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LⅠ  卍 ややこしいのに脱線までする不毛な話 卍

 いままで言ってなかったけどおれ声オタなんです。

 しかも洋画の吹き替え版マニア。


 洋画吹き替えマニアとは

 「【ニューヨーク1997】のスネイク・プリスケンは青野武さんだよねー」とか、

 「【ランボー】はささきいさお版でしょ!?」「いや渡辺謙版ですよ!」とか

 「TBSは若山玄蔵版【レッドオクトーバーを追え!】もっかい放送しろよ!」とか、

 訳分かんないこと主張してる人たちのことです。


 【キャプテンマーベル】の主人公ダンバース大尉の吹き替えが 水樹奈々 だという話をした。


 が、問題は同じ映画に登場するジュード・ロウ。

 吹き替えは定番の森川智之。

 しかし彼はすでに【シビルウォー】【ブラックパンサー】でマーティン・フリーマンの声を担当していて、マーベルユニバースには既出。

 そして

 ジュード・ロウは2009年の映画【シャーロック・ホームズ】でワトソン医師を演じている。その吹き替えも森川智之。

 いっぽう

 マーティン・フリーマンはBBC版【Sherlock】でワトソンを演じているのだ。

 その声も森川智之。


 だが……ここでもうお気づきの方もいよう。映画【シャーロック・ホームズ】の主演は、ロバート・ダウニーJr。

 つまり【アイアンマン】そのひとである。


 でもって

 BBC【Sherlock】で大ブレークしたシャーロック・ホームズ役と言えば【ドクターストレンジ】こと、ベネディクト・カンバーバッチなのである。


 とゆ~ことはつまりー、マーベルユニバースには二大名探偵シャーロック・ホームズドラマのシャーロックとワトソンが勢揃いしてしまったのですね!

 しかも吹き替え版も 藤原啓治 と 三上哲 という定番声優が引き継いでいるという。


 ややこしいですね。表にしないと分からなくなりますね?声オタって不毛ですね。うふふふ。


 藤原啓治についてはもうひとつ語るべきこと。

 アニメさんたちにとってはクレしんのヒロシですが、洋画吹き替えマニアにとってはロバート・ダウニーJrが定番であり、【スパイダーマン・ホームカミング】のときは体調不良で活動休止中だったので、吹き替えが間に合うかやきもきさせられました。

 ロバート・ダウニーJr本人の声質と喋り方にはちっとも似てないんだけど、親和性とは奇妙なものです。

 洋画のこうした定番はいくつかあり、誰でも知っている代表格はショーン・コネリー=若山玄蔵、クリント・イーストウッド=山田康雄でしょう。

 ほかにもたとえば【ダイハード】のジョン・マクレーン刑事は 樋浦ひうら) べん)であり、野沢那智 はベストではない。

 あ、野沢那智をディスってるわけじゃないですよ、念のため。

 でもねえ……【コブラ(スタローンじゃなくて寺沢武一のほう)】だけはどうしてもダメで……ぼくはコブラは山田康夫だって中学三年生のときから主張してたんです。実際ファミコン版コブラのCMで山田康夫コブラが聞けたんで、そう思ってたのはぼくだけじゃなかったんだって、思いましたね。


 だが……脱線しましたが、藤原啓治で真に驚いたのは【ダークナイト】版ジョーカーと

【ウォッチメン】のドクター・マンハッタンを担当してたことでしょう。このことに気付いた時はマジスゲー!って思いましたのよ。


 男性声優ばかりなのがアレですが、女優の定番て本当に無いんですよね。強いて挙げれば【ローマの休日】のオードリー・ヘップバーン=池田昌子くらい?……なんせ以前は主演女優なんて 高島雅羅 と 藤田淑子(南無……) のおふたりで90%担当していたし、いまは 甲斐田裕子 と 田中敦子 で7割くらいカバーしちゃってるからねえ。けっこうぞんざいです。


 敬称略。

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