ⅩⅩⅤ 卍 ブラックパンサー 卍
ディズニーの親方がかわいそうな黒人に生暖かい眼を向けてくださった映画第3弾!
第1弾は【クールランニング】でした。
けれどどちらもジャマイカやアフリカの話。ブロックバスター級の大衆娯楽作で直接的にアフロアメリカンを描くのはナイーブな題材過ぎて避けてる模様。
まあ大正義スターウォーズに黒人が出てないじゃないか!と文句言われて慌ててランド・カルリシアンを出したときから、聖林はずっと神経質なんです……そのくせ15年後にジャージャー・ビングスが大ひんしゅく買ったように、事の本質にたいして無自覚な点は変わらない。
第2弾は【プリンセスと魔法のキス】で、南部の沼地が舞台であったものの異人種プリンセスも作らなきゃランドの集客に響く!というムーラン路線戦略にすぎず、しかもずっとカエルだし……
でもとりあえずマーベルユニバースなので観に行く。
黒人というのはバスケして「ボンゴ、ボンゴ、ボンゴ」って部族のリズムで踊る人たちのこと(探偵スペンサーにそう書いてあったんだぞ!)だそうだが 、ホントにその通りの描写満載でちょっと笑っちゃった。
ブラックジョークはともかく「アフリカにひそかに存在していた超テクノロジー先進国」って……いくらなんでも盛り過ぎですやろ(つい最近自分も似たような話を書いといてなんですが……)。
あざとすぎてジェイミー・フォックスやスパイク・リー監督ならブチ切れそうだけど、蓋を開けてみると昨年度【ワンダーウーマン】に並ぶメガヒットだったという。
これはアレか、【ベイマックス】を観たわれわれ日本人が、「まーまずまずかな」と思ったのと似た感覚?
お話的にはいつものマーベル。小手先の工夫で退屈させずに乗り切った感じ。葛藤の末成長して新ヒーロー誕生に親子友人がどーたらこーたら。
見所としては、後半戦いに参加する主人公の妹が、コスチュームと武器がまるっきり孫尚香だったトコか……あとなんかあったっけ?。
主人公が生死の境から復活するシーンでまっ白な雪に埋もれるけれど、アレって嫌みだよな……とか。
【アベンジャーズ】に向けた伏線描写は今回も皆無でした!
【アントマン】からずっとそんな調子ですが。
次回はヒーロー57人集合でしたっけ?
整合性にさぞ苦労してなはるんでしょうなあ。
【プリキュアオールスターズ】の変身シーンを延々見せられるようなシュール作になるのかなあ……。
それにしても主人公俳優と【ドクターストレンジ】でベネディクト・カンバーバッチと一緒に訓練してた人が似ててちょっと困る。
カンバーバッチと言えば、【シビルウォー】で初登場したCIA役のマーティン・フリーマンが今回は準主役。次の【アベンジャーズ】ではぜひカンバーバッチと並んで【Sherlock】ばりのジョークを交わして欲しいですね!




