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私が好きなったのは? 「人間の男。」

作者: 七瀬
掲載日:2017/10/12

私の名前は 「ミーシャ」 飼い猫です。私のご主人の名前は 「いろは」

めちゃめちゃカッコいいのです。


まさか!? 私が 『人間の男性を本気で好き』 になるとは...?

物凄く、ビックリしております。


私、こう見えて? 猫の世界では? 物凄く綺麗な猫なのですが、

ご主人の 「いろは」には...? 私の良さがまったくわかっていないの

です。


私は、もともと捨て猫で...あれは? 雨がよく降る日でした。

小さな私は、段ボール箱の中で、ありったけの声で鳴きました。

 「ミャ~ ミャ~ ミャ~ ミャ~ 」


でも、誰にも気づいてもらえませんでした。正直、声もかすれて、

諦めかけたその時に、傘をさした、 「いろは」が、私を見つけて

家に連れて帰ってくれました。


『いろはわ? 命の恩人であり、 「私の初恋の人」 です。』


それから3年! 私といろはの時間が過ぎていきました。

いろはわ? 時たま1人で泣いている時があります。私はいろはの

膝の上に座り、いろはの顔をじーっと見ます。


そうすると...? いろはが私の頭を撫でてくれます。

とっても優しく。凄く優しい笑顔で......。


私は、いろはの優しい笑顔が大好きです。私の体を触る時も、優しく

愛おしく撫でてくれます。


愛情をたくさんくれる 「いろは」を心から愛しているとはっきり

私は言えるのです。


でも、人間の世界では、「いろは」はイケメンじゃないのでしょう。

どっちらかと言えば...? どんくさいし、ダサいらしいです。


あんなに、カッコいいのに......。 人間の女性は、見る目がない

のでしょうね!


人の気持ちを、猫の気持ちを、あんなに理解してくれる人間は、

なかなかいないと思います。


何時か? 私は 「いろは」と結婚したいのです。いい奥さんになれ

る自信があります。ネズミを獲るのが得意だし。トイレも決まったところ

で出来ます。


愛しい 「いろは」を幸せにしたい。そんな事を、夢見ています。


◆◇◆◇



ある時、『猫の集会』がありました。猫の長老が私に言いました。 


 「誰か? 【人間になりたいものはいるか?】」

 「はい! 私、人間の女性になりたいです」

 「ミーシャ! お主、いいのじゃな~ 覚悟はあるのか!」

 「二度と、元の姿には戻れないのじゃよ~」

 「はい。 わかっています」

 「よかろう! 願いを叶えよう。」

 「明日の朝には、【人間の女性】になっておる!」

 「ありがとうございます。」



◇◆◇◆



次の朝、起きたら...? 人間の女性になっていました。私もびっくりでし

たが、 「いろは」の驚きようが凄かったです。


 「なんで? 家の中に女の人がいるんだ!?」

 「何処から? 入って来たの? ここ僕の家ですけど...?」

 「ご主人! 私はミーシャです。」

 「何を言ってるですか? ミーシャは、僕が飼っている猫ですよ?」

 「はい。わかっています。私がミーシャだから。」

 「ミーシャ? 首に首輪が!? ホントだ! ミーシャだー!」

 「やっと? 私は人間の女性になれたのです」

 「それにしても...? 物凄い綺麗な人なんだね~」

 「私は、猫の世界では美人だったと思います。だから、人間の女性に

なっても、そのままなのでしょう。」

 「そうなんだ~」


そうしてる間に、二人のお腹が 「グー」となった。


 「取り敢えず、朝ご飯にしよう!」

 「そうですね!」

 「ミーシャ? どっちのご飯を食べるの? 猫用? 人間の朝ご飯?」

 「今は、人間の女性です。人間用でお願いします。」

 「わかった」


そして、二人で仲良く朝ご飯を食べた。


 「ミーシャ? これから、どうするの?」

 「私は、いろはの奥さんになります」

 「はぁーーーーーー!? 何言ってるの~~~~~~!!!!」

 「そんなーーーー? 本気なの!? ミーシャ?」

 「もちろんです」


まさか!? そんな展開になるとは......?


【結婚】は、まだまだ先のお話になるのだけど...? 「いろは」は、

確実に、ミーシャの事を好きになりました。


...後は? ご想像にお任せします。

きっと? 二人は幸せですよ~






















最後までお読みいただきありがとうございました。

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