラマである。打ち切りでないかたちで完結しただけでもありがたいのだ。本音を言えば狂える女王ふたりの血みどろ対決を観てみたかった。でも完結したからイイの。
それになによりも、わたしは奇跡を信じてはいない。
もうすでに「アベンジャーズエンドゲーム」という超傑作を観てしまったので、統計的に考えても今年中にもう一本傑作が誕生する確率は、皆無なのだ。
そう考えれば【ゴジラ】も【SWエピソードⅨ】も過度な期待を抱かずに済むでしょう。




