ⅩⅩⅠ 卍 少女漫画って…… 卍
いまいちばん後悔してること……それはこのエッセイのサブタイトルのナンバリングをローマ数字にしたことだっ!ww
中学校のとき、クラスメイトの女子に漫画を薦められ、読んだ。
もちろん少女漫画。
妹がふたりいるので家には『なかよし』が転がってるし【あさりちゃん】や【うわさの姫子】【ころんでポックル】などはフツーに読んでたため抵抗はなかった。
最初は【エイリアン 通り(ストリート)】だったと思う。それと【ガラスの仮面】【ベルサイユのばら】あたり。【スケバン刑事】もあったかな。
そーいえば突然思いだした!【紅伝説】つて漫画大好きで、俺の絵に垣野内成美と並んで多大な影響を及ぼしたんだけども あさぎり夕先生……突然男性向けエロマンガ書き始めたあとはどうなったんすかね……(遠い目)
それはともかくだ。
そのクラスメイトによる「教育」は徐々にアレ方向に向かって行くのであった。
まずは【パタリロ(そう、30年前にはもう存在してたんですよ)】……と言えばどういう方向性だったかお分かりだろう。愛田真由美に出会ったのもそれがきっかけだったが、まーだんだんキツくなってきましたわな。渡されるどの漫画も【はいからさんが通る】の少尉風の男性やバンコラン風ばかりのホモホモ漫画でしたからねえ(笑)
まだ「やおい」という言葉が『ふぁんろーど』くらいにしか載ってなかった頃の話です。
まあありがたいことに「教育」には失敗したようだが、『花とゆめ』と『LaLa』は間違いなく我がサムライハートに刻まれ、おとめ☆ちっく回路の雛形となったのだ(胸張って言うことぢゃないね)
その後も母親の婦人公論に連載してた【エカテリーナ】読んだり、【銀英伝】描くはるか前の道原かつみにはまったり(おかげで「間の楔」って小説をうっかりジャケ買いして恥ずかしくて死ぬかと思った!)
極道漫画の大家、立原あゆみが描いてた【すーぱーアスパラガス】ではTSにちょつとムラムラしたり。あと小林 瑞代の【不思議の国の少年アリス】とか【八神くんの家庭の事情】『月刊OUT』出身のやぎざわ里穂(悩ましのアルテイシアはおたくに転落した最初の一歩でしたね!)の【イブとマリア】……変化球を好むようになっちゃった。
いまだにいがらしゆみこ/栗本薫の【パロスの剣】持ってるよ!
認めざるを得ないが、女性の描くマンガは少年漫画よりも人物描写を丁寧にしていると思う。そして根っこが貴腐人だとしても直接的なエロ描写よりキャラ愛に満ちた描写が多いと思う(ハード系もあるのだ、というのは前述の【間の楔】で思い知ったけどね)
だから【赤髪の白雪姫】はちょっとショックだったぜ……「えー?最近はこんなのなんだ」……って感じで。
と言ってみたもののOP『その声が地図になる』のCDは買った(大爆発)




