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二つの愛  作者: 秋野清香
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二つ目の愛

今日は定時で帰れるから、夕方6時にはお家に着くよ。正人の好きなもの作って待ってるよ (*^_^*)

何が食べたいかなぁ、連絡ください^o^


深夜帰宅が多い妻からのメールに僕のテンションは上がった。結婚してまだ2年目だが、妻である愛は世界的に有名な製薬会社に勤めていて、週の半分くらいは独身時代から借りている勤務先から徒歩五分のマンションに泊まり込んだり、深夜2時に帰宅し朝5時には出かけたりと忙しい。


愛との出会いはお見合い相談所での紹介だった。僕は33歳、愛は26歳だった。愛は大きな黒目が印象的だった。栗色に染めた髪をくるくるに巻いていて可愛らしい小動物のようだった。僕も愛も親から結婚を急かされていて結婚相談所に登録した共通項で盛り上がり、二回目のデートに繋がりなんとなく結婚となった。僕はあまり積極的にコミュニケーションをとれる人間ではなく、役員秘書として多くの人間と折衝する愛の高いコミュニケーション能力のおかげでなんとなくといえば聞こえは悪いが楽しい思い出だけを積み重ねて自然な流れで結婚ができたのだと思う。


結婚しても愛は仕事を続けて、甘い新婚生活を過ごすことが出来なかったのは残念だが楽しそうに仕事をする愛を見るのはとても楽しい。これから長い人生を愛とずっと過ごせていけるよう労りあっていこうと決めている。

そんな思いを込めてメールで返事をする。


サーモン茶漬けと小松菜のおひたしと唐揚げが食べたいな。サーモンも小松菜も鳥肉も全部冷蔵庫にあるから使いきってほしい。

二日ぶりに一緒にご飯を食べれて嬉しい。

僕は8時くらいに家に着くよ。


返事を送信したあとは早く愛のいる自宅に帰るために仕事へと集中した。


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